前半、激しく競り合う川澄(右)=青山謙太郎撮影
前半、タイ選手と激しく競り合う宇津木〈13〉=1日、中国・山東省済南で=青山謙太郎撮影
サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選は1日、中国・済南で開幕。
日本(なでしこジャパン)は初戦の相手タイを3―0で破り、白星スタートを切った。日本は勝ち点3を挙げた。
日本は前半立ち上がりから、DF近賀らを軸に両サイドを攻め、CKなど好機を作ったが、防戦一方のタイの守りに苦しんだ。
日本は19分、MF高瀬がシュートを放ったが、ゴール上へ。高瀬は32分にも右サイドからミドルシュートを放ったが、ゴールを外れた。
日本は37分、MF田中がシュートを放ったが、GK正面。
日本は42分、DF鮫島がシュートを狙ったが、ゴール上へ外れた。
日本は決定力に欠き、双方無得点で前半終了。
日本は後半、MF宇津木に代え、MF宮間を投入した。
日本は55分、左サイドからゴール前のFW永里へパスを出したが、GKに阻まれた。
日本は61分、FW川澄がゴール前へ抜け出して右足で先制ゴールを決めた。
日本は65分、MF高瀬に代わり、MF大野が入った。
日本は66分、ペナルティーエリア前からのFKに続き、右CKの好機を得たが、無得点。
日本は74分、永里に代えてFW安藤を投入。
日本は75分、MF田中がゴール前から右足で決めて追加点。
タイは84分、右サイドのドリブル突破を試みた。
日本は終了直前に相手のオウンゴールで3点目を奪い、突き放した。
◇
最終予選は日本、豪州、北朝鮮、中国、韓国、タイの6チームによる総当たりのリーグ戦で、2位以上が五輪出場権を獲得。日本は3日に韓国、5日に豪州、8日に北朝鮮、11日に中国と対戦する。
日本の先発メンバーは中1日での連戦という日程を考慮し、沢(INAC)や宮間(岡山湯郷)ら主力数人は温存となった。先発メンバーは以下の通り。
GK 福元(岡山湯郷)
DF 近賀(INAC)、熊谷(フランクフルト)、矢野(浦和)、鮫島(ボストン)
MF 宇津木(モンペリエ)、上尾野辺(新潟)、田中(INAC)、高瀬(INAC)
FW 川澄(INAC)、永里優(ポツダム)
(2011年9月1日18時27分
読売新聞)
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