だりゅんのXXX

最近の(・∀・)イイ!!を気の赴くままに。

K1 GP 開幕戦

2005-09-24 | 格闘技
ビデオに録ったのを観ました。

ホーストがGPからは引退ということで、昔からのメンツはアーツとバンナぐらいでしょうか。でも両方とも結構調子は良さそうなので、ベスト4に残りそうです。特にアーツは90年代中盤は圧倒的な強さを誇っていたのですが(「20世紀最後の暴君」という通称が良かったですね。当時ハイキック一発でKOしていたので、本当にそんな感じでした。ちょっと前のミルコみたいな感じ)、2000年代に入ってからもう寄る年波には勝てないかと思っていましたが、見事復活しましたね。特にマイティ・モー相手なので次に繋がりそうです。

サップvsホンマンはもう少しでサップが勝てそうだったけど、ちょっとスタミナ切れなのは残念。途中良いフックや首相撲からの膝蹴りも結構効いていたので、いけるかなと思ったけど。でも二人ともパンチが子供の喧嘩みたいな殴り方だったので、思わず苦笑い。もちっと鍛錬して欲しいぞ。今回生き残った選手には武蔵以外はもう両方とも相手にならない感じだ)。

ラスベガス大会を見てからファンになってしまったルスラン・カラエフはちょっとしか映ってなかったけど、運動能力だけ取れば、今回の出場選手のなかで一番じゃないのかな。裏拳当てた直後にもう一回転してミドルキックとか、今まで見たこと無い連携やるし、サイズもそれなりにある(188cm,95Kg)し、まだまだ若いのでK1のルールに慣れたらかなり良いところまで行きそうな予感(というか、ほかに残っているメンツから考えると、ひょっとしたらひょっとするかも)。今後も期待の選手やね

反デスマーチ大研究

2005-09-24 | ドナドナ
開発の現場vol002の特集がいい感じです。SEでプロジェクトに嵌っている方は一読あれ。

仕様変更・進捗管理・ドキュメント管理・コーディングなどなど、現場の立場で少しでも無駄を省いて効率よく仕事を進めるための細かいテクニックを紹介しているのですが、興味深い記事が多くてとても参考になります。

現場の人間が一人一人このようなことに気をつけて積み上げて行けば、少しでもデスマに陥らないように頑張れるのかもしれません。

ただ、これを読んで思ったのはあくまで現場の処方箋(というか、自分自身が消耗しないための護身術)というものであって、やはり全体としてはプロジェクトマネージャがプロジェクトをうまくコントロール(人員を含めたリソースの再配置、進捗管理、顧客との交渉)ができて初めてデスマにならないで済むのではないかということです。構造的な問題を根本的に解決しないと、末端の小手先の技ではどうしようもない状況って幾らでも転がっている訳で。

昔と違って今はSE・プログラマの単金は減ってきて、特に中国でのオフショア開発が花盛りなので、さらなる値下げ圧力は高まるばかりなので、一度大きな失敗をしたら小さな会社ならもう取り返しがつかない(=倒産)なんて例もザラに出てきそうです。すなわち、従来の右肩上がりの時代のように経験と勘と度胸だけではもう乗り切れない世の中になっていると思います。

銀の弾丸(Silver Bullet)はどこにも存在しないというのも、悲しいかな現実なのでしょう。

とはいえ、SI(システムインテグレーション)の業界にいると、駄目プロジェクトで心身共にすり減らしている友達の話を多く聞きますので(実際に大学の時からの友達で世をはかなんでしまったのもいますし..orz)、業界全体としてうまく行くように知恵を絞って次善の策でもコツコツ積み上げて、皆で幸せになりたいものです。