大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

6月23日(金) 追浜道場

2023年06月27日 | 追浜道場
押忍! 追浜道場の小林です!
この日の稽古参加は16名でした。

【基本稽古】
 回し受けをゆっくりと正確に行いました。
 三戦立ちは、前に出した右足は外側をやや内側に向けて、後ろの左足は外側がまっすぐになるようにして、やや重心を落とし、ひざからももまでを内側に締めて立つ。
 右手首を曲げて手刀を作り、右ひじの下に左手の手刀を置いて構える。
 右手を内側から回し、左手を大きく上から回しながら、それぞれの手を体の中心を通して、上段と下段の中心に掌底で構え、そこから脇まで引き、ゆっくりと息を吐きながら両掌底を前に出す。
 この要領で、横、後ろ、下を行いました。

【コンビネーション】
 左ジャブから左ボディアッパー、右ストレート、上段回し蹴り、を含め3~4パターンを行いましたが、覚えておりません。すみません。

【受け身の基本稽古】
①ひざを抱えて、背中を丸めた状態で、後ろに転がり、頭がつかないようにして戻る。
②後ろ受け身は、頭を地面に打たないように顎を引き、両足を高く上にまっすぐ上げる。同時に両手で畳を強くたたく。
③その場での横受け身は、②のように両足をあげて、体は正面を向けたまま、片手で畳を強くたたく。
④横受け身は、腰を跳ね上げて体をひねり、足をつくと同時に、片手で地面を、もう片手を腹に当てて受け身を取る。この時におろした足がもう片方の足にぶつからないように注意する。
⑤足を空中で回転させながら腰をきり、片方の足先をもう片方の膝の内側で挟み込み、三角締めの足の形で上体を起こす。
⑥後ろ受け身から戻る時に、四つん這いになり、片手で上半身を支えて、片足を腹の内側から滑らせて抜き、3回目に反対方向に後ろ受け身。
⑦畳の線に合わせてひざ立ちして、両手を床につき、ジャンプして線を越えて反転してひざ立ちになる。これの繰り返し。

【対人稽古】
①片ひざ立ちしている相手を支えつり込みで倒し、そのまま自分の股の間に頭を引き寄せて、そこから腕ひしぎ逆十字を極める。
 ※引く方の腕は、相手の袖を下からしっかりと絞って握り、腕を切られたりしないようにする。
②寝ている相手の肩をサイドから両腕で押し、反対側の肩と床のすき間に足を入れ、そこから素早く腕ひしぎ逆十字を極める。
 ※肩のすき間になるべく深く入ることで、腕ひしぎが極まりやすくなる。
③ガードポジションから相手に両腕を襟のあたりに出してもらい、下からひざを絞って両腕を極め、そのまま絞める。
④お互いにひざ立ちの状態からの攻防。

【自由稽古】
 S原さんに相手をして頂き、相手を崩すときの力の入れ方を研究しました。普段から力を入れすぎてしまっているため、組技になるとすぐに息が上がってしまうのですが、崩す瞬間だけ力を入れて、あとは脱力すると息が上がらないとの事で、いろいろと試してみました。崩す際も腕だけではなく、少し体重移動を一緒にするだけで、全然違うことも教わりました。なお、一番勉強になったのは、寝技で上になった時に慌てて腕を取って極めに行くのではなく、相手の動きを制して上から体重をかけるだけで、私の場合はそれだけで立派な圧力になるということ。相手の体力を削って、疲れさせたところでマウントパンチや腕がらみ、腕ひしぎなどに移行した方がよさそうだということでした。S原さん、いつもながらありがとうございます。

 だいぶ暑くなってきましたが、普段から水分を取って、よく食べよく寝てよく動き、夏バテ知らずの強靭な肉体を作っていきましょう! 押忍!

2023年6月16日追浜道場

2023年06月23日 | 追浜道場


押忍!追浜道場の田高です。
6月16日の稽古日誌です。

[基本]
・ジャブ、左アッパー、右ストレート
・ワンツー右ウィービング、ワンツースリー、左ウィービング
 ウィービングで前に後ろにステップしました。その他いくつかコンビネーションの練習をしましたが、暑さで失念してしまいました!すみません!


[対人]
・フックに対するウィービングで前後ステップ
 上半身と下半身の動きを連動させるのが難しいです…。

・フックに対して色々なガード
 ワンパターンのガードだと、そのガードを読まれて逆に狙われてしまうので、ワンパターンにならないよう、スウェーやガード、ブロックなども織り交ぜて練習しました。

・フックと前蹴りに反応
 上述のフックに対してワンパターンにならないようにするのと同時に前蹴りにも反応できるようしました。特にフックだと思って潜った時に前蹴りだと、とても危険です。


休憩挟んで後半


[ミット稽古]
・ミドル
 ペアになって3分2ラウンドミドルの練習です。同じ人が続けて2ラウンドやります。それぞれのミットの特性を踏まえて、各々やりたい練習に合わせてミットを選択しました。ミドルは蹴る時に体が曲がらないように注意がありました。体軸を真っ直ぐに立てたまま蹴ります。


・ジャブストレートに対する反撃
 パンチングミットに持ち替えて、ジャブ、ストレートを打ってもらいます。それに対して、頭を振って避けます。その後、ストレートで伸びている相手の腕に自分の手を添えて距離を取ってミドルキックに繋げました。また、ストレートから戻る腕を引っ掛けて、引きつけながら膝蹴りも練習しました。



[自由稽古]
交流試合で優勝してきたR君とスパーリングをしました。手技は全て有りで、足技は膝蹴りだけの限定スパーです。パンチの間合いで膝を自然に突き刺せるように意識しました。
軽いパンチの撃ち合いでも、膝が入ると緊張感が段違いで面白かったです。



稽古内容は以上です。
今回、審査結果の発表があり、昇級者が発表されました。おめでとうございます!

追浜道場はエアコンがなく、かなりきつい時期になってきましたが、水分補給に気を付けて頑張っていきましょう!水だけだと危ないらしいので(経験あり)、スポドリも飲むようにしましょう。

2023年6月13日(火)久里浜クラス稽古日誌

2023年06月19日 | 久里浜道場
この日は16名の参加。北下浦コミュニティーセンターでの稽古でした。
1.準備運動
2.基本稽古:対人で基本の見直しを行いました。
①回転の力を使って重さを意識したミドル:腰の回転を意識したミドルの練習です。バットを振るように、足を棒のように振る力を蹴りの威力に伝えるイメージです。とはいえ、足を伸ばしたまま大きく振り回すのではなく、腰のキレとコンパクトでシャープな回転でスネを当てていきます。よく行う、スネを当てて押していくミドルの練習とは少しイメージが異なり、回転の力を主として意識します。
②①をスイッチミドルで:前足スイッチのミドルで①と同じことを練習しました。
③前足でスナップロー、スナップハイ、スイッチミドル:スナップの素早いローとハイを連続で蹴り、その後、回転の力を意識したミドルを蹴ります。シャープな蹴りとスローな蹴りを組み合わせることで、動きの変化に感覚を慣れさせていきます。このような異なる動きを自然にできるようにするためには、集中して意識した練習に取り組むことが必要だと思います。これについては、基本的に全ての稽古に通じることなので、いうまでもにかもしれませんが、イメージをしながら稽古の取り組むことはとても効果が高いと思います。
④内ロー、ジャブ、ヘッドスリップ、ミドル:スピードをつけてミットを使ったコンビネーションを行いました。その場で内ロー、ジャブ、相手の左をヘッドスリップ、追ってミドルです。ポイントは内ローとジャブをつなげてスムーズに行うことです。また、攻撃の後、引ききが甘いと、反撃に反応できませんので、すぐに構えに戻るようにします。ヘッドスリップ後、追ってミドルを蹴ります。
3.対人稽古:ペアで内容を決めて行いました。参考までに私の行ったメニューを紹介します。
①ミットを使ったディフェンス練習:ミットをパンチに見立て、それをヘッドスリップやスウェーなどでかわすディフェンス練習です。交わした後の戻しを意識して行い、慣れてきたらカウンターや反撃のパターンを考えて練習しました。
②コンビネーションローから反撃に対する反応:ワンツーなどの手技からローに繋ぐパターンを研究しました。
③足を止めてパンチの攻防:マスクをつけて、足をとめ、タッチボクシングのようなイメージで手技の攻防を行いました。ヘッドスリップ、ダッキング、スウェー、ガード各種など、間合いを切ることなく相手の攻撃に反応する練習を行いました。
④ヘッドスリップ、スウェーなどディフェンスの反応練習:相手がまだ顔へのパンチに慣れていないこともあり、基本的なパンチへのディフェンスを色々と研究しました。
⑤ジャブやワンツーに対する反応の約束組手:相手が茶帯の高校生だったのもあり、ジャブやワンツーなど、攻撃を限定した約束組手を行いました。特にワンツーを捌いてからの反撃は難しく、同じパターンにならないようにお互い考えながら行いました。
4.自由練習:時間がなかったので少し動いて終わりました。
 いよいよ暑くなってきました。マスクの制限もなくなったので、この数年、マスク着用で鍛えた心肺機能がどのくらいのものか、この夏に確認したいと思います(笑)。

2023年6月9日(金)追浜道場

2023年06月10日 | 追浜道場

追浜道場 小久保です。梅雨に入り間もないこの日、午前中で雨が止んで湿度だけがお土産のように残ったこの日。参加者は21名。見学の方が1名みえました。

★準備運動~ストレッチ

★その場でコンビネーション

〇ジャブ

〇ストレート

〇ジャブ→ワンツー

〇ジャブ→左ショートアッパー→右ハイ

〇右ストレート→左アッパー→右ハイ

〇ジャブ→左ハイ→右ハイ

▲ポイントは

・左アッパー→右ハイは体重が前足に乗っていて、左肩が前へ出ているところからの右ハイなので、右足の移動が大きくかつ、鋭く蹴る。まわすより、下方向から直線で顎を狙うように。

・ジャブ→左ハイ→右ハイは、重心が、ジャブ(前)→左ハイ(後ろ)→右ハイ(前)となるため、きちんと体重移動させる。

★後ろ蹴り

〇その場でちょっと後方ジャンプで後ろ蹴り。(軸足がスライドするくらい)

〇足踏みの中のタイミングで、軸足がスライドするくらいの後ろ蹴り

〇対人でミットを持ってもらい体育室の端まで上記の後ろ蹴り。

★ヘッドスリップ(対人で)

〇ジャブ→(反撃に対し)右ヘッドスリップ→(反撃に対し)左ヘッドスリップ→後ろ蹴り

〇ジャブ→(反撃に対し)右ヘッドスリップ→(反撃に対し)左ヘッドスリップ→ストレート

〇各組で相談しつつ。攻撃→ヘッドスリップ×2→攻撃

▲ポイントは

・ヘッドスリップはその場でやる場合もあるが、右ヘッドスリップ(右足さげる)→左ヘッドスリップ(左足さげる)そこから→後ろ蹴り。など、後方へ下がりながらのヘッドスリップも反撃態勢を取るのには効率的。

★自由稽古

あまり時間がないようだったのでT井さんを捕まえ、寸止めスパをお願いしました。寸止めと言えども「あぁ・・もらった」ということがよくわかります。T井さんに限らず黒帯のかたとスパ又は寸止めスパをやるとよくわかるのですが、黒帯以上の方は乱打戦や、攻撃をもらった時などなどでも、軸がぶれないというか、攻撃態勢が緩まないというか・・・。うまい言い方がわからないのですが常に怖い状態?!でいるのです。その辺を含めてやはり黒帯の方は凄いなぁ。と、思います。

 

★最後に

本日見学の方がいらっしゃいました。こちらも模範的な行動を取らなければと自身を見直す機会となりました。追浜道場に限らずもっと稽古生が増え、いろいろな考えや行動があり、更に良い道場になるといいですね。

今回もありがとうございました。


2023年6月6日(火)久里浜クラス稽古日誌

2023年06月10日 | 久里浜道場

この日は15名の参加。陸上自衛隊久里浜駐屯地での初めての稽古でした。

1.準備運動

2.基本稽古:手技、蹴りの基本を通して行いました。

3.対人稽古

①左右ストレートの確認、研究:左右のストレートの確認、研究をミットを使って行いました。ゆっくり行ったり、スピードをつけたりしながら、正しいフォームや力をうまく伝えるための腰のキレ、打ち終わりの戻し、体重移動など、細かいポイントをそれぞれ意識しながら研究しました。

②スナップ前蹴りと縦から入るハイの確認:スナップの前蹴りとハイキックの練習を行いました。まずは前蹴りで膝のスナップを確認し、床と水平だったミットを徐々に斜めにしていきます。打面が真上から、少しずつ斜め上に変わっていき、最終的にはハイキックになります。このように少しずつ角度を変えて蹴っていくことで、外から大きく回すハイではなく、膝の角度で調節した、狭い範囲でも蹴ることができるハイキックになります。足が大きく横から回って蹴るのではなく、下からすりあげるようなイメージで蹴ります。この時、体がくの字に曲がったり、方が前に倒れたりするのでなく、頭を後ろに倒すことでバランスをとりながら蹴ることができます。

③インステップジャブからハイの連携:②のハイキックを、ジャブから入って繋げていくます。まずは、インステップジャブでそのまま蹴り、慣れてきたら少し距離をとってステップを入れたり、逆に距離をつめてバックステップをしてから蹴ったりしました。距離調整が重要ポイントです。

④左ストレート、右ハイ。右ストレート、左ハイの対角線攻撃:パンチからハイの対角線の攻撃の練習です。同じ構えから前の手のパンチ、後足の蹴り。後の手のパンチ、前足スイッチの蹴り。の順に繰り返します。ポイントは前に出ながら流れるように行うことです。

⑤回し蹴りミット(受け方の確認):ここでは、蹴る方もそうですが、受ける方メインでミット練習を行いました。ミットで回し蹴りを受ける際に、相手の脛の角度に両手のミットを合わせてインパクをしっかり受けることが大切です。これは、受け手のディフェンス練習のためです。ガードの際、受ける角度が悪いとうまく受けられませんし、片手だけで受けると痛めることがあります。また、受ける受けないに関わらず、相手の蹴りをしっかり見ることで反応の練習にもなります。ミットでうまく受けられるとディフェンスの感覚ご磨かれます。また、うまく受けると蹴る方も感触が良いので受け手の練習にもなります。慣れてきたら、受ける角度をやや正面に構えたり、やや背中側に構えたりするなどして、蹴る方の膝の角度を変えたりポジションチェンジをしたりして、ミットに合わせて蹴る練習をおこないました。

4.自由練習:自由練習では、前回の課題を確認する為、Rくんにお願いしてマスを行いました。それにWくんとSさんも加わり、2分3ラウンド行いました。自分の課題はある程度確認できました。またみなさんそれぞれ、考えて工夫していることが伝わってきました。あーでもない。こーでもない。と考えて、色々試していくと楽しいですね。お付き合いくださった皆さんありがとうございました。

 この日は、初めて陸上自衛隊久里浜駐屯地の施設をお借りして稽古を行いました。とても広い体育館の一部を使用して行いました。一部でも広いので、仮にみんなで一斉にマスを行い、みんなが足を使っても、まあ、ぶつからないと思います(笑)。今後もぜひお願いしたいと思います。