前の病院シリーズ(笑)のつづきです。。。。。
悩みぬいた今年の2月頃の一ヶ月の記録を綴ったヒトリゴト。
お忙しいかたは、スルーしてくださいね。
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腹腔鏡手術(ラパロ)を提案されてから、執刀医の先生の説明を受けるまでに
1ヶ月半近くの時間がありました。
この期間は、今まで治療を続けてきた中でも、いちばん悩んだ日々だったかな…
IVFに進んだ今となっては、小さな悩みとすら思えますが、当時は深刻そのもの。
病院に対して不信感を持つようになっていた私は、とにかく「知識」を持たなくては
自分のカラダは守れない、と強く思っていました。
「腹腔鏡検査」「ラパロ 不妊」「原因不明不妊」「子宮内膜症」などのキーワードで
必死にネット検索し、体験談の載っているホームページやブログをいくつも読み、
本もたくさん買いました。
周囲に婦人科の腹腔鏡手術を受けた人もいなかったので、ネット上の体験談は
とても参考になりました。
私の気持ちは日によってころころ変わり、「ラパロをしてスッキリしよう!」と思ったり
「体験談を読むとやっぱりコワイ。そこまでする必要があるんだろうか」と思ったり。
仕事をしている時以外は、寝ても覚めてもそのコトを悩んでいる状態
そして、旦那サマひげぴよは、ラパロには乗り気ではありませんでした。
「盲腸と同じくらいのリスクならいいけど、そうじゃないならする必要ない」
と言うのです。
「盲腸と同じって・・・・・全身麻酔なんだし、そんなワケないじゃん
オペにリスクは つきものなんだから、仕方ないよ。 そんなこと言ってたら何にも
できないよ」とあきれる私
それでも「普通に生活していて何の問題も無いのに、体にメスを入れる事の
必要性を感じられない。」と、かたくなに反対
「逆の立場だったら、だめぴよは俺にオペしてほしいか?心から賛成できるか?
俺は万が一の時に絶対後悔すると思うから、納得できない」とひげぴよ。
う~ん。。。気持ちはわからんでもないけど、前に進みたい気分の私には、
いまいちピンときません
女って、逆境に強いというか「やるっきゃない」と決心できるような時が
ありますよね。腹をくくるというか、覚悟を決めるというか・・・
でも男の人って、案外繊細みたいで・・・・・
こんな事も言われました
「どうしてもそれしか方法がなくて、それによって大きなメリットがあるなら納得できる
けど、健康なカラダに傷作ってまでやる意味があるのか、俺には今わからん。
だめぴよは、自分が我慢して頑張ればいい。やるしかない♪って思ってるやろ。
(ハイ、思ってました)
でも、俺の立場も考えて欲しい。何も協力できず、見守る事しかできへん。
自分がやるんやったら、どんなに楽やろうとすら感じる。
そういう気持ちになったこと、あるか?そのへんのこともよく考えて欲しい。」
・・・ぶっちゃけ、そういう気持ちになったこと、ありませんでしたハイ
考えようによっては、「自分が心理的にしんどいから、避けたい」という自己チュー
的発言だ、とも取れるのかもしれません。
でも、私はそうは感じませんでした。
彼は彼で、私とは別の苦しみを背負ってるんだな・・・
その事を実感できました。
今、私たちが頑張っている不妊治療というのは、もちろん夫婦二人で協力して
取り組むべきものなんだろうけど、女性の側に負担が大きくなるのはやむを得ない。
実際、何度も病院に行き薬を飲み注射を受けるのは、圧倒的に女性の方が回数
が多い。
それは仕方のないこと。
ただ、頭ではわかっていても「男の人にはわかってもらえない部分」があるのを
実感したことは、何度かありました。
でも、男の人には逆に「自分が同じようにカラダの負担を感じる事ができない
ゆえのつらさ」があったんですね・・・。
「“それでもどうしてもやりたい”という強い気持ちがあるなら、その時はもちろん従うし、応援するけど。ただ、言っておきたかったから。」
そう話をしめくくったひげぴよは、あまり見たことの無いフクザツな顔をしていました。
私は彼の気持ちも頭の片隅において、「自分はどうしたいか」というココロの声に
耳を傾ける事にしました。
でも、答えはなかなか出ません
考えすぎて、「自分はどうしたいか」がさっぱりわからなくなっていました
・・・つづく。
♪今日の一枚
ひげぴよがこんなものを買ってきました
さて、お味は
連日の長文、読んでいただいてありがとうございます♪
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しかし、会話を見てると旦那様がとても優しくて、LOVE×2夫婦で可愛いですね^^ 本当に大切に思ってくれてるところが羨ましいわ^^; 我が家なんて、10年経ってるから、関心も無ければ優しい言葉1つもかけてくれませんよ。本当に優しい旦那様です^^
それはそうと・・・あひるはKLCと同じくラパロ反対派です!傷口って、誰でも大抵は元に戻ろうと自然治癒しますよね?手術で切ったり剥離しても以前にも増して癒着が酷くなるというのは、理屈からしてあひるもあると思います・・・・やはり、旦那様と一緒の考えですね^^去年ね、あひるパパが大動脈瘤という大きな病気で大手術を行った時に、医者から言われた事は、内蔵(腸など)を1度外に出して、血管の手術をした時に、1度お腹を開いて内臓を外に出したり、動かしたりすると内臓同志が癒着が起こし、他の病気も併発する可能性が出てきます。でも、この手術をしないと助からないと言われたので、併発を覚悟でやってもらいました。お陰で、月1回の検診でも癒着は免れ、元気にやってますが、やはり普通の医者も言うんだから、むやみやたらにお腹を開くのは、危険かと思いますね・・・^^長文でごめんなさい♪
うちももう7年弱ですから、普段はあんまやさしくないです(笑)昨日も私ちょっと夏風邪気味で吐き気とお腹ピーピーと微熱でかなり辛かったんですが、「メシは簡単でええで(←これでやさしいつもりらしい
一大事の時だけ、エラそうにやさしいかな(笑)
結局ね、また書きますがラパロはやめたんです。私も父が大腸がんと胃がんをやってまして(発見が早かったので手術して今もピンピンしてますが)、やはりお医者様があひるさんのお父さんのお医者様と同じ事を言ってたんです。すりむいた傷が治っていくのと同じように、癒着するのは自然の摂理だと・・・。必要にせまられてやるのか、自己満足でやるのか、によってよく考えなきゃいけない問題だと思います。不妊治療の現場では、意外と安易に行われているようですが・・・。
私は加藤先生の本だけ今の病院で頂いて読みましたが、印象深かったのは「もし、患者が自分の身内でもその治療を勧めますか?」という記載。
ラパロについて、医師の加藤先生でさえそう思うんだから、だめぴよさんに対してひげぴよさんが反対するお気持ちは・・。
だめぴよさん、愛されてますよ
そうですねー情報を得るには便利な世の中になりましたが、取捨選択がほんとに難しいです。
加藤先生のその言葉、私もドキッとしました。お医者様を身内に持つ方の話では、特に外科医の先生など、本能的に原因と結果を追究したがるものらしいです。
ウチのひげぴよは、理屈屋なのでいろいろもっともらしいことを言いますが、気が小さいところがあるので、自分が精神的に耐えられないからというのもあると思うんですけどねー