大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

1月28日(金) 追浜道場

2022年01月29日 | 追浜道場

押忍! 追浜道場の小林です!

今回の稽古生は17名でした。

 

【基本稽古】

最初に全員で左の上段ジャブから、金的蹴りまでを通して行い、

次に2人~3人位のグループに分かれて、基本の蹴り技の見直しをしました。

 〈前蹴り〉腰を落としつつも、軸足に体重を乗せ、ふらつかないように

      つま先は指を反らして、上足底で刺すように

      蹴った足を戻すときに、足を伸ばしたままではなく、膝を引いて戻る

 〈回し蹴り〉結び立ちから膝を高く上げて、蹴り込む瞬間に軸足をずらす

       外に蹴り出すのではなく、正面を蹴って、素早く戻す

 〈横蹴り〉蹴上げは、蹴り足のかかとを、自分の真横よりやや後ろに上げると良い

      横蹴りは、膝を軸にして、内側に引込んでから蹴ることに心掛ける

      横蹴りの蹴り込むときに、軸足を滑らせることに意識する

      蹴り足を戻す時にも内側に引込んで、ふらつかないように

 〈後ろ蹴り〉右足と左足で、同じところを蹴るように心掛ける

       体を回してしまうと、横蹴りや後ろ回しになってしまうので蹴り足に注意

 〈関節蹴り〉足刀で蹴り込みと同時に、軸足の膝を落とす、蹴り足を戻す時に元に戻る

 〈ひざ蹴り〉蹴り上げる足の足先は、伸ばしておいた方が、ふくらはぎの筋肉が張らず素早く上がる

       両手で引き寄せる手は、組まずに重ねるだけ、引く時は脇を締めて引き寄せる

 〈足払い〉ただ足を払うのではなく、ややステップを踏んで軸足に体重をかけてから払う

      両手は相手を持ち上げてから落とすことをイメージして行う

 〈金的蹴り〉足の甲でスナップを効かせて、素早く蹴り上げる 

全体を通して、惰性で行わず、技の意味を考えながら、一本一本ていねいに行うと、それだけでかなりの運動量になり、息も上がります。体の軸を意識したり、重心移動に注意したりすると、技の上達も早くなります。

 

【畳の上での稽古】

①後受け身 ⇒ 後首倒立 ⇒ 足を回転させながら起きる ⇒ 三角締めの足の練習

②ガードポジションから、腕ひしぎ逆十字につなげる練習

 下から相手の両腕の肘のあたりを、外側から絞るようにして動きを制し、同時に体を横にずらし、相手の上半身を反対側に。その瞬間に腰を回転させながら足を相手の首に巻き、腕を取って倒しながら腕を極める

 相手を倒してから腕を極めると、遅くなってしまう為、出来れば、足を首に巻いたタイミングくらいで極められる方が良い。難しいので慣れるまで、何度も練習が必要

③立ち組みの状態から、相手を崩して引込んで倒し、その流れで腕ひしぎ逆十字

 飛び込み逆十字のような感じ?相手を引き込んだと同時に首に足をかけて倒し、腕を極める

④③で腕が極まるか極まらないかの状態からの自由攻防

 

【自由稽古】

S原さんとT高さんと、④のおさらいをしました。頭でいろいろと考えていても、いざという時には、全然体が動いてくれないので、ほとんどお二人に歯がたちませんでした。寝技は特に何度も何度も練習して、考えるより体が反応するくらいにならないといけないなと思いました。寝技は本当に奥が深い。

 

 オミクロンが猛威を振るっておりますが、日頃から良く食べ、良く寝て、良く動き、ウィルスを跳ね返すくらいの強靭な肉体と精神を培っていきましょう! 押忍!


2022年1月21日追浜道場

2022年01月27日 | 追浜道場

 

押忍!追浜道場の田高です。

121日の稽古日誌です。

この日は18人ほどの参加で、いつもより少なく感じました。

 

基本稽古

・右ボディストレート、左フック、右ハイ

・左ロー,右かけ蹴り、右ハイ

などのコンビネーションを練習しました。普段使わない蹴りがコンビネーションに入る事で身体の使い方が変わり、面白いです。

 

・内回し蹴り

対人で内回し蹴りを練習しました。力を伝えるのが難しいので、色々変えながら試してみました。

 

・かけ蹴り

相手に腕を出してもらって、その腕を引っ掛けるように蹴ります。

 

 

後半

後半は、対人でショートのパンチの練習をしました。

・ショートのワンツー

・ワンツーフック

最初はミットを使わずに、手で受けてもらいました。フックは縦拳横拳どちらも打てるように練習します。

 

・ワンツーフックダッキングフックミドル

ミットを持つ人は右左交互に体を振ればいいので難しくないですが、打つ方はどこでフックだっけ?とか、頭を使います。頭で考えないと動きができないのに、頭で考えていると体が動かなくなるジレンマがコンビネーションの面白いところです。考えなくても動くようになるまで練習しようと思いました。特に、サウスポーで構えてコンビネーションは本当に難しかったです。

 

 

自由稽古

O塚さんとパンチだけのマススパーリングをしました。一撃が重いので緊張感がありました。また、フェイントなども試すことができて楽しかったです。

 

 

稽古内容は以上です。

乾燥がひどいので裂傷等にも気をつけましょう。化膿止めにはオロナイン、愛用してます笑

 

押忍!


2022年1月25日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年01月25日 | 久里浜道場

この日は畳の日。冷たい雨の降る寒い日でした。12名の参加でした。

1.準備運動

2.対人での基本

①右ストレート、右下突き、右肘をそれぞれインパクトから体の締めを使ってさらに打ち込む:インナーマッスルを意識した静的な動きです。腕力だけで打ち込むのではなく、肩関節の伸び、肩腰の回転、足の返しや踏ん張り、拳や手首の締めなどが一致するように確認しました。

②①の技を一度あて、そこからほんの少し引いて(ベリーショートで)打ち込んでいきます。イメージは①で意識したことを連動させる感じです。

③①の技を接触した状態から。ベリーショートで。通常の打ち方で。の3種類の打ち方で打っていきました。ここでも、①や②で意識した動きをそれぞれの技で確認しました。

3.組み技:テーマは腕十字でした。

①支え釣りから腕十字:さがりながら支え吊り込み足をかけます。タイミングは「123」ではなく「123」。足で相手の前進を止めると同時に上体を引き込み倒します。倒したら同時に自分の股下に相手の頭を引き込み、両脚で相手を袈裟に固めます。そのままお尻で座るように仰向けになり、腕十字をかけます。この時倒した時点で相手を自分の近くに引き込んだことにより相手の肩の近くに自分のお尻をつくことができ、肘関節が極まる位置にくるため極めることができます。

②①の途中に逃れられた時の逆腕を極める腕十字への連携:腕十字をかけられそうになった相手が極めようとしている腕を抜いて逃れようとした時に、頭の方から逆側に周り、逆腕を十字に極めます。すでに相手を跨いだ状態なので、そのまま方向を180度変えるだけで逆腕を取れます。

③マウントポジションから腕十字:今回はマウントポジションから、右手で奥襟を取り、前腕のギロチンでプレッシャーをかけます。すると相手は嫌がって離そうと手で押してきます。その伸びた腕をとって腕十字を極めます。これは90度の方向転換でポジション移動ができます。

③ガードポジションからエビで腰を抜き、下から腕十字:クローズドガードから相手の両袖を持ってエビで腰を抜き、相手に対して90度にポジション移動します。相手の腕を持ちながら膝で相手の首をフックして仰向けにした状態で極めます。

④組んでから引き込んで腕十字への連携:立った状態で襟袖をもち、首相撲の崩しのように相手を崩しながら右に回り、尻餅を着くように座りながら引き込んで倒します。この時、右足で相手の腹を押しコントロールします。回る勢いそのままに相手の腕を取って腕十字を極めます。何度か行うと動きの流れがわかります。

自由練習:Kさんと腕絡み、肩固めの技研を行いました。二つとも、ああでもない、こうでもないと確認しながら研究しました。なかなかうまく極められませんでしたが、色々試すことができました。

この日はとても寒い日でした。寒い日がまだしばらく続きますが、怪我に気をつけて頑張っていきましょう。


2022年1月18日(火)久里浜クラス稽古日誌

2022年01月19日 | 久里浜道場

この日の稽古は衣笠のコミュニティセンターで行いました。広くて綺麗な場所でした。いつもと違う場所ということもあり、参加人数はいつもより少なめの8名でした。

1.ウォーミングアップ

2.準備運動

3.蹴りの確認:2人組で回し蹴りや後ろ蹴りのフォーム確認を行いました。蹴るほうがスローで蹴り、持つ方が足を持って姿勢を保持してフォームチェックをしました。

4.基本稽古:コンビネーション数種

バリエーションは、

①構えを変えながら前の手でジャブ

②構えを変えながら前の手からワンツー

③構えを変えながら前の手からジャブ、ワンツー

④前足前蹴り、同じ足でハイ、前の手で襟を持って崩しながら回転、スイッチ左ミドル

⑤ワンツー、左ボディを打ちながら90度サークリング、ワンツー

などでした。

5.フットワーク

3ステップで前、構えを変えて同じ動き(帰りは同じ要領でバックステップ)

②構えを変えながらステップインワンツー

③対人で②の動き:受け手も合わせて構えを変えてさがりながら捌く。初めは遠間で、慣れてきたら近間で何本も行いました。この対人稽古はとても難しく、特に逆の構えになりながらさがり、さらにワンツーを捌くという動きを同時に行うのができません。こういうところに動きの偏りが見えてくるのだとつくづく思いました。たぶん、こういう動きが考えずにできるようになれば、より基本的な動きは、さらに深く身に付いているのだと思います。動きのバリエーションはたくさんあるに越したことはありません。

6.マスクへのパンチ:相手にマスクを持ってもらい、それに向けてパンチを打っていきました。ねらいは「マスクをたたくことに慣れる」です。マスクルールに変わると、距離を初め様々な変化に戸惑うことがたくさんあります。そのひとつに「人の顔を力いっぱいたたくのって結構怖いな」というのがあります。(()特に感じない人もいます(笑))初めは少しずつ「たたくこと」と「たたかれること」に慣れることが大切です。特に「少しづつ、無理なく」が重要です。「いきなりガツン」はおすすめしません。恐れが先に来て技術の向上が遅くなります。何よりケガします。ただ、慣れてきたらたまに強めもやらないと打撃への免疫がつきません。塩梅が大切です。

7.マスクをつけて攻撃、防御を決めて約束組手:6の練習わ踏まえて約束組手を行いました。体を揺らして的を散らす。プッシュやストッピングを使う。ローやパンチのカウンターを使う。サークリングで捌く。距離を調節する。など技術練習を行いました。

8:自由練習:今日の練習の流れでさんとパンチだけのマスを行いました。お互いある程度慣れているので、フェイントを混ぜたり距離を意識したりしながら攻防を楽しみました。Kさんありがとうございました。

 コロナの影響が急速に広がってきています。週末の全国大会も残念ながら延期になってしまいました。選手のみなさんはさぞや複雑な気持ちだと思います。なかなか大変だと思いますが、またしっかり前を見て歩んでいってほしいと思います。いろいろありますが、みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう!


2022年1月14日追浜道場

2022年01月18日 | 追浜道場

押忍!追浜道場の田高です。

令和4114日の稽古日誌です。

この日は追浜道場の稽古初めでした。参加者は18人ほど。

 

・基本稽古

 手技と蹴り技を連携させながら練習しました。

 ワンツー、ボディアッパーでサークリング

 カウンターストレートボディアッパーで45度、ハイの振り抜きで180度回転

 

 

・基本の見直し

 横蹴りをペアで練習しました。足先が上を向いてしまうと、正しい蹴り方ができていません。お尻側の筋肉で蹴るようにします。

 

 

[後半]

・裏回し蹴り

 大道塾で使う選手は多くないが,練習すると足が器用に使える様になるそうです。掌底でボディアッパーを打つ様な軌道で蹴ります。

 

・裏回し蹴りや横蹴りを混ぜた練習

 練習した裏回し蹴りや横蹴りを動きの中でも使える様にペアで練習しました。

 

・スパー

 この日の稽古で練習したことを試しながらスパーを行いました。

 

・自由稽古

 K林さんとO塚さんと、引き続きスパーをしました。裏回し蹴りなどの蹴りを意識すると、普段とステップが変わって、カポエイラの様なステップが動きやすかったのが発見でした。

 

 

稽古内容は以上です。

本年もよろしくお願いします!

押忍。