大道塾 横須賀・湘南支部 稽古日誌

各道場の一般クラスの稽古日誌を稽古参加者に記録して頂く予定です。稽古内容の見直しや、反省・研究材料にご活用下さい。

2021年11月26日(金)追浜道場

2021年11月27日 | 追浜道場

追浜道場の小久保です。本日参加者は23名。暑すぎず寒すぎず稽古日和です。

まずは、軽いストレッチから。

 

【前蹴りを中心に】

★対人で交互に前蹴り

・間を置かずにすぐに蹴り返す。

・スナップのきいた、効かせる蹴り。

 

★対人で、前蹴りを蹴ったら、ローを蹴り返してもらう。

・ローは、前足、後ろ足、内側、外側、織り交ぜて。

 

★スイッチ前蹴りを蹴り、スイッチ前蹴りを蹴り返してもらう。

・距離をうまく調整し、強くなくても早さを意識して正確に。

 

★スイッチ前蹴りを蹴ったら、上段フック→ローを返してもらう。

・フックで意識を上に持ってきておいて、前、後ろ、内、外、いろいろなロー

 

★交互に前蹴りを10セット蹴りあう。

・そのまま、スイッチ、サイドに外してミドルの足さばきから、などなど単調になら  ないように、テンポよく。

 

【相手右ストレートを左へヘッドスリップして反撃】

★右ストレートを左へヘッドスリップして左ボディー

・左ボディーは練習の為、掌底で。

・真横にというより指先で斜め上に突き刺す、又はそぎ落とすイメージで打つと効かせやすい。

・ヘッドスリップ後狙うのではなくヘッドスリップしたと同時に打つ。相手のストレートが伸びているうちに当る。遅れると、相手の左フックをもらったりよけられたりしてしまう。

 

★右ストレートを左ヘッドスリップして、左ボディー又は右ボディーアッパー

・相手をしていただいた Hと さん。「もっと強く打ってください」と・・・ドM!?  いえいえ、打たれ強くなるトレーニングでしょう。頭が下がります。

 

★右ストレートを左ヘッドスリップと同時に右クロス→左上段フック

・右クロスは力が入るよう上から殴りつけるイメージで。相手の顎をした方向にたたき落とす感じで。

 

★同じ、ヘッドスリップ→右クロス→左上段フックに見せかけて大外刈り

・大外刈りの時相手の右ガードをかわし、首にかけることで投げやすくなる。

 

【ニーオン】

★片膝立ちの相手を倒し、ニーオンへ

・ニーオンは相手の袖、襟を強く引き上げながら、膝で相手の鳩尾あたりに体重をかけ自由を奪う。

・2~3秒暴れて抜け出そうとしても、抜け出せなければOK

 

【袖車】

★右腕小指の付け根あたり~硬いところを、相手の対角の頸動脈あたりへ当てる。左手を相手の頭を抱えるように後方へ回し、自分の右袖をつかみ、はさみのようにてこの原理で絞める。

・きちんと頸動脈に腕の硬いところが当たっていないと、痛いだけで極まらない。

・僕的には袖口より少し肘寄りをつかんだ方が決まりやすかったのと、やはり右手をあてる位置が重要な気がしました。

 

【自由稽古】

★M本さんと袖車の復習。そして、今まで練習では決まっていた技が本当にできるかの実証。それは立った状態からの右方向に巻き込みながら腕十字をかけるというもの。練習中は相手が倒れてくれているから出来るのでは???もしかしたら、踏ん張られたらかけられないのでは???結果はかけられないことがわかりました・・・・残念。ほかにコツがあるのかもしれませんが、M本さんに、巴投げのように真後ろに倒れこむ腕十字の取り方を教えていただきました。とても得る物の多い自由稽古でした。ありがとうございました。

 

【最後に】

★最近先生が、「整理運動を少しでもした方がいい」とおっしゃられていたので、帰宅後少しだけ、身体を伸ばしてみることに。5分くらいの気持ちで始めたのがとても気持ちがよく、緊張がほぐれてきたころ、「あれ?思っているより身体が疲れている?」と認識。普段は気にしないで、そのまま寝ていましたが、必要性を確認できました。寝つきもとてもいいです。いつも稽古の後は、寝つきが悪いなぁと感じていました。整理体操おすすめです。あれ?やってなかったの僕だけ??

 

今回もありがとうございました。

 

 

 


2021年11月19日追浜道場

2021年11月24日 | 追浜道場

押忍!追浜道場の田高です。

1119日の稽古を振り返ります。

 

この日は稽古開始が15分ほど遅れました。

23人の参加でした。

 

 

ストレッチ

 

移動稽古

移動稽古でコンビネーションを練習しました。

・前出て膝、肘

・スイッチ膝、右肘、左肘

肘に繋げるコンビネーションはなかなか組手の中で出ないので、シャドーなどで意識的に使い、組手で出せるようにしたいと思いました。

 

 

基本の見直し

膝蹴りを見直しました。

・真っ直ぐの膝

・横から回して当てる膝

・組み際、相手の腕を押さえての膝

・下段への膝

・崩して、膝

・崩す際の首への手の掛け方

以上のポイントを対人で稽古しました。

 

 

 

対人稽古

後半はジャブを中心に稽古しました。

・ジャブに対しての防御

スエー、ヘッドスリップ、パーリング、ブロックの4パターン

 

・ジャブのリターン

ジャブをパーリングして、すぐにリターン

 

・掌底フック

ジャブと掌底のフックを織り交ぜて攻撃、防御の練習をしました。フックに対して、小さく防御します。

 

 

 

自由稽古

試合を控えるK林さんと2分のスパーをやりました。緊張感のある駆け引きが出来て、楽しかったです。いつもありがとございます!

 

 

稽古内容は以上です。

急に寒くなったので、稽古後にしっかり体をほぐして、怪我をしないように気をつけましょう。押忍!


2021年11月23日(火)久里浜クラス稽古日誌

2021年11月24日 | 久里浜道場

この日は畳の日。14名の参加でした。

1.準備運動:じっくりストレッチ。

2.寝技の基本的な動き:サイドへのポジション切り替え、膝ターン、180度ポジションチェンジして受け身、三角締めの基礎などを確認しました。

3.立ち関節

①袖車:相手の首に前腕を押し付け、もう一方の手で後ろから自分の袖を掴み、締める技です。十字締めのように自分の腕をハサミのように動かして締めると上手くいきます。また、最初は首ではなく、相手の手首にかけて練習すると自分の目で見ながら確認できます。

②腕十字:相手に背を向けて相手の腕を脇に挟み、肘関節を逆に極め、もう一方の腕でロックして極める技です。ポイントは、テコの支点が相手の肘関節になることと、脇でのしっかりとした圧迫です。テコの力点に力を加えるというよりも、脇でしっかり圧迫して固定することを意識した方が上手くいきます。あと、肘を曲げて逃げられないように、相手の親指を上に向けて固定することも重要です。

4.寝技

①倒してからマウント、袖車:立ち関節で確認した袖車を寝技で行いました。倒した後、ニーオンからそのまま膝を滑らせながらマウントへ移行、そのまま袖車です。例えば、相手の首を前腕で押し込み、圧迫すると相手が嫌がって抵抗します。そのエサをまいて相手の首が上がったスキに腕を後ろに回して締めます。動きの中でいきなり後ろから自分の袖を掴むのはとても難しいので、攻防においては、まず相手の嫌なことをして気を逸らすことが重要です。(笑)また、自分の道着の袖が短い、または腕が太すぎて袖の遊びがほとんどない場合はさらに難しくなるでしょう(笑)

②倒してから袈裟固め、腕十字:倒してからニーオン、そのまま袈裟固め、自分の足を支点にして、逆肘を極めます。ポイントは、相手の腕をバンザイの位置に持ってくること。そのために、相手の首をロックして、自分の体で挟み込むようにして相手を固定します。この固定が甘いと、相手が肩を上げることができ、肩を上げることによって、手が床に着いてしまいます。そうなると上から押さえても床が邪魔して極まりません。逆に肩を押さえて固定すると腕が上に上がるので、押さえて極めるためのスペースが十分作れます。そして、親指が上を向くようにして極めます。

③倒してニーオンから締めや極めの連携:倒した後相手が少しだけ抵抗するので、フェイントやフェイクを入れて別の技に移行したり、仕掛けがうまくいかなかった場合に次に移行することをイメージしたりするなど、技の連携を意識した練習を行いました。

5.ガードからの倒し方

①相手の下に入り込み、両足を掬う:ガードポジションに引き込もうとしても相手が立ったままで抵抗した場合、相手の引きに任せて自分から相手の真下に移動し、その位置に来たら相手の両足を両手で掬って倒し、マウントに移行します。自分から近づくことがポイントです。

②片袖、片襟を引き、片足でロック、もう片方の足ではらを押し込み、相手に尻餅をつかせて倒す:これは難しかったです。相手の上体を引きつけ、足を踏ん張らせて、その足を自分の片足で後ろから押さえてさがれないようにし、もう片方の足で足の付け根や腹を押し込むことで相手をくの字にしてそのまま尻餅をつかせるイメージです。手足を制され、腹を押されるので、お尻で着地するしかない状態にすることが重要です。

6.自由練習:Yくんと寝技の研究をしました。時間がなかったので、少ししかできませんでしたが、ニーオンとマウントキープに絞ってお互い研究しました。Yくんありがとうございました。また研究しましょう。

 いよいよ来週はシニアの大会です。例によって無観客ですが、横須賀、湘南から会場の選手を応援しましょう♪

ファイトーっ、いっぱぁーつ!


2021.11.18(木)

2021年11月23日 | 辻堂道場 木曜クラス

 

木曜日。

平日でも居残り稽古で頑張る人、多し。

 

さて、充分稽古したし、もう帰ろうかとしたその時、
「押忍!」の声とともに道場に入って来たのは…

 

横須賀のSさん!

職場はこちらに近いとのことで仕事帰りに来てくれたようです。

 

ゴールドジムの受付の人から「先生はもう帰られましたけど…」と言われたらしい(笑)

それでも他の人はまだ稽古してるかなと覗いたら、いたので道場に入って来たそう。

 

黒帯のYさんにミットを持ってもらって、この時間から稽古です。
遅くまで仕事して、道場に来て稽古して、帰宅時間は何時になるのだろう。

 

実は先月の上旬に、このSさんと道でバッタリお会いしました。

平日の16時くらい、スーツを着てらして、仕事の電話をしながら歩いてました。

電話の邪魔をしては悪いので挨拶しかできませんでしたが、お互い別々の方向へ歩き、振り返ってその後ろ姿を見た時、

 

(ああ、みんな昼間はああやって、家族や自分のために頑張って働いてるんだなあ)

 

などとしみじみ思ってしまいました。
皆さんといつもは道着姿でしか会わないから、深く考えたことがなかったけど、他の方もきっと同じなのでしょう。

 

家から道場まで、ちょっと距離がある二人も継続して来てます。

 

新人のMさんもよく頑張る。

 

試合初出場を控えたHさん(左)と、試合経験豊富なEさん(右)。

シニア全日本まであと5日!


2021年11月16日(火)久里浜クラス稽古日誌

2021年11月17日 | 久里浜道場

この日は13名の参加でした。追浜クラスからk保さん K林さんが出稽古に来てくれました。

1.準備運動:じっくりストレッチ

2.基本:コンビネーションを数種行いました。ワンツー、さがりながら左フック、ワンツーは新しいパターンです。相手がワンツーで詰めて来た時にバックステップで捌き、相手がワンを戻すタイミングで先にフックを合わせるイメージです。

3.対人練習:フックに対するディフェンスパターンを一つひとつ時間をかけて研究しました。

①左右のフックに対するダッキングでのディフェンス練習:左右のでフックに対して前や後に移動しながらダッキングで捌きます。ポイントは足捌きで頭を振る方向と同じ足を一歩出しながら行うことです。

②左フックのディフェンス:左フックに対して色々なディフェンスで反応する練習です。今日練習したダッキングをはじめ、前腕でのガード、スウェー、バックステップ、ショルダーガード、踏み込んで初動を抑えるプッシュ、前蹴りのストッピングなど織り交ぜて行います。攻撃が左フックだけの約束なので落ち着いて色々試します。ただ、攻防を意識して行うことが大切で、その場で、同じタイミングで漫然と行なっても効果はあまりありません。フットワークを使って距離を測りながらタイミングを一定ではなく変えながら行うなどすると良い練習になります。

②左右フックのディフェンス:左だけでなく、右も入れて同じ練習を行いました。最初はパターンをきめて、慣れて来たらランダムで行いました。ここでも慣れて来て攻防を意識して行うと肩を動かしてどちらが来るかわかりづらくするなどしながらタイミングをずらすと、一気に反応が難しくなります。フックだけなのに反応が遅れて被弾します。

③パンチから相手の返しのフックに対する反応:ジャブ、ワンツーを打った後、相手がフックを時々返して来るのに反応します。慣れて来たら反応の後、ローやパンチ、組んで膝、カウンターの膝など、反撃も入れていきます。攻防を意識したミット練習の色々なパターンをたくさん行うと頭で考えるより先に体が反応するようになっていくのだろうと思います。

4.自由練習:今日は一つひとつの練習の時間を比較的長く取ったので自由練習の時間はいつも並みでした。k田さんとミットを行いました。k田さんのパンチはとても強くて硬く、あったら多分1発ノックアウトです(笑)。組手の中でそれをどう活かしていくか?得意な技につなぐためにはどうすれば良いのか?を考え、バリエーションを整理しておくと良いと思います。k田さんありがとうございました。

 先日、この間の大会のムービーを見せていただきました。選手のみなさんの試合での動きはどなたも素晴らしく、試合なので普段の動きとは違う、鋭く気迫あふれる動きでした。試合ならではの緊張感は十分伝わってきましたが、そんな中でも選手のみなさんは落ち着いた様子だったのが印象的でした。みんな強かったです。本当にお疲れ様でした。

 今年の稽古もあと約1か月となって来ました。怪我に気をつけて年内頑張りましょう♪