【山下知子】動物園が変わりつつある。動物の動きを引き出す設備を整えたり、暮らしている環境に近づけたり。そんな工夫を凝らすところが増えている。キーワードは「動物本来の姿」。足を運べば、動物たちの新たな一面に触れることができそうだ。
リニューアルを進める福岡市動物園。昨年10月末に公開されたオランウータンとシロテテナガザルの展示場では、木に見立てた高さ15メートルの金属製タワー3本がそびえ、ツタを模したロープが張り巡らされている。そのロープを、シロテテナガザルが雲梯(うんてい)を伝うように素早く行き来する。
「わぁ、すごい」。首を伸ばして見ていた人たちから、歓声が漏れた。
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