大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2020年8月18日(火)久里浜クラス稽古日誌

2020年08月23日 | 久里浜道場

 お休み明けの稽古でした。が・・・、猛暑日が続くさなかで、この日ももれなく猛暑日でした(笑)。そんな暑さにも負けず、約20人の参加でした。この日は組み技の日です。

1.準備運動

2.基本の確認:コンビネーション中心に行いました。

①ジャブ②前後移動してワンツー③ワンツー・右ハイ④左ハイ・ワンツー⑤左膝・右ロー・ワンツーなど

3.対人での基本:後ろ蹴り(蹴った後また元の構えに戻るパターン)中心に行いました。

①後ろ蹴り:足のコントロールを行い、狙ったところを安定的に蹴ることができるようにします。蹴ったあとは、逆再生のように元の構えに戻ります。この際、バランスをとるのが意外に難しいです。

②右回し蹴り・後ろ蹴り連携:右で回し蹴りを蹴り、戻しながら回転して右で後ろ蹴りを蹴ります。回転の向きが動作ごとに逆になるのでバランスをとるのがとても難しいです。

③右回し蹴り・ワンツー・後ろ蹴り:手技が入ると距離の調節が難しく、どれかが詰まってしまいがちになるので注意が必要です。

4.立ち組:この日のメインテーマは「足払い」でした。

①横移動時での送り足払い:この練習では、「手だけ」「足だけ」と分解して行いました。「手だけ」の練習は相手の重心を操作するいわゆる「崩し」に注目した練習です。揺さぶっていた相手の体を、払う直前に大きく揺さぶり、「引き戻す」のがポイントです。「引き戻す」ことで相手の上半身と下半身がバラバラになり、安定感が亡くなりますので、足払いがかかりやすくなります。「足だけ」の練習は「払う動作」の練習です。足を払うタイミングや方向などを確認するのに集中できます。また、「払う時は、腰を回して足を送り出すように大きく払うこと」。「足払いを掛ける時に少し相手との距離を詰めること」。がポイントです。

5.払い釣り込み足:相手を前に押し、相手を吊り上げながら崩し、相手の両足を前方向に払いながら、相手の上体を回し倒す技です。支えつり込み足に似ていますが、いろいろ全然違います。打撃からの連携も教えていただきましたが、私は組んでから相手を投げることでいっぱいでした。相手の体を崩すのが難しかったです。

6.立ち組乱取り4ラウンド:お互いに片袖を持ち合っての乱取りと、フリーの乱取りを行いました。お互い相手の片袖しか持っていないので、足払い中心の乱取りになります。片袖だけなのでなかなか技がかかりません。「いかに相手の体勢を崩すか?」が重要になってきます。軽めとは言え、久しぶりに立ち組の乱取りを行ったらバテバテでした(笑)。

7.自由練習:Kさんとミットを行いました。最後の方は暑さでバテバテでしたが、いい練習になりました。ありがとうございました。

 暑さも多少は落ち着いてくるとのことです。せめてもう少し過ごしやすくなってほしいですね。