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同人戦記φ(・_・ 桜美林大学漫画ゲーム研究会

パソコンノベルゲーム、マンガを創作する同人サークル

ガクブル 【アサヒ】

2009年06月13日 | ひとりごと
桜美林大学が大学見学に来る高校生に配っている卒業生の就職実績の書類を見ました。

その書類によると大学全体で94%以上の学生が無事に就職しているという統計です。

私やA、1966、綾瀬憂菜さん、¥堂が所属する就職ワーストの総合文化学群(芸術系)ですら90%以上の就職率であるとされています。

ちなみに、私の知り合いの先輩20人の中のうち就職した(できた)のは4人でした。

ある教授2人にこの統計を見てもらうと「これ、桜美林大学の実績?」と笑っていました。

「大学がどういう計算でこの就職率90%以上という数字を出したのかが疑問」だそうです。

大学側としてはこの少子時期にありのままの就職率を表記したくないでしょう。


この就職率を信用し大学に入学した高校生と保護者は、現状20~30%程度の就職率だということを3年次にその身をもって実感することになるのに…。

大学の就活コーナーの書類のうち、2割が専門学校や他大学への編入、3割が地方警察官の募集です。


いろいろ考えた私の手元には「退学届」がある。

私たちが目指すクリエイター系の就職は学歴不問である。

大学を中退しフリーターしながら技術を磨いたほうが賢明なのは事実である。

大学の授業は時間の浪費なので、自主退学は合理的かつ建設的な選択肢の一つだと思う。


どの業界に進むにしても、コネや二世という特権はもっとも効力のあるカードだとわかりました。

友人は親のコネでとある芸術系の特殊技能の検定に高校生時に合格し、大学の暇な時間にバイトをして月20万以上の収入を得ています。

「生まれながらにして人はみな平等である」という言葉が存在する理由は、「人はみな決して平等ではない」からです。


日常に埋まっている成功への切れ端に気づける能力がほしいです。

しかしそれもまた己の運によるのかもしれません。