
来月横浜にやってくる宮城のグルメ。仙台牛に続いては、こちらは超有名な一品、笹かまぼこです。
笹かまぼこといえば鐘崎。
わたしもこれまで、お土産にいただいたり買って帰ったりすること幾数度。
鐘崎の笹かま館は、工場見学や体験試食もできます。観光で立ち寄るにもうってつけ。
笹かまぼこの大きなオブジェ。
このコーナーでは昔ながらの製造方法が展示されています。
笹かまぼこのルーツは、かつて仙台湾でヒラメが大漁だった頃に、ヒラメを美味しく食べて保存もきくように作られたこと。今でも仙台湾はヒラメの宝庫なんですが、昔はもっともっと捕れたんだろなー。
当時は笹かまぼこの名前は統一されておらず、その形状からべろかまぼこ、このはかまぼこなどとも呼ばれていたのですが、伊達家の家紋にある竹にちなんで笹かまぼこと名称が統一されたとのこと。
神奈川では小田原の板かまぼこが有名ですが、小田原かまぼこが蒸すのに対し、笹かまぼこは焼くのが特徴。
かまぼこ造りの歴史からみると、焼きかまぼこの方が歴史が古いようです。
ぷりっとさくっとで微妙な歯ごたえが違いますが、どちらも美味。
ヒラメ100%の高級笹かまぼこもありますよ。通常はイシモチやタラ、イトヨリなどを使います。
こちらは焼きたての笹かまぼこが試食できるコーナー。
右にみえるのはマスコットキャラクターのキチジくん、超高級魚ですね。
ツリオヤジにはキンキで名が通ってます、この魚は釣りにいったこともありますよ。
焼きたての笹かまぼこを試食させてもらいました、これ、めっちゃくちゃ旨い!
その他にも、食堂や自分で笹かまぼこを焼いて食べられる体験スペースなど盛りだくさんな館内です。
内容は笹かま館のサイトでも見られます。
笹かまぼこにも使われている「仙台せり」は次回エントリーのキーワードです(^^)
この大漁旗は、お土産に買って帰りました。この日にワインと一緒にいただいています。
さて、笹かま館のもうひとつの見所は、仙台七夕飾りを展示した、七夕ミュージアム。
神奈川でも平塚たなばた祭りが有名ですが、平塚と仙台、小田原かまぼこと笹かまぼこ、神奈川と宮城は共通点が多いです。
時代によって変わる七夕飾りが展示してあります。七夕の歴史は伊達政宗公の頃まで遡りますよ。
会長さんのキャラクターも濃いです(^^)
短い時間でしたが、笹かまぼこについていろいろ学ぶことができました、丁寧に説明してくれた大月さん、ありがとう!
こちらの笹かまぼこも、4月6日(水)から4月12日(木)の間に、そごう横浜店で開催される「宮城の物産観光展」で出展される予定です。
さて、宮城グルメツアー、まだまだ続きます。
[宮城の食と文化のアミューズメントパーク 笹かま館]
仙台市若林区鶴代町6-65
10:00-18:00
http://www.kanezaki.co.jp/belle_factory/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます