押忍。
追浜道場の田高です。
今回の稽古参加人数は18人でした。
後半の練習内容を記します。組技の日(通称:畳の日)でした。
流れは、①手押し前転、②体幹トレーニング?、③蹴り足キャッチからの投げ、④蹴り足掬いからの投げ、⑤三角締め、⑥自由稽古でした。
①手押し前転
ペアの人に手押し車の要領で両足を持ってもらい、足を前方に投げてもらいます。背中が勢いよく地面につかないように腕の力で自分の身体をコントロールします。
②体幹トレーニング?
ペアになって向き合い、一人が相手に飛びつき、足で相手の胴をホールドします。もう一人は飛びついてくる相手の落下を屈伸運動で吸収し、跳ね上げます。これを繰り返しました。飛びついてくる相手を受け止める際に腰を曲げてしまうと、腰にダメージが行くので、腰は伸ばしたままにします。
③蹴り足キャッチからの投げ
ミドルキックをキャッチして、大内刈りに繋げます。刈る足を途中で止めず、刈りきることがポイントです。
④蹴り足掬いからの投げ
先々週の稽古で練習した、ミドルキックを掬う受けから軸足を払う投げに繋げます。投げのポイントは腰、膝、足の裏の3点で相手の身体を浮かせるようにコントロールすることです。ここで先ほど練習した「②体幹トレーニング?」の動きが活きてきます。
⑤三角締め
下からの三角締めと上からの三角締めを練習しました。下からの三角締めは、相手を引き込んでから三角締め。相手の身体と自分の身体が直角になるような角度で締めると極まりやすいようです。
上からの三角締めは、支えつり込み足で投げてから、マウントでの三角締め。そこから下からの三角締め→腕十字につなげる練習をしました。
私は三角締め、うまく極められなかったです。絞め技はコツがあり、それを掴むとうまくできるようになる技が多いので、次回以降重点的に練習していこうと思いました。
⑥自由稽古
私は小林さんとガードポジションからの攻防練習を行いました。
今日は蒸し暑さに加え、虫がたくさん入ってきて集中が切れやすい日でした。何人か怪我をされている方もいました。冬に比べて身体が温まりやすいので準備運動が足りなくなりがちですが、しっかり準備運動をして稽古に挑みたいところです。
今日の稽古は16人の参加でした。まずはバランスを含めたストレッチの準備運動、その後移動しながらの基本です。内容はコンビネーション中心の動きです。まず、ワンツー。オーソドックスの構えから、左・右のワンツーと右・左のワンツーを交互に行います。次は、ジャブ・ワンツーと、右・右左のワンツーを交互に行います。逆の動きは本当に難しいです。その後、4連打のコンビネーションです。①ジャブ、中段ストレート、左フック、右アッパー。②ジャブ、右フック、左アッパー、右フック。③ジャブ、右アッパー、左フック、右ストレート。力を抜いて、まず動きを覚えることを中心に行いました。そして、前屈からの前蹴り、回し蹴り、並行立ちでの後ろ蹴りのバランス練習を行い基本終了。この日は蒸し暑く、この時点で汗びっしょり。
休憩後、対人の技術練習を行いました。内容は、ジャブ、ワンツーを掌に向けて打ちます。効果的な距離(打つ側、受ける側共に)を意識して行います。その後ミットを使ったコンビネーション練習です。①ジャブ、ワンツー、受け手のジャブの反撃を右ヘッドスリップでかわして右ストレートの反撃。相手の攻撃への反応がプラスされます。②ジャブ、ワンツーを受けてからの左ジャブの反撃を右ヘッドスリップでかわして右ストレートの反撃。さらにそのあと、受け手の右ストレートに対し、左ヘッドスリップでかわし、左アッパー、右ストレートのコンビネーションでの反撃。皿に相手の反撃が増えて難しくなります。③ ②までの動きの後、受け手がミットを構えた場所への蹴りに繋げます。ランダムの反応が加わるので、より一層難しくなります。ちなみに、ミットを持つ側もだんだん難しくなり整理しないとわからなくなります。このように、基本練習から、系統的につながっていった今日の練習でした。少しずつレベルアップしていくので、技のつながりがわかりやすく練習になりました。一連の練習のポイントは「反応」だと思いました。打つ側も、受ける側も、決められた動きに反応できるか?ということが重要ポイントです。もちろんすぐには反応できませんが、まずは、約束して決められた形から練習していくと、技のつながりや、体の動きが少しずつ身についてくるのだと思います。事実、何度も繰り返していくうちに、お互いの動きは良くなっていきました。最後は自由練習の時間でした。私は、Kさんとミットを使ってコンビネーションの復習を行いました。強打ではなく、一連の体の動きをスムーズにすることを意識して練習しました。今日練習したことをお互いに確認しながら行うことができてよかったです。
こんにちは、岡本です。
空梅雨と言われてますが、土曜日は梅雨らしい天気でした。防水のリュックカバーが役立ちました。今日、日曜日は雨が降らなかったので、用事ついでに大和まで自転車で行きました。いい運動になりました。
それでは辻堂土曜の稽古日誌です。
今日のテーマは回転(サークリング)からの攻撃です。
相手の攻撃を防御しながら回転することはよく使う技ですが、大抵は自分の重心がブレてしまい、その後すぐに反撃ができません。今日はその練習です。
■基本稽古
ワンツーから180度回転してストレート。
ワンツーフックから90度回転してストレート。
ワンツーから前蹴りをして180度回転してワンツー。
■対人稽古
移動稽古は行わず、対人稽古をしました。
相手のストレートを対角線へ交わして45度から90度回転しながら左ボディ、
そこから右ストレート、または右上段、もしくは右の膝へつなげます。
最後の右の攻撃は突き蹴りを同じフォームから打ち、相手の防御を惑わせることが
目的ですが、めっちゃ難しいです。。。
回転した時の軸の安定や、突きと蹴りを連続して出すための重心移動がとても
難儀です。組手で使うためには無意識に動けるようにしたいところです。
今日は頭をたくさん使う練習でした。
小久保です。 遅れて途中参加なのでわかる所から。
★スナップの回し蹴り、内回し蹴りを組み込んだコンビネーション。
★ロー、ミドルのカット
右ローに対し、左右の足でカット。左ローに対しても左右の足でカットできるように練習。
注意点は、ローが来る前にカットのように足をあげてしまうと、軸足を刈られたり、
バックステップができなかったりと、とてもバランスが悪く無防備に近い状態になてしまいます。
★左上段フック→右ローに対し、上腕ガード→カット
この時フックをガードした直後、次の攻撃(右ストレートなど)を、もらわない位置まで、
バックステップで距離を取りローをカット。常に相手の攻撃に対応でき、自分が攻撃しやすい、
位置や、距離感を保てるといいみたいです。
★約束組手
攻撃側はジャブ→ロー・または、ワンツー→ミドル。
防御側はそれを、パーリング、バックステップ、カットなどで対応
★自由組手
特に、今日教わったことを、意識しての組手。
★自由練習
みなさん各々汗をかいていらっしゃいました。
僕は、逆構えでの寸止めスパーを、W先輩に相手をしていただきました。
コテンパンにされました。(笑)それよりも、どこかに力が入っているのか、
不慣れなだけなのか、すぐに息が上がってしまいました。また難題が・・・(苦笑)
この自由練習の時間、短いですが、すごく集中して練習していたり、
あれこれ考えていたり、課題を用意してきたりする道場生は、
やっぱり強かったり、急成長していたりと納得です。見習わなくては。
今日の参加者は、約20名。蒸し暑い体育館でしたが、稽古中は、
みなさん気にならないほどの気合が入っていたと思います。
押忍。ありがとうございました。