
6月はマコガレイ、7月はショウサイフグと神経すり減る釣りが続くと、たまには置き竿かっぽっといたらズドン!という感じの、のんびりしみじみな釣り(?)をやりたくなります。
そしてさらに、五目釣りなんていいな。本命をあくせく追わずに、釣れるものを釣るのが気が楽です。
てなわけで、ひっさしぶりに興津からの泳がせ五目に来てみました。
大八丸に乗せてもらうのは今世紀初めてかも。
十数年前に来たときは、アジを釣ってそれを泳がせて、良型のハタを釣らせてもらった船です。
いまの時期はイワシが入るので、それを餌に使います。
上の写真は、餌屋さんが来るのを待っているとこ。
大八丸の泳がせ五目は、オモリ80号の胴付仕掛け。
基本的にヒラメ仕掛けと一緒ですが、ハリスは各自好きな太さを6号から14号くらい^^;
狙いはイワシ(時期によっては小アジ)を食う魚なら何でも。
根回りを流すので、ヒラメ、マハタから、ヒラマサ、ワラサの回遊魚、カンコ、アヤメカサゴ、マトウダイなどなど、なんでも本命の五目釣り。ユルくていいじゃあないですか。船の雰囲気ものんびりしています。
そんなわけで、今日は置き竿で釣る、こんな暑いのに手持ちで底トレースなんかしてらんない、と、上のタックルを使います。思いっきりマダイ用ですね^^;
そして、仕掛けは正統派ストロングスタイルのひとつ針。
ノーモア孫針ですよ、イワシに2箇所も針刺すのはかわいそう。
場所は興津沖から大沢沖、海中公園沖あたり。
いまの時期、水深はけっこう深くて、40-60m、電動もってくればよかった^^;
沖に出てみると、真潮がかっとんでます、潮が速い速い。
台風のウネリも残っていて、釣りにくい。
さらに起伏のある場所を流すので、棚取りもシビア。
それでも意地で置き竿で釣りますよ。
最初のアタリは2流しめにコツンときました。竿を手にして食い込みを待つも、2回アタリが続いて離されてしまった。ヒラメっぽい感じでした。
その次の流しに、今度はふっともたれるアタリ。竿を手にしたとたんにズドン!
底での暴れ方はヒラメっぽい、しかも良い型ですね。
ハリス8号なので切られることはないですが、慎重にやりとり。
途中おとなしくなって、中層でひとあばれ、これはヒラメと確信しました。
どーん、とゆうに4kgオーバー、かなと思ったのですが、後から計ってみたら3.8kgでした、夏ヒラメは軽いですね。
いきなりクーラーに曲げて入れるサイズ。
これで2kgのマハタに4kgのヒラマサが釣れちゃったら、クーラーに入らなくなってしまいます、どうしよう。
かなりマジで心配したのですが、例によってそんな心配は無用でした。
モゾモゾってしたアタリはマトウダイ。
ゴゴゴッと軽いアタリはアヤメカサゴ。
いい感じでアタリが続くので退屈はしません。
船長は、あっちの根、こっちの根と海が悪いなか攻めていきます。
マハタとヒラマサどちらか欲しいなー、、と最後までがんばるも、タイムアップ。
ヒラメ、マトウ2、アヤメ2でクーラーはそこそこ埋まりました。
守谷海水浴場は大賑わい。
朝のコンビニも海水浴客で溢れていましたよ。
久しぶりにきた大八丸、この船長は温和でいい船長なんですよね。しかし、この日は2人いた^^; ひとりが操船、ひとりが中乗りさんで面倒みてくれました。十数年前にきたときは一人だけだったけど、どっちの人だったのだろう?まあ、とにかく懐かしい船でした。
どうも今日は底潮が100K、いや、ひゃっけぇらしいです。それで魚の活性もいまいち。
また機会をみて、遊びにきます。
[興津港 大八丸]
0470-76-0161
乗船場は漁協前、船で受付。
30cmのアヤメカサゴは久しぶりに釣りました。
派手な体色なので嫌う人もいるけど、普通に美味しいカサゴです。
冬よりスリムな夏のヒラメ。
しかしエンガワはたっぷりとれますし、年寄りには脂が少なくさっぱりした今のヒラメの方が好まれるかもしれません^^;
というわけで、ヒラメ半身とマトウとアヤメは年老いた母親にプレゼントとなりました、もちろんもれなくフグのおまけつき(^^)
船は当時と変わらないような・・・1度乗ったきりだったし・・・^^;^^;
船はたぶん5t船で、おそらく35年前なら最新モデル(ほんまか?)
しかし、その頃は船長も若かったんでしょうねー。
いつまでも元気に舵とって欲しいものです。