備忘録

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『それぞれのコンサート』(市村版・ゲスト鹿賀)

2010-03-09 22:48:46 | コンサート感想
゛オーバーチュア゛
指揮者で登場。色々なミュージカルのオープニング、劇中曲をインストで。『ミスサイゴン』は作中曲自体はイマイチだが、あのイントロは良いと再確認。『JCS』のイントロなんかもオケで聞くだけで、つい体がうごく。(実際には動かさないが)『CATS』からは持ち役だった゛ミストフェリーズ゛そのまま回転しそうな雰囲気もあり。

゛ようこそ劇場へ゛
『55』で村氏の低音を聞いていると、若干、オケに負けるがそれでも、あの声を聞くと、『この声を聞きにきたんだよっ』と気に。

゛ウィル・コーメン゛
結構、サビのドイツ語発音はレロレロだが、それでも、先日観たMC役より断然良い。特に、サビの『キャバレー』の部分が突き抜ける。

゛センド・イン・ザ・クラウン゛
楽曲が何処かで聞いたこと有るような。でも、初めて聞いた曲。

゛こいつはサーカス゛
芝@チェの様な低音で一気に歌いきるカンジでなく、一語一語噛み締めるように歌う。後半の畳み掛ける様なソロはカットだが、最初の部分よりむしろこちらを聞いてみたかった。

゛空を行く゛
このくらいの早さの曲の方が本領発揮。特に、サビの前の音程が上がるあたり、あの辺の音域が地声なのか、高音の上がり方が綺麗。

゛ハンス・クリスチャン・アンテルセン゛
前回は歌唱部分だけだったが、今回は朗読部分も。アヒルの擬音+振り付けが狙っているとはいえ、ツボ。

゛シー・ラブズ・ミー゛
出だしで歌詞を忘れ、歌い直し。なおかつ、途中、歌詞とんだかな、と思う処もあり。

゛ドレス・アップ゛
ジョン・カンダーのマイナー旋律が目立つ曲。モリーナの曲は結構、好きかも。

゛ポエトリー゛
ダイク版シラノの曲。最後にロクサーヌと叫ぶため、結構、ハイライトの時に歌う歌?

゛スヌーピー゛
袖から赤い首輪が出てきた時にはかなりツボに。途中、動作を含めて歌うが、この辺の流れは真骨頂か?前回聞いた時はトラウマになった曲なので、今回は安心して聞けた。

゛金持ちの歌゛
聞いているだけで、あの帽子と衣装が想像出来る。そして、あの振り付けが良い。

゛ぼくって何゛
定番の一曲だが、これが無いとさみしい。そして、゛ワン゛に続くが、テレビよりは足が上がっていた。

゛対決゛
キッチリ、イントロからあったが、あれを聞くと、テンションが上がる。すぐに、゛対決゛に移ったが、鹿賀氏のバルジャンパートというだけで、鳥肌モノ。ただ、音域的にはジャベの方が合ってるかな。そして、二人で歌う処で市村ジャベ。鹿賀バル以上に贅沢。もちろん、音域的に被るので、鹿賀バルの方が強くなるが、それでもこの一曲は凄い。最後の『やりとげよう』は鹿賀氏が一音ずつ交互にパートを歌う。

゛人生はショータイム゛
この曲はほぼ二人で歌うので、やはり鹿賀氏の方が強い。

゛砂に刻む歌゛
この辺のバラードは両者譲らず。ただ、ザザも歌う処って、あったけかな?

゛彼らの心は天国に゛
市村@ユダ。この段階でかなり貴重。もちろん、『ジーザス』でシャウトは無しだし、結構、低音がつらそうだが、ユダも良い。

゛ゲッセマネ゛
結構しっとり歌う。こちらもサビのシャウトは押さえ気味。これは夜で変わるか?

゛ヘロデ王の歌゛
定番の一曲。若干、CDと歌詞が違っているが、それでもあの振り付け込みで何度でも聞きたい。

゛スーパースター゛
こちらも市村@ユダかと思いきや、『あなたは誰だ』の繰り返しを鹿賀氏と歌うだけ、チッ。

゛アメリカン・ドリーム゛
定番の一曲。残念なのは、最後のサビは歌わず退場。

゛ボージャンクル゛
メインパートを鹿賀氏。基本、高音の曲なので、流すように歌っていたが、それでもあの低音で聞け、満足。続きは市村氏だが、あの味のあるカンジで歌い切る。さすがにタップはなし。

゛バイバイ・ブラックバード゛
オープニングとの対称曲だが、これも振り付け込みで聞く曲かな。出典が不明。

゛ありのままのわたし゛
定番の一曲。扮装ありの本公演と違い、素なのにザザのファーが見える。


゛オール・アイ・アスク・ユーの二人のサビ後のソロ゛
ここは姿を見せず。ま、本編も像に隠れているが、あの嘆きの感情がかなりくる。この後、シャンデリアを落とすため、激情に変わるがそこまで、行かずミラーに。

゛ミラー゛
ここで登場。スーツでマントも付けず、小柄で、低音でもないのに、あの歌い出しは引き寄せられる。クリスティーヌの部分はカットの編曲だが、ついラウルの『エンジェル』と合いの手を入れたくなる。

゛オペラ座の怪人゛
もちろん、クリスティーヌの部分はカットの編曲。なので、一方的に怪人が一人で、クリスティーヌを育て上げてたと歌っているのだが、それでもなんか納得。

゛MOTN゛
繋ぎはなく『静かな~』からスタート。階段を降りながら、歌うのだがかなり感情が籠る。サビの前のロングトーンが短かったの残念だが、それでもサビの『調べの中に』はかなり伸ばす。

゛PONR゛
こちらは結構、アッサリ。それでも、聞けるだけ満足。これはフルで聞いてみたい。

゛怪人の隠れ家゛
消え去る様な声。そして、クリスティーヌとの別れの曲だが、かなり、最後は本当にいなくなるのかと。


『オモチャ箱』に続いて、2度目のコンサート。あの時が歌う市村氏の初見で、その時に聞いた゛MOTN゛にかなり衝撃を受けた。あの時は、バックからライトを当て、顔を見せない演出だったが、今回も顔は見せない演出。怪人のソロ曲はほとんど網羅されたメドレーだが、それでも゛PONR゛はフルで聞きたい。
また、今回は前回と違い、本公演を観て知っている作品が多く、その中でもALW作品と『レミゼ』の曲が聞けて満足。

基本、声としては鹿賀氏の方が好みだが、市村氏の方が振り付け・表情込みで色々聞けてお得。
武田氏がゲスト回で『愛と死のロンド』が入っているが、市村氏もワンフレーズくらい歌うなら聞きたい。
゛ボージャンクル゛を鹿賀氏が歌ったのがビックリ。井上氏がゲストの時は、井上氏が歌っていたから不思議ではないのだが。
あとは、市村@ユダ。井上氏・田代氏が歌う曲だったので、不意をつかれた。

そして、市村ジャベが聞けたのはワンフレーズだけでも良かった。

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