年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

オオバン (2)

2015年06月26日 | 写真~野鳥

オオバン (大鷭) は、西日本では所によって留鳥または冬鳥で、私めの住む県では繁殖が確認された例がありますが 一応「冬鳥」扱いで、県の希少種 になっております。
オオバンは、上嘴(くちばし)が額まで伸びたような白い「額板」が特徴的な鳥です。(↓)


オオバンは黒い全身に白い嘴と白い額板がよく目立つので、一度見たら忘れられない水鳥です。 また、オオバンは眼の虹彩が赤か赤褐色なのも特徴です。


(↓)がオオバンの右向きの姿です。


カモ類は前3本の足指が水かき、即ち薄い皮膚の膜( 蹼膜(ぼくまく) ) でつながっている蹼足(ぼくそく) なのですが、ツル目クイナ科のオオバンの足指は、各指が木の葉形状の弁膜(→ 弁足べんそく)になっており、水かきの役目をします。  (↓)では オオバンの弁足が見えます。


(↓)がオオバンの真正面顔です。


ついでに、オオバンの後ろ姿も見ておいて下さい。(↓)


オオバンは雑食ですが、主に水生植物を食べるようです。 (↓)は海藻を食べるオオバンの姿です。


どの野鳥図鑑にもオオバンの雌雄の区別は書いてありませんが、仲睦まじく連れ添って泳いでいた(↓)の2羽が番(つがい)だと勝手に思っておりますです。


最近は陸鳥に夢中で水鳥まで足が向かなかったのですが、これからは水鳥にも公平に労力をかけようとは思っておりますが、はたして どうなりますやら…(?)


尚、昔にもオオバンの姿を見て頂いております。(→ こちら


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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