デジタル化された貴重な映像を、当時を懐かしむ人や甲子園を目指す後輩たちなど多くの人に見てもらいたい、と思うのは当たり前のこと。
上映会やるか!なんて考えているうちに、ちょっと気になることが出てきた。
この映像って、もしかして某国営テレビ局の録画だったりする???
OBにたずねると、
テレビかもしれないが、記憶が定かじゃない。
でも音声もあったように思う、というもの。
当時の高校の先生が記録したのはわかった。
映像には著作権がある。
この映像が某テレビ局の放送だとすると、もちろんテレビ局の著作物。
上映って、どうよ。
さっそく番組の著作権について調べると・・・
現在の著作権法では、個人がテレビ番組をダビングして楽しむのは認められているので、このビデオ自体が問題になることはない。
しかし、イベントとして上映するにはどうかと考えたときに、当然許可が必要になるだろうと思い、某テレビ局に電話で問い合わせしてみた。
とても丁寧な受け答えをする某テレビ局担当者の答えは・・・
まず、某テレビ局の番組の記録かどうかの確認をされた。(お、しっかりしてる)
==>これは、現物の映像を見られないのでわからないんだけどね。
もし、仮に某テレビ局の番組だとすると、某テレビ局に著作権があることを主張してきた。(これも当たり前)
個人でビデオを持っているのは構わないが、それを業者に出してデジタル化するのは違反なのだそうだ。
そして、通常は業者が「できない」と言うはず・・・。(そうなんだ・・・)
==>こちらは映像の内容を確認できずにデジタル化の依頼をしているので、仕方がない。
結論から言うと、某テレビ局の映像だった場合、イベントで上映はできないそうだ。
高校野球の試合は、高野連、主催新聞社、某テレビ局、相手校の上映の承諾が必要になる。(ふむふむ)
高野連、主催新聞社、相手校の許可はハードルが低いのだが、某テレビ局は許可しない、ということ。(・・・・・・)
じゃあ、正規の貸し出しルートはどうなんだ?と聞くと・・・
某テレビ局のアーカイブから記録を抜き出して有料で貸し出しするのが正規ルート。
しかし昭和40年代の甲子園の記録は、たぶんない。
(当時は記録などしていなかった、ということ。この映像は国宝級!?)
ではどうするか。
こちらがビデオテープを寄贈して、某テレビ局の所有物とした上で、有料で貸し出し許可を受ける、というもの (ぎょえ~!めんどくさいし、なんか変じゃない?)
しかし、金額によっては正規ルートもありか、と思い、
団長:「ちなみにおいくらでしょうか」(と聞いてみる)
担当者:「大変申し上げにくいのですが・・・、単純に1秒2000円の計算で1時間半の試合ですと・・・・ものすごい数字になってます。」
団長:「いくらですか?」
担当者:「180万円です。」
団長:「え~~~!?」
その後、計算したら違うじゃん!90分の試合で1080万円だよ。0がぬけてるよ!
まじ、ありえない!!
某テレビ局アーカイブの貸し出しでは、どんな事情でも値引きなどの交渉には応じないんだそうだ。
商売だからね・・・
個人的な観賞会は問題ないから、という慰めの言葉をもらい、電話を切る。
大撃沈・・・
みなさま、著作権のことはちゃんと理解しましょう・・・
応援クリックよろしく・・・
↓
上映会やるか!なんて考えているうちに、ちょっと気になることが出てきた。
この映像って、もしかして某国営テレビ局の録画だったりする???
OBにたずねると、
テレビかもしれないが、記憶が定かじゃない。
でも音声もあったように思う、というもの。
当時の高校の先生が記録したのはわかった。
映像には著作権がある。
この映像が某テレビ局の放送だとすると、もちろんテレビ局の著作物。
上映って、どうよ。
さっそく番組の著作権について調べると・・・
現在の著作権法では、個人がテレビ番組をダビングして楽しむのは認められているので、このビデオ自体が問題になることはない。
しかし、イベントとして上映するにはどうかと考えたときに、当然許可が必要になるだろうと思い、某テレビ局に電話で問い合わせしてみた。
とても丁寧な受け答えをする某テレビ局担当者の答えは・・・
まず、某テレビ局の番組の記録かどうかの確認をされた。(お、しっかりしてる)
==>これは、現物の映像を見られないのでわからないんだけどね。
もし、仮に某テレビ局の番組だとすると、某テレビ局に著作権があることを主張してきた。(これも当たり前)
個人でビデオを持っているのは構わないが、それを業者に出してデジタル化するのは違反なのだそうだ。
そして、通常は業者が「できない」と言うはず・・・。(そうなんだ・・・)
==>こちらは映像の内容を確認できずにデジタル化の依頼をしているので、仕方がない。
結論から言うと、某テレビ局の映像だった場合、イベントで上映はできないそうだ。
高校野球の試合は、高野連、主催新聞社、某テレビ局、相手校の上映の承諾が必要になる。(ふむふむ)
高野連、主催新聞社、相手校の許可はハードルが低いのだが、某テレビ局は許可しない、ということ。(・・・・・・)
じゃあ、正規の貸し出しルートはどうなんだ?と聞くと・・・
某テレビ局のアーカイブから記録を抜き出して有料で貸し出しするのが正規ルート。
しかし昭和40年代の甲子園の記録は、たぶんない。
(当時は記録などしていなかった、ということ。この映像は国宝級!?)
ではどうするか。
こちらがビデオテープを寄贈して、某テレビ局の所有物とした上で、有料で貸し出し許可を受ける、というもの (ぎょえ~!めんどくさいし、なんか変じゃない?)
しかし、金額によっては正規ルートもありか、と思い、
団長:「ちなみにおいくらでしょうか」(と聞いてみる)
担当者:「大変申し上げにくいのですが・・・、単純に1秒2000円の計算で1時間半の試合ですと・・・・ものすごい数字になってます。」
団長:「いくらですか?」
担当者:「180万円です。」
団長:「え~~~!?」
その後、計算したら違うじゃん!90分の試合で1080万円だよ。0がぬけてるよ!
まじ、ありえない!!
某テレビ局アーカイブの貸し出しでは、どんな事情でも値引きなどの交渉には応じないんだそうだ。
商売だからね・・・
個人的な観賞会は問題ないから、という慰めの言葉をもらい、電話を切る。
大撃沈・・・
みなさま、著作権のことはちゃんと理解しましょう・・・
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