大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

関東地区交流試合②

2019年11月30日 | 試合記録

これまで、いくつかの大会に出場してきたけれど、なかなか勝ちに恵まれなかったSさん。 

しかし今回、二つ年上の相手に念願の初勝利!

『継続は力なり』を証明してくれました!
やったー!

勝つことが全てじゃないけれど、一回でも勝てると少し自信が付くようになります。
良かったね!


2019年11月22日追浜道場

2019年11月28日 | 追浜道場

押忍!追浜道場の田高です。

この日の稽古参加人数は一般部16人、少年部7人の計23人でした(たぶん)。

基本稽古と移動稽古から始まり、技の見直し、休憩を挟んで約束練習、組手、自由稽古の流れでした。

○前半の基本と移動では、普段あまり行わないコンビネーションも含めて稽古しました。

○技の見直しでは、前足の前蹴りを軸足を前に送りながら蹴る練習を行いました。イメージとしては、蹴り足を上げつつ、軸足で前にジャンプし、着地と同時に蹴り足を伸ばします。感覚を掴むまではやりにくいので、繰り返し練習しましょう。
相手が想定している間合いの外から蹴れるので、私も時々使っています。ジャブのように次に繋げやすい蹴り技です。
この蹴り技からのコンビネーションも練習しました。蹴った足をそのまま軸足よりも後ろに着き、ステップして上段回し蹴りに繋げます。一本目の蹴り足で踏み込むことが、威力を出すために必要です。

○約束練習では相手の掌底ロングフックに対しての防御・反撃のパターンを練習しました。相手の技に対する防御・反撃がワンパターンになってしまうと、動きを読まれるのでいくつかのパターンを身につけておく必要があるとのことです。
両手で相手の肩〜胸をプッシュするストッピングでは、自分の腕の中に頭を隠すことがポイントです。また、そこから膝蹴りに繋げる練習も行いました。膝蹴りをするときに上体が反らないことがポイントです。

○その後は自由組手、自由練習と続きました。

寒さが厳しくなってきましたが、体調管理に気を付けて頑張りましょう!


関東地区交流試合①

2019年11月27日 | 試合記録

押忍!

11/24(日)に、東京の中央区立総合スポーツセンターで、関東地区交流試合が行われました。 

横須賀・湘南支部からは、シニアが3名と、子供達が9名も参加。
少しですが、太田がその大会をレポートいたします。

まずは、試合の数日前から直前まで、「緊張する…」と何度も言っていた初出場のN先輩(緑帯)。

それでも、ウォーミングアップの時から動きがかなり良かったし、試合でも同じように動けていました。
フットワーク使えるし、上段蹴れるし、首相撲も上手い。 

本当にガチガチに緊張している人は、左フックをダッキングでよけたりできませんから!
(≧∀≦)

一勝一敗で決勝には進めませんでしたが、初出場の大会で黒帯に勝つ大金星!

試合後のコメントは、

「緊張したけど、楽しかった」

生きてる実感、味わっちゃいましたね!


2019年11月19日(火)久里浜クラス稽古日誌

2019年11月21日 | 久里浜道場

今日は立ち技の日。18人くらいの参加でした。

今日は基本の応用も含め、初めからパンチのコンビネーションとディフェンスの動きとそこからの反撃をテーマに行いました。

①対人でジャブ、ジャブ・ワンツー、ジャブ・ワンツー・フックの確認:相手の掌にパンチを打っていきます。受ける方もディフェンスの動きを確認します。

②単発のジャブ・右ストレートを交互に打ち、それをかわす練習:バックステップ、スウェー、ヘッドスリップ等でかわします。「かわし過ぎる」と反撃の反応がとても悪くなります。「ギリギリで」と心で唱えながら見切ります。

③②に対してカウンターのローを合わせる練習:攻撃に対してスウェーでかわし、同時にローキックを返します。その場でスウェーではバランスが崩れたり距離が詰まったりしてしまいます。スウェーしながら足をスイッチすることがポイントです。これにより、効く蹴りが蹴れ、距離をうまく調節できます。これも距離感が難しいですが、うまくいくと攻防一体の良さを実感できます。

 少し休憩ののち…

④マスクを相手に持ってもらい、実際に打ってコンビネーション練習:この練習はコンビネーションの研究はもちろんですが、基本的に「マスクをかぶった相手をしっかり叩けるか?」という、メンタル的なトレーニングも重要な要素です。「好きなだけたたいていいですよ」といわれると(そんな人はめったにいませんが…)初めのうちはひるんでしまいます。たいていは顔面をたたくことに慣れていないためこのような練習はとても大切です。

⑤フックに対するディフェンス(スウェー、ダッキング、ガーディング):左右のフックを様々な方法でディフェンスします。まずはそれぞれの動きを確認し、ガーディングからの膝蹴りの返しや、バックステップからの反撃など、反撃を入れて攻防の要素を増やしていきます。フックしか来ないので体の動きを覚えるにはもってこいです。

⑥⑤の動きに反撃:前蹴り、掴み、練習したスウェーからのローの返し等を入れていく練習です。これもフックのみに限定しているので比較的落ち着いて反撃のバリエーションを考えたりタイミングを確認したりできます。フリーのマスも大切ですが、一つ一つの技の精度を挙げたり、細かい動きを確認したりするには約束の技術練習はとても効果があります。フリーのマスの時にたま~に技研で練習した技が出る局面があります。そんな時はとてもうれしいです。

⑦パンチのみのマス:話は脱線しますが、マスをする時いつも思うことがあります。フリーになると、個人的には「フリーであるが故の不自由」を感じます。哲学的な感じになりましたが、「何をしてもいい」と言われると逆に「何をしたら効果的なのかわからない」状態になります。わかりやすく言うと「思うとおりに行かない」のです。しかし、それがそもそも戦うということなのかもしれません。総合的に戦い方を組み立てることができたり、バラエティ豊かな技がたくさん出たりすることを目指していきたいと思います。「何をしてもいい」と言われたら、「あれもこれもいっぱいあるけど、どれにしようかな」と選ぶことができるようになるのが理想です。ただ、それに向けての「試行錯誤の作業」は割と好きです。

⑧自由練習

早いもので11月も後半に差し掛かりました。気が付けば今年の稽古ももうあと少ししかありませんね。今年の稽古もあとわずか、みなさん一緒に頑張りましょう!