COP10と言いながら話題にもなっている生物多様性についてですが、その考え方は非常に重要なことだと思います。多様な生物が地球上に生息していることは、遺伝的な多様性にもつながりますし、大きな生態系の保全のためにも重要だと思います。
しかし、地球温暖化の話と同じですが、このことを本当に行政が重要と考えるのかと言うと疑問を持ちます。世論的な流れだからということで、取り組むことを進めるのであれば、表面的な部分での成果のみになってしまうのではないでしょうか。
地球温暖化の話にしても、二酸化炭素の削減ということは非常に取り上げられ、というよりも、偏った話になっているのではないかと思います。排出を減らすことは重要なことかもしれませんが、二酸化炭素を吸収する役割を持つ、森林や海の中についてどれだけの意識を持っているのか、今も開発を計画されているところで、どれだけを緑の地にすることを考えているのか、疑問です。
地球温暖化が重要なことであるとすれば、NTT西日本跡地に関するような地っを、もともとの計画に修正を加えて、より緑の多い地にするという発想もありではないでしょうか。また、緑地帯を広げて維持していくためにお金を使うという発想もあると思います。
生物多様性を考えれば、これまでの世の中で安易に開発をした結果、生物の多様性を縮めてきたという責任が、これまでの世代にはあると思います。そのことをまず反省することも必要ではないでしょうか。
行政上は単なるため池であっても、そこには非常に豊かな生態系が人為的な部分があったとしても形成されていることもあるわけです。しかし、それを単純に書類上で考え、ため池をつぶしたりすることや、護岸工事を簡単に行った結果、そこに住んでいた生物の生息環境を完膚なきまでに破壊してきたことがあるのではないでしょうか。
希少な生物やシンボル的な地域を保全することだけが、自然保護ではないし、生物多様性の保護ではないはずです。
身近な自然環境を維持保全する、そのことにこそ生物多様性を保護する考えのもとではないでしょうか。そのことに意識を向けてこなかったのがこれまでの政策だったのではないでしょうか。
鈴鹿市でも、江島総合スポーツ公園の整備に伴って、隣接する松池が池干しされ護岸工事されたことで、そこでの豊かな生態系が破壊されたことがあります。それまでは、フナやタナゴ、雷魚、食用ガエルや沼エビ、水カマキリやギンヤンマ、タナゴが卵をうみつける大きな二枚貝、ヒシやハス、葦など、本当に豊かでした。開発で、その地の生き物を絶滅させている、種の根絶を行ってきたのがこれまでではなかったでしょうか。
そのようなあり方にも本当に政治は目を向けることができるのか問われていると思います。
生きものがほとんどいなくなった池は、今度は埋め立てられその跡地の利用が課題になっています。すこしでも子どもたちが生き物と触れ合うことができるよう、子どもたちの活動の場となるように整備されるように、市に働き掛けたいと思います。
写真は庄野で行われたホタルまつりのものです。このような自然が少しでも長く保全される鈴鹿であってほしいと思いますし、そうであるよう取り組みたいと思います。
しかし、地球温暖化の話と同じですが、このことを本当に行政が重要と考えるのかと言うと疑問を持ちます。世論的な流れだからということで、取り組むことを進めるのであれば、表面的な部分での成果のみになってしまうのではないでしょうか。
地球温暖化の話にしても、二酸化炭素の削減ということは非常に取り上げられ、というよりも、偏った話になっているのではないかと思います。排出を減らすことは重要なことかもしれませんが、二酸化炭素を吸収する役割を持つ、森林や海の中についてどれだけの意識を持っているのか、今も開発を計画されているところで、どれだけを緑の地にすることを考えているのか、疑問です。
地球温暖化が重要なことであるとすれば、NTT西日本跡地に関するような地っを、もともとの計画に修正を加えて、より緑の多い地にするという発想もありではないでしょうか。また、緑地帯を広げて維持していくためにお金を使うという発想もあると思います。
生物多様性を考えれば、これまでの世の中で安易に開発をした結果、生物の多様性を縮めてきたという責任が、これまでの世代にはあると思います。そのことをまず反省することも必要ではないでしょうか。
行政上は単なるため池であっても、そこには非常に豊かな生態系が人為的な部分があったとしても形成されていることもあるわけです。しかし、それを単純に書類上で考え、ため池をつぶしたりすることや、護岸工事を簡単に行った結果、そこに住んでいた生物の生息環境を完膚なきまでに破壊してきたことがあるのではないでしょうか。
希少な生物やシンボル的な地域を保全することだけが、自然保護ではないし、生物多様性の保護ではないはずです。
身近な自然環境を維持保全する、そのことにこそ生物多様性を保護する考えのもとではないでしょうか。そのことに意識を向けてこなかったのがこれまでの政策だったのではないでしょうか。
鈴鹿市でも、江島総合スポーツ公園の整備に伴って、隣接する松池が池干しされ護岸工事されたことで、そこでの豊かな生態系が破壊されたことがあります。それまでは、フナやタナゴ、雷魚、食用ガエルや沼エビ、水カマキリやギンヤンマ、タナゴが卵をうみつける大きな二枚貝、ヒシやハス、葦など、本当に豊かでした。開発で、その地の生き物を絶滅させている、種の根絶を行ってきたのがこれまでではなかったでしょうか。
そのようなあり方にも本当に政治は目を向けることができるのか問われていると思います。
生きものがほとんどいなくなった池は、今度は埋め立てられその跡地の利用が課題になっています。すこしでも子どもたちが生き物と触れ合うことができるよう、子どもたちの活動の場となるように整備されるように、市に働き掛けたいと思います。
写真は庄野で行われたホタルまつりのものです。このような自然が少しでも長く保全される鈴鹿であってほしいと思いますし、そうであるよう取り組みたいと思います。