大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

涙のわけ

2020年08月26日 | その他

2018年の12月に行われた世界大会。

ある選手の写真。

−270クラス(※)で優勝し、試合場を後にするロシア人。

彼は勝ったのになぜ泣いているのでしょう?
試合でどこか怪我でもしたのでしょうか。

違いますね。

っと、嬉しくていているのです。

泣くということは、それだけ想いが強いということ。
この世界大会に懸けて来たということではないでしょうか。

この大会では、大人の男性の試合は、トーナメント方式でした。

つまり、一回負けたらそれで終わり。二試合目は、ない。

たくさん稽古を積んで、長時間かけて日本に来ても、わずか3分の試合で明暗が分かれる。
彼は勝ち進んで、四試合も行った。

日本とロシアは、直線距離で3,600kmもあり、彼らがロシアのモスクワ空港から直行便で来たのだとしたら、成田空港(千葉県)まで9時間〜10時間もかかるらしい。

試合の数日前に来日して、どこかで泊まったとしても、そこからまた試合会場のある愛知県名古屋市まで来たというのか。
遠すぎる…。

もちろん、ロシアだけに限らず、ほとんどの国の選手が長時間かけて日本に来たのでしょう。

ロシア人って、怖いイメージがあったけど、この選手を見てちょっと印象が変わった。
この後もしばらく泣いてたし。

世界大会は四年に一回しかないから、次に行われるのは2022年の年末くらいかな。
意外にそう遠くないですね。

以上、太田でした。押忍!

(※)身長+体重が270以下ということ。

彼の場合は、身長185cm+体重84.9kg=体力指数269.9

リミットギリギリだ!


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