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「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

【呼びかけ】戦後日本の大きな岐路となる総選挙を迎えて

2017-10-11 00:40:56 | 参加のよびかけ
<管理人より>
 「生協だれでも9条ネットワーク」の呼びかけ人である斎藤嘉璋さんからの呼びかけです。

【呼びかけ】戦後日本の大きな岐路となる総選挙を迎えて                               

 安倍首相の疑惑隠しと政権延命のために、急遽、首相の解散権を悪用して設定された総選挙が告示されました。戦争法をはじめとする憲法違反の悪法に対する私たち市民と立憲野党の共同しての闘いと森友・加計疑惑のもとでの都議選の敗北などで追い詰められての解散であり、私はこれを安倍政権と改憲勢力に立ち向かうチャンスと考えました。しかし、希望の党の立ち上げと民進党の合流、立憲民主党の結成といった事態が発生し、総選挙は自民・公明と改憲野党の希望・維新に対する立憲・共産・社民の護憲野党の対決という構図になってきました。
 自民党が初めて選挙公約に憲法9条改正を明記し、希望と維新も憲法改正を全面に出したということは初めてのことであり、まさに日本の国の在り方・憲法の根幹が問われる総選挙になってきました。
 この選挙にあたり、「九条の会」は10/5付けで「戦後日本の歴史と憲法の岐路に立って」という声明を出しました。
 私はこの声明にあるように「希望の党や日本維新の会などとあわせ改憲勢力が3分の2を占める危険性がたかまった」と考えます。声明は「安倍改憲を許さないという声を挙げましょう」と呼びかけ、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名」を3000万署名運動として取り組む提起をしています。
 私たちの仲間である「大学生協九条の会」も総選挙にあたり、10/6付けで事務局名のアピールを発表し、そこでは総選挙の取り組みの一環として各大学生協が進めている「ヒバクシャ国際署名」に取り組むことを掲げています。
 私たち「生協だれでも9条ネットワーク」は今回の総選挙にあたってのアピールなどを出すことについて世話人会などで論議をしていません。この間の打ち合わせでは「総選挙それぞれに頑張って、11月3日の国会包囲大行動後に拡大世話人会をもって、今後のことを論議しよう」ということになっています。
 この文書は私の個人的なものですが、皆さんが「九条の会」の声明などを参考に認識を新たにし、「九条の会」の提起する3000万署名や日本生協連はじめ各生協が取り組んでいる「ヒバクシャ署名」などに取り組むこともあわせ、この選挙戦に取り組まれることを希望するものです。
 「安倍9条改憲NO!全国市民アクション11・3国会包囲大行動」とその後の「集い」に多くの方が参加し、元気に今後のことを語り合えることを期待しています。
(2017・10・10)

※「九条の会」のオフィシャルサイトは、こちら→そのトップ画面から「安倍9条改憲NO!憲法を生かす」の全国統一署名用紙をダウンロードできるようになっています。
※「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」のサイトは、こちら
※「ヒバクシャ国際署名」のサイトは、こちら