『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサver

神永@ジーザス
前回のジャポver以来。
相変わらず、圧倒的な主役オーラ(埋もれる、ユダの方が濃い)は無い。
でも、5月にソンダンで爽やかな素顔を観ているので、
それと比べると、流石に役者なので使い分けた表情。
あの、爽やかさが微塵もない、苦悩の表情。
(最後のカテコには笑顔対応だったが、有り？)

”ゲッセマネ”は圧巻。
勿論、この流れでコレを歌えば、
誰でも圧巻になるのかも知れないが、
それでも、ハズさないというのは重要。

ラストの黙示録は若干、開口。
行き絶え絶えの演技が片言なのか、
そこだけ妙に気になった。

カテコでのハートマークは無し。残念。

芝@ユダ

相変わらずのドラゴンボイス。
で、時折、ユダ独特のシャウト(ワザと裏返り)有り。
ただ、普通に低音でせめて欲しいのに、
そこだけ裏声使われると違和感。
そこだけは金森@ユダの方が好み。
(声としては特に好みではないが、金森@ユダは別)

単にお疲れなだけかも。

でも、”スーパースター”は、臍上までジッパーをあけ、
何故か艶めかしい腰使い(笑)　襟がある衣装なので、
ちょっと、芝＠タガーを思い出した。

また、気になったのが、
司祭に詰め寄られ、ジーザスが”ゲッセマネ”に居ると
告白するシーンで、思いっきりゲッ”テ”マネと発音。

最初は噛んだのかと思ったら、それが通常営業との事。


観月@マリア
今回の公演からのデビュー？
かなり地声が低音で、好み。
ただ、マリアとしてそれは有りなのだろうか。

金本@カヤパ&吉賀@アンナス
安定の低音カヤパとそれほど裏返りのないアンナス。
でも、カヤパはこのくらいの低音が好み。

青井@ピラト
最近、独特な発声の村＠ピラトを
見続けてきたので、至って普通なピラト。
杖もちゃんと、顔を上げるのに使い
(マイクの様には扱わない)安定型。

下村@ヘロデ
イントロから、はい、待ってました、と。
もっと、派手な金ピカ衣装のイメージだったが、
今回は白が基調だったような気がする。
ただ、揉み上げが気になる、仏像なメイク。
そして、ナンバー中に足をみせる(笑)


というわけで、久々の四季版JCS。
全国公演でも、安定しているのは流石、四季。

全国のためか、以下で拍手ポイント。

”私はイエスが分からない”
→確かに上手かった。

”ゲッセマネ”のロングトーン後、
→曲は終わってないけど、やはり心情として？

”ヘロデ王の歌”
→貫禄というか、つい、拍手したくなる。

”スーパースター”
→ここまで拍手があれば、ここでも。

昔は、拍手無しで、進んだような気がしたけど、
この前の自由劇場では、途中で有ったかな？


神永@ジーザスも悪くないが、
この前に観ているのが、박은태@ジーザスなので、如何せん比べてしまう。
あのシャウト&ロングトーンに勝てるジーザスはいるのか？