□アダム・シャンクマン監督
1980年代のハリウッド。
ステイシー・ジャックス(トム・クルーズ)は「ロックの神様」として一世を風靡(ふうび)していた。
地位も名誉も手に入れ、ギラギラとした夢を見失って酒と女に溺れる自堕落な生活を続けていたステイシーはある日、ライブハウスで働きながら歌手を目指すカップルと出会う。
原作は同名のミュージカル「ロック・オブ・エイジズ」。
ミュージカル映画に初めて挑んだクルーズの振り切れた豹変(ひょうへん)ぶりがすごい。
まるで犯罪者のような、女性に対するじっとりした視線の、倦怠(けんたい)感の塊のような男が、ひとたびステージに立てば一転、トップギアでぐんぐんテンションを上げていく。
クルーズの起用について、アダム・シャンクマン監督(47)は「映画スターがロラルフローレン 子供服 格安ックスターを演じたら面白そうだ」と、ささやかな遊び心からだったと明かす。
クルーズに直接電話を入れたところ、「彼自身が『ミュージカルをやってみたい』と関心を示してくれた」という。
実際、素晴らしい声量の持ち主でもあったクルーズは、4カ月に及ぶボイストレーニングの結果、「4オクターブの音域」を披露してくれるまでになった。
「すべてが順調にいった」。
シャンクマン監督は満足そうだ。
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