備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『ダンスオブバンパイア』浦井@アルフ

2006-08-06 17:15:04 | 国内ミュージカル
教授とその助手が、さらわれた娘を取り戻す話。
城に乗り込み、舞踏会に忍び込む二人。しかし、サラは伯爵に咬まれてしまう。ところが、咬まれても死なないサラ。そこで、彼女を連れ去り逃げる。落ち着いて話ができるトコまで、来てサラと話をするアルフ。そこで、キスをするのと思いきや、アルフに噛みつくサラ。実はすでにバンパイアだった。バンパイアの証明で、ノーベル賞を狙う教授とバンパイアになったサラとアルフ。それぞれの思いを胸に幕。
音楽がミュージカルというよりは、普通の洋楽みたい。そのため、既存の曲を歌うカンジがするので、カラオケみたい。ただ、編曲や音の並びが、ウィーンミュージカル。ストーリーは単純すぎるので、無理矢理ミュージカルにしたカンジ。
山口。あの囁く様な歌い方を多用。でも、時々低い声で、ロック調に歌う事もあり新鮮。そういう声も出すんだといったカンジ。ただ、雰囲気はトートで、何をしたいんだか分からないキャラではあった。
市村。まさに教授役。早口で歌っているのに、聞き取りやすいのはすごい。ただ、扮装メイクなので、本当に市村さん?と疑問。
浦井。初。思ってたより、良かった。発声も良い。ただ、華がない。群衆シーンだと目立たない。
剱持。もの凄いキンキン声。コゼットの時は気にならなかったけど、今回はすごかった。浦井相手なら、問題ないが、山口となると、もうちょっと、声量が欲しい。
阿波地。普通に巧い。森久美子とかと比べたら地味かもしれないが、テナルディエの妻とかで、見てみたい。
佐藤。やはり、声量がない。ただ、テナルディエみたいに比べられることが無いので、良いかも。
駒田。ひたすら下男。ただ2、3度見てるのに、出てきてもすぐにわからないので、もう少し見てみたい。
吉野。登場シーンは少ないが、おいしかった。あの中では、歌の方も聞きごたえがあるし。
客席おりがあるので、一階席で見てみたい。

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