ファントム@蘭寿。歌詞が聞き取れない、語尾がはっきりしないと、先日のドラキュラの主演女優と同じ感想を(初演キャストと聞いて納得)。それでも、歌い上げ系の曲は音響による調整だとしても、かなり聞かせる。というか、霧矢@パーシー、音月@ロミオに引き続き、三人目の現役生男役トップなのだが、これほど歌える人が宝塚にいたとは。ただ、他の作品も観てみたいとまではいかない。そして、仮面を付けないと判別不可(レビューにてその1)
クリスティーヌ@蘭乃。ま、『裏声で歌って大変ね』と。地声ではそれなりに良く"ホーム"などは聞かせるので残念。
ジェラルド・キャリエール@壮。『何故、三番目の位置?』とか『ファントムと普通に会話してるし』と思って1幕を観ていたが、2幕を見始めて、その設定(兄弟にしか見えないので)と歌唱力に驚いた。観ていた中では一番好みな声質。しかし、あの髭がないと判別不可(レビューにてその2)ちょっと、沢木氏で観てみたいが、篠井@キャリエールにも興味が。
カルロッタ@桜。女性の役としては二番手だが、パンフ掲載順だと、下の方。1幕ソロを聞き始めた時は良いかなと思ったが、やはり高音のオペラ調アリアになると…。楽屋に自身の肖像画があるのだが、扮装は違うのに、笑顔は皆、同じなのが宝塚仕様で笑える。
ジャン・クロード@夏美。妙に気になった脇役。何か裏設定があるのかと思いきや最後まで脇役。とりあえず、台詞の声が良い。そして、何故か四番目の掲載位置。
リシャール@望海。劇中劇『タイターニア』のオーベロン。時々、気になる役で出ていたが、劇中劇の歌は良かった。
オープニングからファントム登場。屋根の上で歌う設定に衝撃が。そして、あのテーマ曲を歌ったたら、踊り出す。それにあわせてコロスも登場。てっきり、エリザの黒天使の様な存在かと思ったら、舞台上でも存在する人(ファントムが世話している)として登場。
クリスティーヌ、街頭の楽譜売りで登場。その設定と歌いながら売り歩く設定にツッコミ処満載だが、それをナンパの如くスカウトするフィリップにも…。
オペラ座地下シーンで、カルロッタの衣装係として、ブケー登場。しかし、地下でファントムを観てしまい、転落死。結局、その代わりにクリスティーヌが入るので、そのためだけの存在。ALW版でも似たようなものだが。
『カルメン』リハーサルシーンでのアンサンブルの使われ方が大変好み。やはり、あの大人数でみる群舞は良い。惜しむらくは、男声が欲しい。これは『スカピン』でも言えたが。そして、マダム・ドリーヌがかなり気になる存在。全く台詞がなく、単に黒い衣装を着てるだけなのだが、ALW版のマダム・ジリーにあたる役?
劇中劇『タイターニア』で、クリスティーヌを連れ去るのに、指揮者の位置から登場するファントム。あまりに唐突さでなかなかのツッコミ処。ちょっと、塩田氏との入れ替わりを観たかった。
シャンデリアが登場するので、落ちるのだろうなと観ていたら、予想通り落下。しかし、ファントムの撃った銃で落ちるとは。
1幕最後にはゴンドラ登場。残念ながら、クリスティーヌは寝ている状態。
そして、2幕冒頭も同じシーンから始まるが、衣装は違うファントム。その後、自動で動くゴンドラがなんかツボ。
クリスティーヌの寝かされたベッドに、肖像画があるのだが、かなり似せて書かれているので、『ファントムそこまでストーカー?』と思ったら、母親の肖像画というオチ。
ここで、ファントムの一人称が"僕"と判明。もちろん、最初から『僕の歌を聞いて欲しい』と歌っているが、やはり台詞として"僕"に違和感。
クリスティーヌが地下から上がってきて、扉を開けるようシャンドンに懇願するシーン。あっさりキャリエールが開けてしまうのが何となくツボ。
親子の対面。ファントムの『テノール歌手になれない』という台詞に対して、『バリトン歌手にもなれない』と返す、キャリエールがなんか面白かった。
最後はキャリエール自身に撃たれ死んでいく。棺は地下のゴンドラ再利用。その後、地下に戻りオルガンを弾くクリスティーヌだが、幕が上がり、きっちりファントムソロで終了。
前回は全員男性によるファントムだったが、今回は全員女性によるファントム。やはり、此方の方が無理な箇所が少ないし、華がある。
また、ALW作品よりもキャラの掘り下げが有るので、観ていて面白い。
しかし、ここまで書いていてフィリップの印象がほとんどない。ALW版のラウルに当たる役で、ソロもあったが、全てキャリエールに持っていかれた感あり。
音楽も意外に良く、何曲かもう一度聞きたい曲もあり。
そして、スズカツ版のファントムを観なかったことを少し後悔。確か、レミゼの25周年コンサート上映を優先したような。
クリスティーヌ@蘭乃。ま、『裏声で歌って大変ね』と。地声ではそれなりに良く"ホーム"などは聞かせるので残念。
ジェラルド・キャリエール@壮。『何故、三番目の位置?』とか『ファントムと普通に会話してるし』と思って1幕を観ていたが、2幕を見始めて、その設定(兄弟にしか見えないので)と歌唱力に驚いた。観ていた中では一番好みな声質。しかし、あの髭がないと判別不可(レビューにてその2)ちょっと、沢木氏で観てみたいが、篠井@キャリエールにも興味が。
カルロッタ@桜。女性の役としては二番手だが、パンフ掲載順だと、下の方。1幕ソロを聞き始めた時は良いかなと思ったが、やはり高音のオペラ調アリアになると…。楽屋に自身の肖像画があるのだが、扮装は違うのに、笑顔は皆、同じなのが宝塚仕様で笑える。
ジャン・クロード@夏美。妙に気になった脇役。何か裏設定があるのかと思いきや最後まで脇役。とりあえず、台詞の声が良い。そして、何故か四番目の掲載位置。
リシャール@望海。劇中劇『タイターニア』のオーベロン。時々、気になる役で出ていたが、劇中劇の歌は良かった。
オープニングからファントム登場。屋根の上で歌う設定に衝撃が。そして、あのテーマ曲を歌ったたら、踊り出す。それにあわせてコロスも登場。てっきり、エリザの黒天使の様な存在かと思ったら、舞台上でも存在する人(ファントムが世話している)として登場。
クリスティーヌ、街頭の楽譜売りで登場。その設定と歌いながら売り歩く設定にツッコミ処満載だが、それをナンパの如くスカウトするフィリップにも…。
オペラ座地下シーンで、カルロッタの衣装係として、ブケー登場。しかし、地下でファントムを観てしまい、転落死。結局、その代わりにクリスティーヌが入るので、そのためだけの存在。ALW版でも似たようなものだが。
『カルメン』リハーサルシーンでのアンサンブルの使われ方が大変好み。やはり、あの大人数でみる群舞は良い。惜しむらくは、男声が欲しい。これは『スカピン』でも言えたが。そして、マダム・ドリーヌがかなり気になる存在。全く台詞がなく、単に黒い衣装を着てるだけなのだが、ALW版のマダム・ジリーにあたる役?
劇中劇『タイターニア』で、クリスティーヌを連れ去るのに、指揮者の位置から登場するファントム。あまりに唐突さでなかなかのツッコミ処。ちょっと、塩田氏との入れ替わりを観たかった。
シャンデリアが登場するので、落ちるのだろうなと観ていたら、予想通り落下。しかし、ファントムの撃った銃で落ちるとは。
1幕最後にはゴンドラ登場。残念ながら、クリスティーヌは寝ている状態。
そして、2幕冒頭も同じシーンから始まるが、衣装は違うファントム。その後、自動で動くゴンドラがなんかツボ。
クリスティーヌの寝かされたベッドに、肖像画があるのだが、かなり似せて書かれているので、『ファントムそこまでストーカー?』と思ったら、母親の肖像画というオチ。
ここで、ファントムの一人称が"僕"と判明。もちろん、最初から『僕の歌を聞いて欲しい』と歌っているが、やはり台詞として"僕"に違和感。
クリスティーヌが地下から上がってきて、扉を開けるようシャンドンに懇願するシーン。あっさりキャリエールが開けてしまうのが何となくツボ。
親子の対面。ファントムの『テノール歌手になれない』という台詞に対して、『バリトン歌手にもなれない』と返す、キャリエールがなんか面白かった。
最後はキャリエール自身に撃たれ死んでいく。棺は地下のゴンドラ再利用。その後、地下に戻りオルガンを弾くクリスティーヌだが、幕が上がり、きっちりファントムソロで終了。
前回は全員男性によるファントムだったが、今回は全員女性によるファントム。やはり、此方の方が無理な箇所が少ないし、華がある。
また、ALW作品よりもキャラの掘り下げが有るので、観ていて面白い。
しかし、ここまで書いていてフィリップの印象がほとんどない。ALW版のラウルに当たる役で、ソロもあったが、全てキャリエールに持っていかれた感あり。
音楽も意外に良く、何曲かもう一度聞きたい曲もあり。
そして、スズカツ版のファントムを観なかったことを少し後悔。確か、レミゼの25周年コンサート上映を優先したような。
キャス名とかもっとちゃんと覚えるようにしないとダメですね。皆さんのレポとか拝見してるといつもそう思います。舞台の内容は覚えててもキャス名なんて劇場出たとたん忘れてましたから。まあBWはWEほど華のある役者が少ないせいだと思いますが(言い訳です)。
自分も宝塚は素人ですが、翻訳物はあまり演出が変わらないような…。
勿論、演じる組によって、曲のカットや追加はありますけど。
あと、役者名に関しては完全にパンフレット頼りです。観劇作品は大抵、購入しているので現在、かなりの冊数が部屋に…。