鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

違った視点で考えませんか?

2013年02月11日 02時34分11秒 | Weblog
ご存知の方も多いと思いますが、鈴鹿市役所の15階は展望ロビーになっており、南側と北側に机やいすが設置され、昼休憩の時間は多くの職員の方が昼食に利用したり、また、近隣の学生が利用していたり、その他、待ち合わせや簡単な話し合いの場に利用されたりしています。そして、職員共済組合の売店があり、弁当をはじめとしていろいろなものが売られています。



この空間をレストラン的に利用できないかや、一日のイベントで利用できないかということを、庁舎の管理を担当する部署と話をしたことがありますが、そのような利用は想定されていないということと、管理の問題ということで利用は難しいという返事を聞いたことがあります。
個人的には、非常にもったいない状況だと思っています。

なぜ、このような状況になっているのか。

おそらく、自主財源の確保や公共施設の有効活用ということについて、これまでの鈴鹿市はせっぱつまるものがなく、その必要性がそれほど考えられていなかったのではないか。また、活用のためにいろいろ動くことよりも、現状のままでよいのではないかという意識が、進まない原因ではないかと考えています。

しかし、これからはそのような考えではいけないでしょう。

また、いろいろと話をしていると、この新庁舎になってから、昼食時に近隣を利用する人が減ったという話を聞いたりします。15階で弁当などが販売されていると、庁舎内の人の動きが、最上階に行きそこから自分のところに戻るという動きで、外へ向かおうという動きになりにくいということが考えられるでしょう。

15階にレストランはだめだ、けれど、昼食時の動線を変えたほうがいいのではないか。。。と考えたとき、自分ならこう考えるということがあります。

① 15階の職員共済の売店を、1階の喫煙スペースを廃止してそこに移動する。


・・・ こうすることで、弁当時の人の動きが1階に向かうことになり、若干でも、昼食時の職員の動線が変わるのではないか。また、1階にあることで住民・市民の方々の利用もしやすくなるのではないかと考えます。

② ①と同時に、15階の売店スペースは、喫茶やケータリングの形での食事の提供ができるようにする。そして、11時半~1時半はそこで営業する人が、南側の展望スペースを利用することにする。

・・・ このとき、必ずしもひとつの事業者が占有するという形だけでなく、ワンデイシェフのような形態での運営のあり方も検討する。もちろん、それぞれの場合について、売り上げなどから応分の場所代は頂くようにする。

ざくっとしたことですが、このように考えたりします。

また、1階にあるギャラリースペースですが


こちらも、道路側のガラスのところに机といすを置けば、ちょっとした喫茶スペースになるでしょうし、そのほうが写真などの展示も映えるかもしれないかと考えたりします。

できないと考えるばかりでなく、また、現状に縛られるのではなく、どのようにすれば可能なのか、新しい可能性を考えだすことに、ぜひ、同世代の職員の方にもがんばってもらいたいと思います。
コメント
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