大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

8月28日(金) 追浜道場

2020年08月30日 | 追浜道場

押忍! 追浜道場の小林です。

今回は途中参加の為、前半がわかりません。

参加人数は、15人くらいだったと思います。(すみません)

 

【対面練習】

ペアを組んで、相手の構えたところに正確に当てる練習。

①ジャブ ②ストレート ③ワンツー ④ワンツーフック ⑤ワンツー回し蹴り など

 ※攻撃側は、相手の掌に拳を正確に当てることを意識する。

 ※防御側は、相手の攻撃を掌と腕を使って、正確に受けることを意識する。

 

少し慣れてきたところで、防御側がたまに反撃をして、それを交して攻撃する練習。

 ※反撃をかわす際に、あまり後ろにのけ反ったりすると、次の攻撃にうつるのが遅くなるので注意。

 ※上半身だけではなく、足も使って、相手の反撃をかわすことも意識する。

 ※常に攻撃に転じられる様に、重心の移動や相手の嫌な方向に動くことを意識する。

 

そのまま、ミットをもって、より早く、強く打撃が出せるようにする練習。

 攻撃と防御を3分交代で行い、相手を変えて3ラウンド。

 ※ミットを持つ人が変わると、攻撃する場所やタイミングが変わるので、いろいろ試す。

 ※攻撃だけに集中して、間合いが近くなりすぎない事にも注意。

 

【マスクと拳サポーターを付けての対面練習】

攻撃側と防御側に分かれ、1分間の攻防でローテーション。

防御側は、構えた状態から足を動かさず、左手で帯を掴み、右手と頭を振るだけでよける。

攻撃側も、構えた状態から足を動かさず、左手だけで攻撃する。(ジャブ、フック、アッパーなど)

 

少し慣れてきたところで、攻撃側は右手も使って攻撃。

 ※足が動かせないので、強打は出来ない為、開いているところや、ボディなど、

  上下に分けて当てられるようにする。

 

【自由練習】

今回は、TS井さんにお付き合い頂き、マスクの攻防の延長戦をしました。

足を使って、少し強打も混ぜながら行いましたが、TS井さんのガードや、

頭や上半身の動きが素早くて、ほとんどちゃんと当たりませんでした。

当てよう当てようと思うがあまり、間合いが近くなりすぎて、

TS井さんの掌が常に面の前に広がっていて、これが試合だったらと思うとぞっとしました。

 

 関東大会が急きょ無観客で開催されるみたいですが、出場される選手の方々、頑張って下さい。

 今回は、応援にもセコンドにも入れないようなので、いろいろ大変かと思いますが応援しております。

 

 8月も終わるというのに、まだまだ猛暑日が続いています。

 体調管理に気を付けて、乗り切っていきましょう! 押忍!


2020年8月25日(火)久里浜クラス稽古日誌

2020年08月28日 | 久里浜道場

 相変わらず暑い日が続きます。この日は中学生たちがテストの関係でいつもよりやや少なめの12名の参加でした。中学生のみなさん、テスト頑張って下さい。

1.準備体操

2.基本稽古:フォームを確認しながら、コンビネーションを数種行いました。ジャブ、ワンツー、ステップ左ハイ・ワンツー、右振り抜きの回し蹴り・その足で後ろ回し蹴り・その足で振り抜きの右回し蹴りで1回転などのメニューでした。

3.対人稽古:後ろ蹴り・横蹴り中心に行いました。

①ローを蹴り、相手にそのローをすかされたらその足で横蹴りへの連携:組手を意識した動きです。ローをすかされ、相手が蹴り終わりをねらって前へ出て来るのに合わせて横蹴りを合わせます。カウンター気味に入るので、効果もありますが、それとともに、その後、相手が前に出にくくなるという精神的プレッシャーにもつながります。同じ動きを、蹴り足を変えたり、後ろ蹴りでの反撃に変えたりするなどしてバリエーションを変えながら行いました。ポイントはタイミングと、特に距離です。距離が悪いと詰まってしまいまともに蹴れません。

4.技研究:交互に指定された技を出し合い研究しました。

①左の突き

②ワンツー

③前蹴り

④横蹴り(関節蹴り含む):相手の袖を取りながらサイドに移動し、相手を崩すや否や関節蹴りを蹴ります。非常に恐ろしい技です。

5.組手1.5分×5R:久しぶりの連続の組手でした。暑さとマスクでバテましたが、気持ちが引き締まります。言うまでもなく重要な練習です。

6.自由稽古:高校生のA君が「マスクに慣れないと…」とつぶやいていたので、すかさず声を掛けて一緒にマススパーを行いました。慣れるまで、専門ルールの距離は難しく、私も「自分のパンチは当たらないのに、なぜ先輩方のパンチばかり当たるんだ?」と悩んだものです。(今も先輩方に稽古をつけていただくと悩みは尽きませんが…)A君がつぶやいた「まずは慣れないと…」はまさしく第1歩です。少しずつ慣れていきましょう。しかしA君、思い切りが良くパンチも強いです。その良さを生かしていくとよいと思います。

 来週から9月です。そろそろ暑さが落ち着いてほしいですね。(いつも同じことばかりですが…)


2020年8月21日追浜道場

2020年08月27日 | 追浜道場

押忍。追浜道場の田高です。
遅くなりましたが、前回の稽古を振り返ります。


基本稽古
足のステップと蹴りを織り交ぜた稽古でした。

・ジャブ、ステップインジャブ、ダブルのジャブ、バックステップジャブ、ダブルのバックステップジャブ
ステップインの時に、後ろ足が遅いと、2本目3本目の前身に繋げられないので、後ろ足は必ず付いて来るようにします。

・ワンツー前蹴り

・前足前蹴り、回し蹴り、ワンツー、回し蹴り

・横蹴り、ワンツー、横蹴り
横蹴りはくるぶしとお尻のラインを意識して蹴ると、お尻側の力が使えます。

 

 

対人稽古

かけ蹴りを練習しました。
足の動きだけでなく、上半身の連動も必要になります。

・かけ蹴り単発

・回し蹴り、かけ蹴り

・ジャブ、ヘッドスリップ、ストレート、かけ蹴り、ハイキックのコンビネーション

 

後半は膝蹴り中心の対人稽古でした。

・膝蹴りで相手を押す

・膝蹴りで技をつなげる

・膝蹴りのガード

・跳び膝

 

自由稽古
小林さんに相手をお願いして、

・ミットで膝蹴り練習

・軽い膝蹴りの攻防

を行いました。膝蹴りの際の重心移動や相手の上半身のコントロールを見直しました。

以上です。
まだまだ暑さが続きそうですが、頑張りましょう!押忍!


涙のわけ

2020年08月26日 | その他

2018年の12月に行われた世界大会。

ある選手の写真。

−270クラス(※)で優勝し、試合場を後にするロシア人。

彼は勝ったのになぜ泣いているのでしょう?
試合でどこか怪我でもしたのでしょうか。

違いますね。

っと、嬉しくていているのです。

泣くということは、それだけ想いが強いということ。
この世界大会に懸けて来たということではないでしょうか。

この大会では、大人の男性の試合は、トーナメント方式でした。

つまり、一回負けたらそれで終わり。二試合目は、ない。

たくさん稽古を積んで、長時間かけて日本に来ても、わずか3分の試合で明暗が分かれる。
彼は勝ち進んで、四試合も行った。

日本とロシアは、直線距離で3,600kmもあり、彼らがロシアのモスクワ空港から直行便で来たのだとしたら、成田空港(千葉県)まで9時間〜10時間もかかるらしい。

試合の数日前に来日して、どこかで泊まったとしても、そこからまた試合会場のある愛知県名古屋市まで来たというのか。
遠すぎる…。

もちろん、ロシアだけに限らず、ほとんどの国の選手が長時間かけて日本に来たのでしょう。

ロシア人って、怖いイメージがあったけど、この選手を見てちょっと印象が変わった。
この後もしばらく泣いてたし。

世界大会は四年に一回しかないから、次に行われるのは2022年の年末くらいかな。
意外にそう遠くないですね。

以上、太田でした。押忍!

(※)身長+体重が270以下ということ。

彼の場合は、身長185cm+体重84.9kg=体力指数269.9

リミットギリギリだ!


2020年8月18日(火)久里浜クラス稽古日誌

2020年08月23日 | 久里浜道場

 お休み明けの稽古でした。が・・・、猛暑日が続くさなかで、この日ももれなく猛暑日でした(笑)。そんな暑さにも負けず、約20人の参加でした。この日は組み技の日です。

1.準備運動

2.基本の確認:コンビネーション中心に行いました。

①ジャブ②前後移動してワンツー③ワンツー・右ハイ④左ハイ・ワンツー⑤左膝・右ロー・ワンツーなど

3.対人での基本:後ろ蹴り(蹴った後また元の構えに戻るパターン)中心に行いました。

①後ろ蹴り:足のコントロールを行い、狙ったところを安定的に蹴ることができるようにします。蹴ったあとは、逆再生のように元の構えに戻ります。この際、バランスをとるのが意外に難しいです。

②右回し蹴り・後ろ蹴り連携:右で回し蹴りを蹴り、戻しながら回転して右で後ろ蹴りを蹴ります。回転の向きが動作ごとに逆になるのでバランスをとるのがとても難しいです。

③右回し蹴り・ワンツー・後ろ蹴り:手技が入ると距離の調節が難しく、どれかが詰まってしまいがちになるので注意が必要です。

4.立ち組:この日のメインテーマは「足払い」でした。

①横移動時での送り足払い:この練習では、「手だけ」「足だけ」と分解して行いました。「手だけ」の練習は相手の重心を操作するいわゆる「崩し」に注目した練習です。揺さぶっていた相手の体を、払う直前に大きく揺さぶり、「引き戻す」のがポイントです。「引き戻す」ことで相手の上半身と下半身がバラバラになり、安定感が亡くなりますので、足払いがかかりやすくなります。「足だけ」の練習は「払う動作」の練習です。足を払うタイミングや方向などを確認するのに集中できます。また、「払う時は、腰を回して足を送り出すように大きく払うこと」。「足払いを掛ける時に少し相手との距離を詰めること」。がポイントです。

5.払い釣り込み足:相手を前に押し、相手を吊り上げながら崩し、相手の両足を前方向に払いながら、相手の上体を回し倒す技です。支えつり込み足に似ていますが、いろいろ全然違います。打撃からの連携も教えていただきましたが、私は組んでから相手を投げることでいっぱいでした。相手の体を崩すのが難しかったです。

6.立ち組乱取り4ラウンド:お互いに片袖を持ち合っての乱取りと、フリーの乱取りを行いました。お互い相手の片袖しか持っていないので、足払い中心の乱取りになります。片袖だけなのでなかなか技がかかりません。「いかに相手の体勢を崩すか?」が重要になってきます。軽めとは言え、久しぶりに立ち組の乱取りを行ったらバテバテでした(笑)。

7.自由練習:Kさんとミットを行いました。最後の方は暑さでバテバテでしたが、いい練習になりました。ありがとうございました。

 暑さも多少は落ち着いてくるとのことです。せめてもう少し過ごしやすくなってほしいですね。