大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2023年10月24日(火)久里浜クラス稽古

2023年10月30日 | 久里浜道場

この日は17名の参加。久里浜駐屯地での稽古でした。

1、準備運動 ストレッチと腿上げの運動、内回し、外回しなどのアップ。

2.対人稽古

①ローのカット、左右:ポイントはスネを斜めにして受けることです。

② ローフェイトからのローに対するカット:シチュエーション的にはローをカットしようとしたが、そのローごフェイントで逆のローに対して反対側のカットで反応するイメージです。これは非常に難しいのですが、ゆっくりやっていくことで反応力は上がると思います。

③カットして左の返し、それに対する反応:ローをカットしたらすぐ左のパンチを返します。蹴ったほうはその左の返しに対しガードで反応します。ポイントは蹴った後蹴りっぱなしにならず、すぐ次の攻防に備える大勢を作るです。

④マスクをパンチで打つ練習:中学生やまだ経験の浅い人は顔を打つのに慣れていません。まずは慣れることが大切なので、相手が手に持ったマスクに向けてパンチを打って行きます。まずはしっかり当てること。レンジによって縦拳や正拳を使い分けます。慣れてきたら、レンジやアングルを変えたり、サイドステップでポジションを変えたりするなどして、なるべく多くのバリエーションで攻撃できるようにします。これは意外に難しく、気づくとワンパターンになっていることが結構あります。普段から攻撃のバリエーションを整理しておくと良いでしょう。

⑤パンチだけのマススパー:中学生も含めた全員で顔面パンチに対応するためのマススパーを行いました。それぞれの経験値を踏まえて怪我のないように注意しながら行います。また、強打しないように注意して行うことも大切です。力いっぱい打つことしかできなかったらそれしかできませんが、力を抜いても戦えれば両方のパターンで戦うことができます。ですから戦いの幅を持たせるためにも力を抜く時は抜く。力を込める時は込める。これは技一つ一つにも言えますが、組み手全体の動きでも言えることだと思います。

3.自由練習:この日は結構長めの自由練習の時間がありました。皆さんそれぞれテーマを持って練習に取り組んでいました。ちなみに私は4人で回しながらパンチメインのマススパーを行いました。特に今日練習したようにリラックスしたライトコンタクトのスパーができることを意識しながら行いました。またその上で、攻撃への反応や距離を覚えること、フェイントのバリエーションを試すことなど、それぞれがテーマを持って取り組みました。時間にゆとりがあったので数をこなすことができ、非常に良い練習となりました。ありがとうございました。


2023年10月20日追浜道場

2023年10月27日 | 追浜道場

 

押忍!追浜道場の田高です。
遅くなりましたが、10月20日の稽古日誌です。組み技の日でした。

稽古内容を振り返ります

・ストレッチ
・正拳の握り方の確認
ペアになって正拳をしっかり握れているかを確認しました。人差し指と中指の付け根の2本で突くようにします。
床で拳立てをしたり、ミットに打ったりして確認しました。ミット越しでも拳頭の感触が伝わるのが良いとのことでした。

・寝技の基本動作
受け身から始まる基本動作をやります。考えなくても出来るようにたくさん反復しましょう。

・ニーオンから極め
投げてからニーオン、極め突き
ニーオンがしっかり出来ないと逃げられてしまいます。上からの突きはくれぐれも当てないように注意しましょう。

・パスガード
下の人が足を伸ばして向き合い、上の人がその足を処理してマウントかニーオン。大道塾ならではの、相手のズボンを自分の方に思い切り引き込んでニーオン、のテクニックが面白く、やられたらかわせないなぁと思いました。

・寝技のスパー
何組かが出てスパーをしました。私は参加しませんでしたが、なかなか白熱して楽しそうでした。

稽古内容は以上です。
余談ですが、森先生から昇段審査の申込書をいただきました。12月23日の関東地区合同審査会です。
私が最後に審査を受けたのが2018年の年末の関東地区合同審査会でした。そのうち昇段審査を受けにくるのだからその前に関東地区合同審査会を経験しておこうと思い、参加しましたが、全日本トップ選手がフラフラになってるのを見て、これはまだまだ無理だと思ったものです…。年末頑張ります。


2023年10月17日(火)久里浜クラス稽古

2023年10月22日 | 久里浜道場

この日は12名の参加。久里浜駐屯地での稽古でした。

1準備運動

2基本稽古

①ステップインジャブ。ステップバックジャブ

②ステップインワンツー。ステップバックワンツー

③ステップインワンツーフック。ステップバックワンツーフック

④ステップインワンツー。ステップインフック。ステップバックワンツー下がりならフック

3.対人稽古

①フックの確認:前の手で打つフックの確認をしました。ポイントは、構えの形から手を下げないで打つことです。構えたところから打って構えたところに戻すことが重要です。

② 斜め前にステップインしてフック:受け手を中心に円を描くようにステップしながら、前の手でフックを打ちます。ステップと同時に、ヘッドスリップの要領でタメを作って打つことです。

③右ストレートステップインフック、ヘッドスリップボディフック右ミドル:体の捻りを生かしたコンビネーションのミット練習です。肩の返しを意識するとキレのある動きになりますか

④ヘッドスリップ、フックストレート:相手の右をヘッドスリップし、②のように周りながらフックを打ちストレートに繋げます。これも体の捻りを交互に行う動きなのでわかりやすいと思います。

4組技

①前受身から腹ばい、エビ、対人でエビ、ニーオンからのエスケープなど:基本的な寝技の動きの練習を行いました。後半は対人でサイドに立たれた時のエビでの対応や、ニーオンを取られた時の膝プッシュエビでの対応の練習を行いました。

⑤支え込み足からのニーオン:投げからニーオンの連携練習のため、相手に片膝立ちになってもらい、支釣り込み足で倒してからニーオンに移行しました。ニーオンのポイントは、相手の袖を引っ張りながら膝を相手の鳩尾に押し当て、引っ張りながら膝をめり込ませることです。この時背すじを伸ばして背筋で引くことが重要です。背すじを伸ばさないと相手に下から襟を掴んで引き込まれるので注意が必要です。

⑥支え取り込み足からのニーオンロック:ニーオンをとった後、そのまま相手の首を袈裟に抱き抱えるようにとり、膝を鳩尾にめり込ませてダメージを与える固め技に移行します。試してみるとわかると思いますが、力の加え方が意外と難しいです。

⑦袈裟固めからの腕十字、腕がらみ、逆手の腕十字、腕がらみ:倒してから袈裟固め、そこから相手の腕を取り、自分の股関節を枕にしてもう一方の足で上から押さえて決める腕十字をかけます。腕がらみは、相手の肘を曲げ、自分の足でロックして極めます。その後、袈裟固めから横四方固めに移行し、逆側の腕を取り、自分の腕を枕にして腕十字を極めます。その後、同じ腕に腕がらみをかけて極めます。ここまでを1セットとして、何度か練習しました。

⑧袈裟固めからの寝技スパー:締めに袈裟固めスタートの寝技スパーを行いました。

この日は時間がなく自由練習はできませんでした。

 久里浜駐屯地での練習では、寝技練習のマットがあるので本当に助かっています。マットや畳のありがたさが身に沁みる久里浜クラスです(笑)。


2023年10月13日(金)追浜道場

2023年10月16日 | 追浜道場

追浜道場 小久保です。

すっかり気温も下がり秋めいてきたこの日15名の参加。

★準備運動、ストレッチ~基本の手わざ、足技。

久しぶりに通してやると、じわっと汗ばみます。今日は前列の稽古性生に先生がミットをあてがってくれました。緊張します。

★アッパー

〇左ショート・右ショート・左ダブル・左→右→左中段・などなど対人ミットで。

▲ポイントは

・左ショートアッパーは、ヘッドスリップをしたイメージ~ですが、直前に手を引きすぎないように。

・力みすぎないよう脱力~あたる瞬間、力を入れ、力を抜いて同じ軌道でもどす。

・手打ちにならないようしっかり腰、肩を使う。

・アッパーに気を取られガードをおろそかにしないように。

・ミットで受けるときは若干前に向けてあごの付近で受ける。

★ミドルキック

〇ゆっくりだけど重さの伝わるミドルを腹にける。

▲ポイントは

・受けるほうは腹で受け、手を添えるようにサポート。

・内ずねの、硬いところを当てるようにする。足の重さを利用する。

〇正面に対しミドルを蹴る。特にジャブに対しカウンターで正面にミドル。

▲ポイントは

・膝頭~すねの真ん中あたりまでで当て込む。(と思っています。違ったらすいません)

・ジャブに合わせると遅れてしまうのでジャブが来る気配を感じたら動き始める。

 

★自由稽古

ミドルのカウンターの流れでS原さんと、そのまま技研。いろいろなカウンターの練習をしました。話し合い口にすることで自分の理解も深まりました。それと、S原さん身体が大きいためリーチが長く自分の射程に入りにくいためとても良い練習になりました。お付き合いありがとうございました。

 

★最後に

今日は基本の手わざ足技を通しで行いました。久しぶりに通すと「あれ?!こんなに身体に負担かかったかな?体力落ちたかな?」などと、思ってしまいました。コロナ渦で、稽古に参加できないときは、ほぼ毎日基本だけはやっていたのですが・・・。逆に、日ごろ時間が取れないときなどは基本だけでもやっているとコンディションがよくなるかもしれません。まあ、これに限らず何事もやらないよりはやったほうが全くのゼロよりいいと思います。と自分に言い聞かせてもう少し身体を動かすようにします。

今回もありがとうございました。