ダダダダ団長が行く!

小動物・自然観察、子育て・教育など日々感じることをつづります。時々「ガオ~!!」って吠えるけど猛獣ではありません・・・

桜の樹液がでるわけ

2008年07月16日 00時04分43秒 | 自然・植物・菌
サクランボ農園のおじさんから、いろんな話を聞いた。

中でも印象に残っているのは、桜の樹の樹液の話。



樹齢126年の桜のそばに生えていた1本の桜の樹に樹液がたくさんでていた。

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ダラダラと出てる感じだ。


どうして、たくさん樹液がでているのか?と聞くと、

これは良くない状態だという。

(隣に田んぼがある場所なので)土壌に水分が多すぎるため樹液が出てしまっている、そうだ。


樹液で水分を排出している非常事態!?



また、水分が少なすぎても樹液が出るという話もしていたので、

サクランボの樹の状態を知るバロメーターなんだね。





それにしても樹液っておいしそうだよね。(カブトムシの気持ち・・・)

そして、きれい。

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↑透明っぽいのが、出たばかり。

時間がたつと茶色になって固くなる。

(よくみるとわかるけど、たぶんサクランボ狩りにきた人がさわって、樹液に角や糸がでたんだと思うよ。)



それから、思い出すのが琥珀。

樹液が何万年もかけて化石化したのが琥珀。


そう考えただけでもワクワクしちゃう。




化石化するまで待てないんだけどね・・・




樹液といえば、白樺の樹液メープルシロップは食用になってるし、
漆は言わずとしれた漆塗り食器他多数に利用されてるし、
松ヤニは和弓の弦の手入れにも楽器の弦の手入れにも欠かせない。

では桜の樹液は?とネットで調べると、桜色の染色に使う、ってあったよ。

まじ!? やってみたいな。

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