大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

3月18日(金) 追浜道場

2022年03月19日 | 追浜道場

押忍! 追浜道場の小林です。

暖かい日が続いたと思ったら、冷たい雨の降る寒い日の稽古でした。

この日は畳の日で、稽古参加者はおそらく17名でした。

 

【準備運動】

普段の準備運動ではなく、道場の端から端まで各自でシャドーをしながら移動。帰りは後ろ向きで。

最初は、体操とストレッチの意味も含めて、軽くゆっくりと。少しずつスピードと強度を上げて。

次に、組手構えからワンツー、そこからスイッチして逆構え。これの繰り返し。

帰りは、ステップバックしてワンツー、そこからスイッチして逆構え。

 

【対人稽古】

①ステップバックしてのワンツー ⇒ スイッチして逆構え。

 前の人に一歩前に出てもらって、タイミングを合わせて両手にワンツー。

②①の動きで、ワンツーを打った後、反撃のローキックをもらわないように、スイッチして逆構え。

  ※足だけよけるのでは無く、体の軸を保ったままスイッチして、すぐに反撃できるような体勢を保つ。

③ヘッドスリップ ⇒ スイッチして逆構え。

 相手にストレートを出してもらい、ヘッドスリップで外側によけてから、スイッチして逆構え。

  ※両手にバケツを持って立たされる状態? をイメージして、左右に体重移動をさせながら行うと、よけやすい。

  ※ステップを使って、軽快に出来るようになると、組手の時にいろいろな技につなげられます。

④③の応用で、ヘッドスリップからスイッチする際に、大きく外側に回って反撃がしやすい体勢にしてみたり、たまに反撃の前蹴りを出してみたりして、お互いに間合いの感覚をやしなう。

  ※攻撃する側は、いつ反撃の前蹴りが来るかが分からないので、常に意識しながらストレートを出す。

  ※ヘッドスリップが間に合わない場合は、スウェーやブロックなどでガードもOK。瞬時に対応することが重要。

 

【組み技の稽古】

今回は、ガードポジションに重点をおいて、稽古しました。

①上の人にキックミットを構えてもらい、ガードポジションの状態からストレートやフックを出す。

  ※背筋をうまく使わないと、威力のあるパンチが出ないので、意識して。特にフック系は要練習。

  ※背筋をうまく使うパンチは、片足立ちの状態から、腰をひねって強いパンチをだす動作に似ているので、それを練習するのも良し。

  ※攻撃の対象が高い位置にある場合には、腹筋を使ってタイミングよく上半身を跳ね上げる事が重要。

②①のガードポジションの足の位置を、相手のももに足裏を置いたり、ひざを立てた状態だったり、両足でロックしたりと、いろいろ試す。

  ※いろいろな体勢で行う事で、威力や出しやすさに違いが出るので、そこを確認しながら行う。

③ガードポジションから、マウントポジションに代わる為の動きの練習。(どの動きにもエビが重要!)

  ※相手の襟を引き寄せて、上体を前に来させると同時に、支える腕をロックして、自分の体をエビでずらし、足を使って跳ね上げる。

  ※相手が片足をひざ立ちにして来たら、その足を取って、エビから足と腰をうまく使って、斜め上へ跳ね上げる。

  ※相手が片足をひざ立ちにしても、体重が後ろに行っている場合は、その足を取ったまま、こちらの足でももから腰の辺りを押し倒し、尻もちをつかせて、そのすきにマウントポジションに移行。

  ※寝技は練習をたくさんしておかないと、とっさにできないので、一つ一つ理解しながら反復練習することが重要です。

④ガードポジションの状態からのフリー攻防。

  ※上の人間も極められないよう、逆にポイントを取りに来るので、しのぎながらも練習した成果を試す。

 

【自由稽古】

今回は、時間が無かった為、自由稽古はありませんでした。

 

 4月3日(日)にジュニアの全日本大会が行われる予定です。選手の皆様は、体調管理とケガに注意しながら、あと2週間気合を入れて頑張って下さい。

 3月も後半になり、職場や学校などで、いろいろな変化があり大変かと思いますが、良く食べ、良く寝て、良く動き、心身ともに充実した毎日を過ごしましょう! 押忍!


2022年3月11日追浜道場

2022年03月18日 | 追浜道場

 

 

押忍!追浜道場の田高です。

311日の稽古日誌です。

 

[前半]

・準備運動

・駆け足をしながらパンチを合わせる

・駆け足からワンツー

・ペアで下がりながらワンツー

・前にジャブ、ワンツー、後ろに退がりながらストレート、ワンツー(退がる時に足も合わせて退がる)

・上記の動きから蹴りまで繋げる。大きく前後に出ること。

 

 

[後半]

・抜く蹴り

ミドルを弾くのではなく、蹴り込むのでもなく、当たった足を抜く。言葉での説明は非常に難しいですね。ローでやると感覚が分かり易いかもしれません。強くヒットさせても自分の体勢が崩れないことが大事です。ミドル蹴って、そのまますぐに前蹴りに繋げられるようにします。

 

 

[自由稽古]

K林さんとスパーリングと技研をしました。

・スローのスパー

自分の受け方の悪い癖や、蹴った後の足をつく場所を確認できました。

・早いスパー

・技研

近い間合いでの崩し方や肘打ちへの連携を確認しました。

・力を抜いたスパー

技研でやったことを試せるように軽めに動きました。

 

この日は自由稽古の時間が普段より長かったので工夫して練習できました。

 

 

最後に伸びの運動とペアで肩揉みをして終了。

 

皆さん普段稽古後に整理運動をしているかと思いますが、意外に忘れがちなのが腹筋です。技を受ける時も技を出す時も腹筋を締めているから、ストレッチをしないと筋肉が硬くなってしまいます。経験的に腹筋の柔軟性が失われて、動きが悪くなってしまうと股関節や腰、そのほか色々なところに不調が出ます。オットセイのような格好でしっかり腹筋を伸ばすようにしましょう!

 

 

私は本日ワクチンの副反応でお休みです

みなさん稽古頑張ってください!押忍!


2022年3月15日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年03月15日 | 久里浜道場

この日はコミュニティセンターでの稽古。14名の参加でした。

遅れて参加したため途中からの日誌になります。

1.移動の基本

①構えを素早く変えながら移動し、ステップインワンツー:右構えでステップインワンツーの後、すぐに左構えになりステップインワンツーを繰り返します。リズムが大切です。

②構えを変えながら、相手と組んだ想定で崩し:構えを変えて間合いをつめると同時に組んで相手を崩すイメージで動きます。

③①②の組み合わせ:ステップインワンツーから組んで構えを変えながら、相手のサイドに回って崩すイメージです。

④ステップ膝、スイッチ膝:ミットで膝を受けます。受かる側は一方の手て相手の腰を押し、もう一方の手と体で膝下の衝撃を分散させて受けます。敢えて一部体で受けるのがポイントです。

⑤手技から④

⑥近間で跳び膝:高くアクロバチックに跳ぶのではなく、近間でよ打撃を強めるために体を伸ばす時に少し跳ぶイメージで行いました、

2.対人練習:ここからは私がメニューを考えて行いました()。「距離を意識すること」「攻撃に対して基本的なディフェンステクニックを確認すること」をメインに行いました。

①交互にジャブ、受け手はパリー:ギリギリで避けるイメージです。パンチをよく見て目を慣らします。

②①のパリーと同時に左の反撃:パンチを引くより先に当てるタイミングを確認しました。

③左からインローからジャブ:インローはほとんどフェイントの体で行いました。手足連携の基礎的な動きです

④右ハイフェイントから右ストレートの連携:右ハイを見せて、ハイフェイントの右ストレートの連携です。ハイはフェイントです。慣れてきたらさまざまな蹴りから行いました。

⑤ワンツーのディフェンス:2連打のディフェンスの基礎です。2発目を捌くための距離感を磨きます

⑥⑤からの反撃:反撃ができる距離感を確認します。距離を一定に保つことでディフェンス、オフェンス両面への展開ができます。

⑦ワンツーフックのディフェンス:3連打のディフェンスの基礎です。ここでも一定の距離を意識して行いました。一定の距離を保ちながら3連打に対応するのは難しいですが、反復練習をすることで少しずつ動きが身についてくると思います。まずはひとつのパターンに慣れてから、バリエーションを増やしていくのもひとつの方法だと思います。

⑧攻撃と防御に分かれた約束組手:これまでの技術練習を踏まえて、ディフェンスの練習として行いました。慣れてきたら攻撃はフェイントを入れながら反応の幅を広げました。

3.自由練習:W君とマス。W君はどんどん強くなるので、私も考えたり工夫したりしながら楽しく練習できました。W君ありがとうございました。

 肌寒かったり暑かったりと体がびっくりしていますが風邪をひかないように気をつけて稽古しましょう。


2022年3月8日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年03月08日 | 久里浜道場

この日は畳の日。13名の参加でした。

1.準備運動:ペアで行いました。

2.ゴムチューブを使ったパンチのフォーム確認:3人1組で2人が前後でゴムチューブを持ち、真ん中の1人がチューブを掴んでパンチを打ちます。負荷に負けずに鋭く打ち、インパクトで少し止め、フォームチェックを行います。打つ途中でも打った後でも安定したフォームで動けるように意識します。負荷は程よく調節して行いましょう。

3.組み技:背負い投げ、体落としを集中して行いました。

①背負い投げ:ポイントは、、、

・崩しの方向は、相手から見て斜め前。片方の踵が浮くように崩します。

・崩す際、釣り手側の腕を袈裟に押し当て、引き手と連動させる。

・自分から腰を当てに行かない。相手を崩すことで相手の体が近づいてくるイメージで行います。相手が崩れていないのに自分から腰を当てに行くと逆に崩されます。

・崩しは、一度逆に煽ってから崩すと、反動で大きく崩すことができます。

・担いで縦に回すイメージではなく、横回転で投げるイメージで行います。打ち込み練習が十分できていなければ、担いで投げるのは難易度が高いため、横に回すイメージで行いました。

②体落としポイントは、、、

・入りや崩しは背負いと同じですが、崩した際に自分と相手の間にスペースができるように体を捌きます。これが膝裏で跳ね上げて、下に投げ落とすためのスペースになります。ですからこのスペースがなければ、体落としという技で投げることはできません。

①②の動きをペアで話し合いながら、時間をしっかり取って研究しました。

4.自由練習:Y君と寝技技研を行いました。取ったり取られたり、上になったり下になったりの、力を抜いたゆる〜い攻防を行いました。そのため、ほとんど膠着状態で技が出せず、ヘトヘトになることもなく、常に動き、常に考えながら攻防を楽しみました。この寝技の稽古はおもしろいです。Y君ありがとうございました。

暖かい日が続いていたのですが、この日は冬に逆戻りでとても寒い日でした。少しずつ暖かくなってくるのでしょうが、まだまだ寒い日もありますので風邪に気をつけて稽古しましょう。


3月4日(金) 追浜道場

2022年03月05日 | 追浜道場

押忍! 追浜道場の小林です。

3月に入り、だいぶ暖かくなってきました。

この日の稽古生は14名でした。

稽古内容をふり返ります。

 

【対人稽古】

①拳の突きを当てるところの確認

 組手構えで構えてもらい、掌に向かって、正拳突きと縦拳突きを正確に当てる。

  ※人差し指と中指の、拳頭と第2関節が、しっかり当たっているかをお互いに確認する。

  ※正拳は、手首がかえってしまわないよう、腕から拳までまっすぐにして突く。

  ※正拳、縦拳ともに、当たる瞬間に拳をひねり込むことで威力が増すので注意する。

②①の動きを、相手に一歩出て来てもらって、それから突く。

  ※下がってから突くと遅いので、下がると同時に正確に突けるように意識して行う。

③②の動きを2回行って、3回目に突きではなく、上段回し蹴りで返す。

  ※突きで返すと思わせることによって、その流れで上段回し蹴りが入りやすくなる。

  ※ひざをなるべく内側から、鋭角に上げていくと死角になってさらに当たりやすい。

④後屈立ちになって、よろけずに左足だけで蹴りを出す練習。

  ※下段 下から蹴り上げるようにするのは簡単だが、威力がないので、

      最初にひざを上げて中段か下段かを分からないくらいのところから、ひざ下の回転を使って蹴り落とす。

  ※中段 ひざから素早くスナップを効かせると同時に、ひざ下全体で強く蹴り込む。

  ※上段 中段よりも高く鋭角にひざを上げて、ひざ下全体で強く蹴り込む。

      この時に、蹴ると同時に上半身を反らすと、蹴り足に体重がのり、バランスもとりやすくなる。

⑤ワンツーで前に出て来てもらい、3回目に上段回し蹴りで合わせる。

  ※ツーのストレートを外側にスウェーしながら、一歩踏み出し右上段回し蹴りで反撃。

  ※ツーのストレートに合わせる感じで、左前足の上段回し蹴りを死角から狙う。

⑥右の下段蹴りを出して、右足を着くか着かないかくらいのタイミングで、右ストレートを出す。

  ※右足を着いてからだと、相手に逃げられてしまうので、足を戻す?着く?反動を利用すると、素早く突きが出ます。

⑦⑥の右ストレートの後、左のボディアッパーから、追い込んで右の上段回し蹴り。

  ※ストレートからのボディアッパーは素早く、追い込みの上段回し蹴りは、当てるだけではなくひざ下全体で蹴り込む。

 

 

【自由稽古】

T高さんとマスクをかぶって、マススパーを行いました。途中で先生からアドバイスを頂き、上段をうまくかわしながら反撃することを意識して行いました。突きはある程度かわせても、接近戦での頭突きとひざ蹴りには、まだまだ対応が出来ていないなと思いました。いろいろな技を試しながら、頑張っていきたいと思います。

 

 いろいろと社会が大変な時期ではありますが、肉体と精神を鍛えて、前を向いて頑張りましょう! 押忍!