ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

備蓄倉庫は必要ないのか?

2008年07月23日 00時06分22秒 | 思ったこといろいろ
団長が以前住んでいた品川区では、避難所になる小学校には必ず備蓄倉庫があった。

区全体では、小・中学校やそれ以外の場所にも備蓄倉庫があった。

それでも大災害が起きたら足りないだろうと思っていた。



秋田に引越ししてきて気がついた。

学校に備蓄倉庫が、ない。

浄水器の設置もない。

簡易トイレ用のマスも校内に掘っていない。


これって、どうして???



基本的な疑問。だいたい備蓄倉庫ってあるの???



知り合いに聞いてみると、備蓄倉庫はあるという。

いろいろ聞くと、このあたりにはその1箇所しかないらしいことがわかった。

10万人都市に1箇所!?

設計時に関わった人の話だと、2000人分ぐらいしか備蓄はないという。


まじか!?


可能なら、ぜひその備蓄倉庫を見学させてほしい!と思って、身近な友人たちに相談した。

すると、全員が見学したいということで、中のひとりが情報収集と見学の交渉をしてくれることになった。

4月のことだ。


地域の小中学校でも声をかけたいということで、1ヶ月程度は時間がほしいということになり、6月にお願いすることにした。

その後、備蓄倉庫は県管轄のものだとわかった。そして、行政担当者からは、快い返事がきた。

たくさんのPTA関係者有志が集まるということで、防災担当者も気合が入ったのか、防災講習会までやってくれることになった。


よし!


それにしても、一般人のほうから備蓄倉庫の見学がしたい、なんて申し込みは初めてのことだという・・・

そんなものなんか?(備蓄倉庫って、見たい!って思わないものか?)



防災に関する質問事項も事前に提出しておけば、できる限りの答えや資料を用意してくれることにもなった。

やる気満々のようだ。



団長は、事前に品川区の防災計画書をみせてもらうことができた。

分厚い計画書と分厚い資料・・・

これを端から斜め読みして、気になるところを拾い出した。

これをもとに、秋田の現状を知りたいってことで、たくさんの質問をだしたよ。




そして、6月14日。備蓄倉庫見学の数日前に、岩手・宮城内陸大地震が起きてしまった。

防災担当者は大忙しになり、備蓄倉庫見学は延期となった。






地震のモロモロの仕事も落ち着き、7月中旬に備蓄倉庫見学が再度設定された。



7月14日。

30名近いPTA関係者が参加し、県の防災担当、市の防災担当も参加しての備蓄倉庫見学が始まった。




つづく。




東京で「大震災が起こったら」をPTAのテーマとして、ずーっと考えていた団長にとって、今年のテーマのひとつが、秋田の備蓄倉庫見学。
課題のひとつクリアだけど、問題山積みかも。
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