大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2019年10月29日(火)久里浜クラス稽古日誌

2019年10月31日 | 久里浜道場

今日も15~16人くらいの参加です。

1.シャドー:技の組み立て、足の裁き、コンビネーションの連携などを個人で確認する稽古を行いました。どうしてもコンビネーションや攻撃のバリエーションがワンパターンになってしまうので、こういう機会にいろいろ試してみることはとても大切です。

2.ペアを組み、それぞれでメニューを考えて打撃の技術練習:先ほどシャドーで確認し考えたことを対人で研究を行います。私はKさん、Hさんとジャブ・右・ワンツーの捌きと反撃のバリエーション練習。カウンターを少々と、手技の反応から始まる動きを練習しました。反撃もミットで支持された場所ではなく、一連の流れの中でスムーズな動きを探りながら行いました。鋭い反応をイメージし捌いた後の戻りと反撃への連携の動きを意識しました。

3.技を指定しての技研

①右の見切り:マスクを着けて、相手が打つ右ストレートを軽めに受けて目をつぶらないように受けたり見切ったりする練習です。顔面に向かってくるパンチを目をあいたまま受けるのは基本的に怖いことですが、少しずつ目を鳴らしていくことでインパクト位置をずらしたり、当たる瞬間に体を締めたりすることで顔面への攻撃への対処ができるようになってきます。

②右ストレートか右の前蹴りの見切り:どちらかの攻撃がくるので、距離を取ったり受けたりして反応します。攻撃のバリエーションが2つに増えただけで、わかっていても格段に反応がむずかしくなります。「手だけ」でも「足だけ」でもなく、全体をとらえる目が必要だと感じます。

③②の動きに右か左のローが追加:さらに攻撃バリエーションが増え、反応はさらに難しく…。こうなるとベタ足になり、体が固まってしまいがちです。うまく力を抜いてフットワークを使って対処したいところです。

④③の動きで攻防:相手の攻撃に対する反応だけでなく攻撃も加わります。「フェイントを入れる」、「フットワークで動く」、「打ち終わりをねらう」、「相手の先を取る」「カウンターをねらう」などなど、攻撃を当てるため、反撃を当てるため様々試してみました。

最後に各自自由練習を少しして終わりました。

 この日は涼しく?(もう11月になるので当たり前ですか!?)動きやすかったです。今が一番動ける時期ですね。


2019年10月27日シニアクラス

2019年10月29日 | 日曜クラス
こんにちは、岡本です。
シニアクラスが始まってからは月に2回くらい、日曜稽古に参加するようになりました。午前の稽古は疲れもなく目一杯練習が出来て気持ちがいいです。稽古後はビール飲んでだらだら過ごすのも日曜稽古の楽しみです。
 
それでは本日の稽古内容です。
まずは型稽古。三戦立ちから正拳突き、上段受け。前屈立ちから上段受け、逆突き。三戦立ちから手刀受け、手刀突き。前屈立ちから外受け。前屈立ちから後屈立ちへの構えの練習。
 
なかなか動きがしっくり来ず、先生もそれを分かってか、細かく分解した練習が続きます。早く基本の型の一つくらいはスルスルっと動けるようになりたいです。
 
次は対人稽古。シニアクラスの対人稽古は体力勝負でない技術が濃縮されていて、組手に使える技がたくさん出てきます。いつも同じ動きをしてしまうことが多いので、技を増やすのにいい反復練習が出来ます。今日の練習は相手の攻撃を左右の構えを変えながら反撃する技でした。習った技を一般部の組手で試しながら感覚をつかみたいと思います。

10/19(土)辻堂道場

2019年10月21日 | 辻堂道場 土曜クラス

押忍!

10/19(土)の辻堂道場の様子です。

怪我などの理由で、丸一年休会していたTさん。
完全に治るのを待っていてもしょうがないと、復帰!

右膝の調子が悪いのに、その足で蹴ってる!
w(゚o゚)w

 

こちらは、黒帯のO先輩と、日本拳法では黒帯だったKさんの組手。
激しい…。


では、この日の稽古内容です。

【打ち下ろしの蹴りの練習】
上段への軌道から、大きく腰を捻り、相手が腰の位置に構えた手の平を蹴る。

この蹴りと、スナップの上段蹴りと、中段回し蹴りを使い分ける練習。


足の裏で蹴り下ろしの練習】
相手が腰の位置で構えた手の平に対し、カカト落としのように足の裏で当てる。


【前蹴り上げ】
出来るだけ高い位置を前蹴り上げ。
同じ足で二連打も。右が出来ても、左だとバランスを崩して出来なかったりする。


【掌底で相手の頭や顎を触る練習】
受ける側はガードできるように。


【掌底での攻防】
片手で二連打や、アッパーなども混ぜる。
打ちながら、頭の位置も変える。

以上です!


2019年10月18日(金)

2019年10月19日 | 追浜道場

金曜追浜 小久保です。

今日は畳の日。涼しくなってきて動きやすく、熱中症の心配も、少なくなってきました。

本日20名参加。畳が少し狭く感じるくらいの状況。活気があっていいですね~。

 

さて、基本稽古~補強まで、M本さんが号令をされてました。普段とは違った雰囲気で、

自分の動きの一つ一つを見直すきっかけの号令となりました。

 

さて今日習ったもの、一つ目は、(右に対してに統一して説明します)

 

★前蹴りをキャッチ後倒す★

①相手の右前蹴りを、対角する右手ですくい、左手で上から抑えるようにする。

②右手を自分の後方へと引くと同時に相手の右腿外側付近に踏み込む。

③-1左手で相手の帯の後ろを持ち、腰の付け根あたりで相手の尻の下付近を跳ね上げながら

 持ち上げ背中から落とす。

また、相手の体重が重く投げられそうにない時は、②から

③ー2相手の前を横切るように走り込み遠心力で倒す。

ポイントは

*すくってキャッチする時は、前蹴りが上段に来ないよう左手できちんと押さえる。

*引き込んだ時、自分の体と相手の足の間に隙間を作らない。

*今回に限らずキャッチした時には、相手がバランスをとれないよう高めに保持する。

*倒した後は、持っている足を離さず、ニーオンなど、自分優位の態勢をとる。

 

★ひざのキャッチ後倒す★

①相手の右ひざにたいし左手でヒザの裏を外側からすくいキャッチする。

②ー①大内刈り     →相手の軸足(左足)を、右足で内側から刈り、後方へ倒す。

②-②支えつり込み足  →右手で相手の左襟を持ち時計回りに自分と入れ替わるような

           イメージで引き込むと同時に相手の軸足(左足)が前に出ないように

           右足で押さえまわしながら倒す。

②ー③送り足払い    →左方向へ移動し、相手がケンケン状態体重が浮いている時、右足で相手左足を、

           進行方向に払う。

ポイントは

*キャッチした後強引に外されそうならキャッチしている手で、自分の帯や相手の道着をつかんで固定する。

 

★すくい投げ★

①タックルの要領で相手の左わきの下に頭を入れると同時に、左側面へと回り込む

②左手は相手の右腰あたりの帯、右手は相手の腿のあたりをしっかり持ち、バックドロップ!?

 丸太を引き抜く!?ように背中をそらしながら持ち上げる。

③相手の頭の重さを利用し、相手の頭が真後ろから自分の左肩を中心に半円を描くよう

 回しながら背中から落とす。(わかりにくい説明ですいません)

ポイントは

*この時も最後は自分が安定して優位なポジションを確保する。

 

★共倒れ?(勝手に命名)★

①タックルの要領で踏み込み、相手も真後ろまで回り込み相手の胴体を両腕を巻き付け

 キャッチする。(バックドロップの態勢)

②自分の体を右に半分よけるが左足はつっかえとして残しておく。

③相手ごと後ろに倒れこむようにしりもちをつき、相手を自分の左側に倒すと同時に、

 馬乗りになる。

ポイントは

*真後ろに倒れて相手が自分の上に乗っかってしまうと結果的に相手優位のポジションに

 なってしまう。

 

★共倒れからのポジション取りスパ(20秒)★

2R。僕の相手は2回ともパワーファイター。大苦戦(苦笑)

 

最後に自由稽古の時間。いつもよりは少しだけ時間があったかも。

皆さん近々の予定に向けてや、自分なりの課題に取り組んでいた様子。

僕はT井さんと力を抜いた寝技スパーをしました。

取られてもいい位の気持ちで、力まないように行いましたが、やっぱり、腕がらみを、

決められました(汗)。

力まないでやっていると普段いかに力任せなのかがわかりました。

もっと技術を磨かなければ行き詰ってしまいます・・・勉強になりました。

 

今回は長くなってしまいましたが、必要そうなところだけつまんでください。

それと、手の持ち位置などは僕の癖があり、他の人や、基本と違うかもしれません。

目安程度で見てください。

 

今回もありがとうございました。

 

 


2019年10月15日(火)久里浜クラス稽古日誌

2019年10月17日 | 久里浜道場

 今日は畳の日です。参加人数は16人くらいでした。

1.基本稽古:今日の基本から対人で蹴り技の確認を中心に行いました。印象としては「蹴りの粘り」「当ててからの動き」を丁寧に確認していった内容でした。

①ハイキックを掌で受ける:強打ではなく「当てる部分」と「受ける部分」を確認しながらゆっくり行いました。蹴る方は当ててから「しなる感じ」で力を加えます。

②①の動きを膝蹴りで行う。:まっすぐの蹴りなので「腰で膝を押し込む」ことを意識しました。

③①の動きを前蹴りで行う。:あててから押し込み、「相手の腹に蹴りが刺さる感じ「」、または、「相手が後ろへ押される感じ」で行いました。

④①の動きを後ろ蹴りで行う。:ピンポイントで安定的に充てるのが難しいです。なるべくコンパクトに回転し、かかとを当てていくことをイメージしました。

①の動きを後ろ回し蹴りで行う。:とにかく、足の先端だけが先に走っていかないように「がまん」し、回転の「ため」を十分脚全体に伝えられるようにします。

右ストレートから④の動き:コンビネーションです。体の回転が真逆になるのでバランスが難しいです。

2.組み技:今日は寝技中心に行いました。

①お互い膝立ちで向かい合い、左右にバランスを崩して倒し、すぐ袈裟固め。:ポイントは相手の上に乗りすぎたり相手から離れすぎたりせずに(ブリッジや回転ですぐ逃げられます)、相手の脇に体を密着させ、抱え込んだ相手の首をホールドする際、頭を地面につけさせないイメージで抱えます。もう一方は相手の袖をしっかりと引き、密着します。足は安定するために開いておくとよいでしょう。

②袈裟固めの返し方練習:4つのパターンを練習しました。

1つ目:相手を自分の腹に乗せ、そのままブリッジで自分の肩口に落とし、逆に袈裟固め。

2つ目:エビの動きを使って腰を切り抜け出す。

3つ目:余っている方の腕の前腕を相手の首にさし、圧迫、相手を崩して抜け出す。

4つ目:足を絡ませて、相手を自分の腹に乗せ、ブリッジで脱出

うろ覚えですが、このようなバリエーションを練習しました。

③袈裟固めからの腕の極め1。:引いている方の腕を自分の腿に乗せ、もう一方の脚で上から挟み込み肘の逆関節を決める。

④袈裟固めからの腕の極め2.:相手が肘を曲げてエスケープしようとするなど、肘の逆関節がうまく取れなかったとき、相手の腕を置いた腿と同じ足の膝で曲がった相手の腕を上から絡め、ひねりながら腕がらみのような形で肩を極める。

⑤③、④の動きで極めに行ったところ、相手が自分の襟などをつかみ、ガードした時に、相手の肘ごと腕を抱え込み、首を押さえている方の手とクラッチさせ、圧迫とひねりを加えながら肩を極める。(袈裟からの肩固め)

⑥寝技のマススパー2ラウンド

3.自由練習~終了 

久しぶりに寝技をじっくり練習しました。状況に応じた変化のバリエーションを練習するのは楽しいです。ずいぶん涼しくなってきました。練習もしやすいですね。