前の病院で、IVF(体外受精)と腹腔鏡検査(ラパロ)について説明を受けた頃から
立て続けに本を読みました。
読む前に心掛けたのは、以下の3点。
1.視野を広く持つ事(書いてある事に飛びつかない)
2.いろんな立場からの意見を探す事
3.先入観を持たないように、素直な気持ちで読む事
分からない事ばかりだけど、身近に経験者もいなかったので、自分で納得して、
進む道を探さなくては・・・と思っていました。
読んだ本の中から、いくつか紹介します
体外受精レッスン(放生 勲:著)
私が初めて読んだ、IVF関係の本。
以前、AIH(人工授精)をするか悩んでいた時に、同じ著者の「妊娠力をつける」
を読んでいたので抵抗なく読めました。
この本で、採卵方法にはいろいろあるということを知り、病院との関わり方などに
ついても非常に参考になりました。
不妊治療はつらくない(加藤 修:著)
上記の本の中で「自然周期採卵」というものを知り、詳しく知りたくなって購入。
言わずと知れた東京の超有名クリニックの院長先生が書かれた本ですが、
が、私はこの本で初めてKLC(加藤レディスクリニック)の存在を知りました。
今までの治療で何となくモヤモヤと気になっていたことが、ほとんどスッキリして
非常に感銘をうけました。
この先生は、腹腔鏡手術には反対派です。
この本で、現在通っているクリニックの事を知りました。
授かる(堤 治:著)
腹腔鏡手術を推奨している先生の書かれた本。
「授かる」ということについて、科学的な詳しい説明もあるが、とても読みやすい。
「神の領域」と言われる部分に関して敬意をはらいながらも、医療従事者として
真摯にとりくんでいる筆者の姿勢が感じられる。治療法の説明もあり、患者さん
との一問一答形式での症例の紹介など、素人が読んでもわかりやすい書き方に
なっています。不妊で悩んでいる人以外にも読んで欲しい本かな・・・。
女性の病気と腹腔鏡(堤 治:著)
上記「授かる」と同じ先生が書かれたもので、こちらは更に詳しい事が書いて
あります。が、内容に関しては重複する部分もありました。
毎月ある生理がどういう意味を持つのか、若い頃に妊娠しない事が女性の体
にどういう影響を与えるのか、子宮内膜症が増えているのは何故なのか、等
読んでいてちょっと怖くなるような話もありますが、知識として知っておく事は
とても大事だと思いました。
感想は、あくまでも私個人が感じたことです。その点、ご了承くださいませ
他にも子宮内膜症について書かれた本や、不妊関係の本など、図書館で
片っ端から借りてきて読みました
食事や家事をしているとき以外は、常にこういう系の本を読んでいたこの時期の私を、ひげぴよはどう思っていたのかな・・・結構コワかったかもです。
以下はオマケ。
赤ちゃんが欲しい
雑誌ですが、いくつか読みました。いろんな特集が組まれているし、体験談も
載っているので、読みやすかったです。
ウチの近所では、小さな本屋さんでは置いていない事が多かった
jineco(ジネコ)
フリーペーパーです。今通っているクリニックに置いてあり、初めて読みました。
インターネットでの検索の際に、何度もお世話になったサイトでもあります。
不妊治療についてネット上に寄せられた質問等に、全国の不妊治療専門医が
回答を寄せています。基本的な相談から、専門的な内容まで、いろいろ載って
いて参考になりました。
請求すれば、自宅に送ってもらえます→詳しくはコチラ
病院でお金を払って診ていただいているんだから、必要な情報は病院が提供してケアしてくれるべきだと思う人もいるかもしれません。
でも、たくさんの本を読んで、お医者様によって本当にさまざまな考え方があることを知りました。
患者さんも一人として同じ状態の人はいませんよね。
そう考えると、理論的な「医師と患者の組合せの数」だけでも、何通りもの治療方針が出てくることになります。
その中から、最終的にひとつに絞って決定するのは、自分。
先生を疑ってかかるのではなく、「先生はこうおっしゃってるけど、他に方法はないのかな?」と勉強することは、たとえ素人考えでも無駄にはならないと実感できました。
情報の取捨選択は本当に難しいけど、選択肢がある時代だという事に、感謝しないといけないですね・・・
あと、余計なお世話かもしれませんが、ひとつだけ。
今現在、体外受精(IVF)なんて、これっぽっちも考えていないけど、タイミング法で
結果が出ない方達。(私もかつてそうでした)
もし抵抗がなければ上記のような本を読んで、今、知識を持っていてほしい、と切に願います。
私自身、原因不明のまま結局IVFにまで進みました。
IVFを視野に入れて初めて、これらの本を読みましたが、ゾッとするような事がいろいろ書いてありました。
例えば、タイミング法での注射(hMG投与など)には、賛否両論あるのです。
私自身はたまたま経口の誘発剤での反応が良かったので、注射はしませんでしたが、注射を何ヶ月も続けていたら・・・と考えると怖いです。
もちろん、注射が悪いというわけではありません。
注射によって効果があがり無事妊娠される方は、実際たくさんいらっしゃいます。
でも、原因が別のところにある人にとっては、これらの注射はメリットよりもデメリットのほうが大きくなるようです。
だから、「良い悪い」じゃなくて、知識として「知っておいたほうがいい」んじゃないかな・・・と思います。
後から後悔したくないですもんね。
頑張っている皆さんに、最適の治療法がその時々で見つかりますように・・・。
♪今日の一枚
ついに咲きました
クナウティア‘マースミジェット’というお花です
長文を読んで頂き、ありがとうございました。
少しでもお役にたてたら嬉しいです♪
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薬、注射・・・、その恐ろしさからも西洋医学から遠ざかったことも・・・。
だから、治療を続けて排卵出血がひどくなった時に、体からのSOSだと思って、不妊治療をやめたんだけども・・・。
それから、薬が抜けたかなぁ~と思った頃に、最後の挑戦!の勢いで、これまた薬漬けにならない病院を探して辿り着いたのが、だめぴよさんと同じ通院先。
やっぱり、自分で色々調べることは大切ですよね!
まぁ、たくさんのホルモン剤を使用していることですし、何年後かに何らかの影響が体には出るかもしれないなぁ~ということは常に頭に入れてます
出ないかもしれないけれど、それならば有難いお話で・・・。
お医者さんたちは、これによって子宮がんや乳がんが増えることはないって言うけど、私は単にデータがないだけだと思うんですよね~。
食べ物などに気を付けて、自分でできることは自分で守っていかなければ・・・。
わぁわぁ☆
とっても、とっても勉強家さん☆☆
私は、本は大好きですが、この類いの本は、読んだことありませんでしたぁぁぁ!!
…あ!!加藤大先生のご本は、もってます♪
一緒に頑張りましょう、ネ☆☆
それから、お花の写真がいつもステキィィl!!!!
「体外受精レッスン」は私も読みました。今でも持ってます^^
私、この本を読んで、実際に放生先生の病院に一時期お世話になっていました。最初に通った病院(不妊専門クリニック)でIVFを勧められた時、医師の説明が夫ともどもどうしても信頼できず、セカンドオピニオンを求めに行ったのです。タイミング指導を数回受けて、本当のタイミング指導ってこういうものなんだ…と目から鱗でした。患者個人の体質を踏まえながら、親身になっていろいろ考えて下さるし、けれどデメリットもはっきり伝えて下さるし、とてもよい先生でした。
hmgは未経験なのでわからないのですが、私が糖尿病で服用しているグリコランやメルビンというお薬、不妊治療で自費で飲んでいる方多いですけど、私はあれもすっごく怖いことだと思ってます。高血糖気味の方や、薬の本来の効果をちゃんとわかって備えている方ならいいんでしょうけれど…。
KLCの加藤先生の本は未読なのですが、さすがに病院が有名なので、興味があります。
最近はめっきり不妊関係の本からはご無沙汰してましたが(もう、読んでも意味ない気がしちゃってて…^^;)、やっぱり、知っておくことが必要なことってたくさんありますね。だめぴよさんのこの記事を読んで、ひさしぶりに読んでみようかな~と思いました^^
私が最初に行ったクリニックの先生は、旦那の分身君たちを顕微鏡で見て「顕微授精するしかない」とバッサリ切り捨てましたよ。。。
初診の私達には、あまりにショッキングな言葉でした。患者である私達夫婦になんの配慮もなかったし、「こうゆう選択肢もあります」という話もなく。ワンマンぶりが嫌で転院したんです。
今の病院で初体外として「自然に受精しました」と聞いた時は、前のクリニックの先生に文句言いたい気分でしたもん(笑)
あ、長くなりましたが、私も薬ばっかり使ってるんですでに不安です。
これから鍼灸に通うんで、お薬にばっかり頼らないで生理がくるようになるといいんですけどね~。。。
私は、高度治療を受けるとは思っていなかったので、不妊専門病院でどんな検査があるのか不妊雑誌で調べたぐらいでした。結果、いきなりAIH宣言され、主人が納得しなかったので、今お世話になっている病院の先生が書かれた『やっぱり子どもがほしい!』を読みました。その一冊だけです。
お薬や治療については、治療を受ける側は知らないより知っておいた方が良いと私も思います。だめぴよさんが仰る様に後で後悔したくはありませんからね。
…と言う私、お薬の不安からお休み期間中のお薬なしに切り替えてもらい、次回の治療は注射なしでと考えていましたが、色々考えて先生と話した結果、注射での誘発の予定です。お薬の事を知った上でのこういう選択もありなんだ、と自分自身で思っています。治療再開はまだ先ですけどね。
お花、綺麗に咲きましたね。こういう花だったとは想像つきませんでした~。
ほんとにそうですね。母親が一時期、「無知であることは罪である」という言葉をやたら口にしてた事があって、確か作家か誰かの言葉らしいんですが、子供心にその言葉の重みを感じていました。最近そのコトを思い出します。
私もいろんなこと、例えば今受けている治療もここ30年くらいで急激に伸びてきた分野ですし、影響は避けられないと考えています。
だからこそ、今できることを自分で考えて取捨選択していかなくちゃなぁって思いますね。
無事授かっても、やっぱりカラダづくりは一生のテーマなのかも・・・
♪ニモさん
何かが気になるととにかく調べ尽くさないと気がすまないトコロがあるみたいです。そんな自分の性格に最近気づきました
お花、褒めてくださってありがとう。次々にいろんな花が咲く時期は毎日楽しくて仕方がないだめぴよです
♪ninaさん
素人がにわか知識を得ることってどうなんだろう?!って思った事もあったけど、やっぱり知らなきゃ始まらないこともあるように思います。放生先生のところで頑張ってらした事があるんですね!本を読んでも、この先生はいろんな意見を素直に受け止めて、その中でキチンと納得できる考え方を述べられてるので、私はとても好感を持ちました
♪風花さん
そんな衝撃的な経験をされてたんですね!
私が前に通ってたクリニックの先生も、やっぱりワンマンでしたねぇ。悪い人じゃないんだけど、やはり相性もあるのかも。同じ事を説明するのでも、いろんな言葉の選び方がありますもんね。今の病院に転院していい先生に出会えてヨカッタですね
お薬は不安もあるけど、やっぱり大きな効果もあるし♪うまくサポートしてくれる大事な存在でもあります。上手に付き合っていければいいですよね。鍼灸で西洋医学では見えない不調が見つかるかもしれないから期待したいですねっ
♪みかんさん
昔から壁にぶち当たると、解決策を本から探そうとするトコロがあるんです
中学生の頃なんて、友達に「話にオチがない」と言われて悩み、本屋さんで「オチのある話の仕方」的な本を真剣に探し続けたこともあります。今考えるとウケる~
お薬や注射は毛嫌いする必要はないと思っていて、必要な量を必要な時に使えば、これほど効果的で心強い存在はないって思っています。ただ内科で出される風邪薬とはワケが違うので、いろいろ知っておくことも大事ですよね。信頼できる先生と相談して納得できたのなら、それが今のみかんさんにとって最善の方法なんだと思います。応援してます
珍しいお花でしょ?マツムシソウの仲間で、通販で買ったのです♪
あひるも、過去に両卵管閉塞だったのにも
関わらず、とんでもない治療(AIH)を繰り返してたんです。だからこそ、真剣に病院の事などを調べました^^; やはり、あひるは周りではKLCで授かれた事を聞いて、K先生の本を読みました。そうそうラパロは反対してましたね~^^良い・悪いは別としても、あひるは周りで
KLC系で成功した人が8人もいるので、そこにかけてみようかと思いました。でも、知識は知っておいた方があひるも良いと思います。
本当に病院選びは大事ですね^^
初めて買った本は「子宮内膜症」の本です。
転院前のクリニックでの初診で「重度の子宮内膜症で癒着していると思われます。」と言われ、その帰りに買いました。
結局、その先生の判断は間違っていて内膜症はなかったのですが・・・。
それに、そのクリニックでは薬に頼るばっかり。
毎周期ごとにhMG注射が増えて行き、きっと体は悲鳴をあげていたんでしょうね
もう過去には戻れませんが、今となってはその治療が悔やまれます。
本当に、医者の数だけ考え方もあるんですよね。
私にとっては今のクリニックが1番自分に合っているし、先生の考え方も納得できる治療法だと思っています
やはりKLCは別格のような気がします。
私はK先生の本を読んでいたときに、ちょうど「受精卵取り違え」の事件が起こって、その時テレビのインタビューに答えてたのを見て、「こんなに有名な人だったんだ~!」と驚いたのを覚えてます。
周りで結果の出た人がいると心強いですよね!私の周りにはできなくて苦労してる人がほんとにいなくて、みんな解禁したらすぐできるんですよ~。だからこそ、やみくもに本ばかり読むしかなかったんですね~
♪きんぶたさん
転院してくる人が選ぶクリニックだという事はやっぱり何かを持ってるクリニックだと思います
内膜症がなくて、ホントよかった。内膜症は原因がはっきりせず、でも今どんどん増えている病気らしく怖いですね。
お互いいい先生にめぐり合えてよかった
先生のところで、こんどこそ嬉しい卒業ができるように頑張りましょうね