備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『ドレッサー』西村@ノーマン

2005-10-09 21:38:18 | 国内ストプレ

シェイクスピア専門の劇団の座長とその付き人の話。
(パンフ続き)リア王を終え、楽屋に戻る座長。嵐のシーンの出来の良さに、満足している座長は自伝を筆が進まないことをノーマンに告げる。そして、自伝の謝辞を読むノーマン。そこに自分の名が残されていないことを知る。そして、座長に問いだたそうとすると、座長は臨終を迎えていた。自分の名を記し、幕。
 西村。初。オカマな設定のため、ちょっと聞きづらい喋り方。柄本と較べると、イマイチ。イメージ的に抜けてる役かしっかり者のどっちかなので、微妙なキャラは慣れない。他の芝居でもう一回見たい。
 松田。思ったより、普通。逆にドラマとあまりに違う。久世。こちらは男まさりな役なのでイメージにピッタリ。ちょっと男爵夫人なトコがあるが、かっこ良い。
 勝野。このメンツだと高い声がうざったい。もしかしたら、演出かも知れんが、ちょっとキツい。渕野。ナニゲに期待していたが、棒読みだった。芸歴は長いのかも良くわからないし。
 平。さすがと言うカンジ。一人、老舗劇団の人という雰囲気で、役と合っていた。声が低く、また、女性のような言い方も巧く、この人のノーマンが見たい。
 演出。美術が外人のためか、何時もより、現実的だった。この人のセットはもっと簡素なイメージがあったのに。3度目だがまだ、この人のイメージがつかめん。二作品も他の演出と較べて見てるのに。
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