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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

ワールドカップ2010 準決勝 ドイツ-スペイン

2010-07-08 05:37:13 | ワールドカップ
ドイツ 0-1 (0-0)スペイン

ベスト8が決まった時点では南米が半数、南米vs他大陸の様相を呈していたワールドカップだけど、ベスト4になった時点で南米はウルグアイだけに。
さらに昨日行われた準決勝でウルグアイはオランダに破れ、現時点での残り3チームはすべて欧州勢。
これでワールドカップがユーロになってしまったじゃないの^^;。
それはさておき、残りチームの中で優勝経験国はドイツのみ。
厳密に言えば、1990年のイタリア大会は西ドイツだったので、統一ドイツになってからの優勝はなし。
ドイツは平均年齢も若く、特にエジル、ミュラーの20,21歳が元気はつらつオロナミンなチーム。
今大会唯一の負けも、クローゼが赤紙で10人になってセルビアに負けた試合のみ。
ミュラーが警告累積で出場できないのがどう響くか?

スペインは2008年のユーロチャンピオン。ユーロで勝つとワールドカップで優勝できないというジンクスは、竜王戦1組優勝者が挑戦者になれないというジンクスに似ている(そうでもないか^^;)。
無敵艦隊と呼ばれ、国内リーグには銀河系最強のレアル・マドリードやFCバルセロナの強豪を有するも、ワールドカップでは勝運に恵まれず優勝どころか決勝進出もナッシング。

ここはスペインに頑張って欲しい!キックオフまであと約8時間。

***

スペイン、ドイツともに国内リーグのみで構成する先発メンバー。さすがにサッカー大国。
立ち上がりはどちらもこれ以上ないというくらい慎重。
相手の様子を伺っているのがありあり。
ボールキープ率は圧倒的にスペインが高い。DFの裏にパスを通そうとする意図が明らか。
対してドイツは初シュートが30分すぎ、これまでの試合とはうってかわって消極的なのか、あるいはサッカーをさせてもらえてないのか?
前半戦は緊張したまま時間が過ぎて0-0で終了。
今回の大会は決勝Tに入ってから点が早いうちに入って面白い展開が多かったけど、この試合は膠着状態が続く暑苦しいゲーム。
後半にどう動くのか?このまま動かないで延長なんて展開はやだ。

後半立ち上がりはドイツがアクセラレートしたけど、それも束の間。
スペインがボール支配してチャンスをうかがう展開は変わらず。
膠着状態から先制点はスペイン。
CKからプジョルが頭に合わせてゴール。
この得点パターンはドイツが使うと思ってた、スペインがこの型で先制とは意外。

ここからドイツは持ち前のしぶとさがでるかと思ったけど、いまいち迫力不足。
スペインの隙のないサッカーに攻め入るチャンスがない。
クローゼも沈黙、エジルも今日はゲームにあまり出てこない。

スペインはFトーレス投入。リードしている場面で、必殺カウンターを狙う選手交代。
この采配がぴったりで、Fトーレスがフリーになったんだけど、ペドロがパスを出せずに決定的な追加点のチャンスを逸す。
それでもスペイン落ち着いて守りきり、1-0で勝利。
この大会のスペインは最小得失点差での勝利が続く。

さて、これで決勝はオランダとスペイン。
初優勝を賭けての一戦となった。
決勝Tの組み合わせが決まってから見たかった対決です、楽しみ楽しみ!
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