押忍! 追浜道場の小林です!
今回の稽古生は17名でした。
【基本稽古】
最初に全員で左の上段ジャブから、金的蹴りまでを通して行い、
次に2人~3人位のグループに分かれて、基本の蹴り技の見直しをしました。
〈前蹴り〉腰を落としつつも、軸足に体重を乗せ、ふらつかないように
つま先は指を反らして、上足底で刺すように
蹴った足を戻すときに、足を伸ばしたままではなく、膝を引いて戻る
〈回し蹴り〉結び立ちから膝を高く上げて、蹴り込む瞬間に軸足をずらす
外に蹴り出すのではなく、正面を蹴って、素早く戻す
〈横蹴り〉蹴上げは、蹴り足のかかとを、自分の真横よりやや後ろに上げると良い
横蹴りは、膝を軸にして、内側に引込んでから蹴ることに心掛ける
横蹴りの蹴り込むときに、軸足を滑らせることに意識する
蹴り足を戻す時にも内側に引込んで、ふらつかないように
〈後ろ蹴り〉右足と左足で、同じところを蹴るように心掛ける
体を回してしまうと、横蹴りや後ろ回しになってしまうので蹴り足に注意
〈関節蹴り〉足刀で蹴り込みと同時に、軸足の膝を落とす、蹴り足を戻す時に元に戻る
〈ひざ蹴り〉蹴り上げる足の足先は、伸ばしておいた方が、ふくらはぎの筋肉が張らず素早く上がる
両手で引き寄せる手は、組まずに重ねるだけ、引く時は脇を締めて引き寄せる
〈足払い〉ただ足を払うのではなく、ややステップを踏んで軸足に体重をかけてから払う
両手は相手を持ち上げてから落とすことをイメージして行う
〈金的蹴り〉足の甲でスナップを効かせて、素早く蹴り上げる
全体を通して、惰性で行わず、技の意味を考えながら、一本一本ていねいに行うと、それだけでかなりの運動量になり、息も上がります。体の軸を意識したり、重心移動に注意したりすると、技の上達も早くなります。
【畳の上での稽古】
①後受け身 ⇒ 後首倒立 ⇒ 足を回転させながら起きる ⇒ 三角締めの足の練習
②ガードポジションから、腕ひしぎ逆十字につなげる練習
下から相手の両腕の肘のあたりを、外側から絞るようにして動きを制し、同時に体を横にずらし、相手の上半身を反対側に。その瞬間に腰を回転させながら足を相手の首に巻き、腕を取って倒しながら腕を極める
相手を倒してから腕を極めると、遅くなってしまう為、出来れば、足を首に巻いたタイミングくらいで極められる方が良い。難しいので慣れるまで、何度も練習が必要
③立ち組みの状態から、相手を崩して引込んで倒し、その流れで腕ひしぎ逆十字
飛び込み逆十字のような感じ?相手を引き込んだと同時に首に足をかけて倒し、腕を極める
④③で腕が極まるか極まらないかの状態からの自由攻防
【自由稽古】
S原さんとT高さんと、④のおさらいをしました。頭でいろいろと考えていても、いざという時には、全然体が動いてくれないので、ほとんどお二人に歯がたちませんでした。寝技は特に何度も何度も練習して、考えるより体が反応するくらいにならないといけないなと思いました。寝技は本当に奥が深い。
オミクロンが猛威を振るっておりますが、日頃から良く食べ、良く寝て、良く動き、ウィルスを跳ね返すくらいの強靭な肉体と精神を培っていきましょう! 押忍!