記者会見で笑顔を見せる日馬富士=加藤学撮影
大相撲名古屋場所で約2年ぶりに2度目の優勝を飾った大関日馬富士(27)(伊勢ヶ浜部屋)が千秋楽から一夜明けた25日、名古屋市内の宿舎で記者会見し、「最高の結果になった」と笑顔で語った。
八百長問題が一区切りし、半年ぶりの本場所で、14日目の直接対決で白鵬を破り優勝を決めた。横綱の8連覇を阻んだことには、「自分のことで精いっぱいだった。(横綱戦は)全身全霊で当たることしか考えなかった」。また、秋場所に向け、「与えられたチャンスをつかみ取りたい。稽古に精進し、上を目指せるように努力したい」と語った。同席した師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)は「一度優勝すれば、次も優勝して横綱を目指す形になる」と期待をかけた。
(2011年7月25日12時49分
読売新聞)
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