年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

マミチャジナイ

2012年06月16日 | 写真~野鳥

4月中旬に我が家の庭に来たマミチャジナイを見つけて、今まで見たことがない鳥が庭に来ていると、おっ家内がわざわざ私めに言いに来ました。 それまで鳥見や鳥撮りに余り関心を示していなかったおっ家内には珍しいことですし、少し珍しい鳥だったので、早速カメラを取り出して撮ったのが(↓)です。 

積もった枯葉を跳ねのけて、その下にいる昆虫や虫を食べておりました。 そのためか(↑)で嘴(くちばし)の先に泥が付いて汚れております。 我が家の庭にマミチャジナイが来るなんて、今でも信じ難いことです。 

マミチャジナイ はちょっと珍しい鳥で、白い眉斑(びはん)の目立つ 頭が茶色(=眉茶 →マミチャ)のシナイ(→ツグミ類の古名)というのが名前の由来です。  ツグミ(→ こちら と こちら)は白い胸や腹に黒褐色の縦斑があるのですが、マミチャジナイには そのような黒褐色の縦斑はありません。  

(↑)のように、名前通りの茶色い頭部よりも、白い眉斑と嘴の基部から眼下までの白が目立つ顔をしております。 
 胸からわき腹が橙黄(とうこう)色なので、「アカハラ」に似ていますが、「アカハラ」には白い眉斑などは無く、逆に黄色か橙色のアイリングがあります。 要するに、「アカハラ」とは全く顔が違います。 

マミチャジナイが珍しいのは、旅鳥として渡りの時期(春と秋)にのみ 一時的に日本に現れる鳥だからです。 私めの住む西日本の県では普段はめったに見ることの出来ない鳥です。 ところが、2012年の早春から大きな群れが居座って、県内のあちこちで普通に見ることができるようになり、鳥見/鳥撮り仲間で大きな話題になりました。 北帰行のルートが変わったためのようですが、ルート変更の理由は判っておりません。 

ちょっとピントが甘いですが、どアップの顔を見てやってください。

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