備忘録

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『レミゼラブル』山口@バル、今@ジャベ

2005-04-25 21:40:37 | 国内ミュージカル
 03年に続き、2回目。前回はまっさらな状態で行ったので、音楽と歌を楽しむだけだったが、今回は原作も読み、CDも聞き込んでいったので、隅々まで見れた。短縮バージョンということだが、説明のセリフが増えたので、CDより分かりやすい。ただ、前回も同じのを聞いたはずだったけど。また、それを既存の曲にのせて歌うので、同じ旋律の繰り返しがより多くなってる。逆にCDと違い、オケのミスが気になる。
 山口。2度目のバル。前回は高音のフォルセットで最後まで通すという印象だったが、今回はセリフ調や吠えたりとメリハリがある。また、前回は舞台で山口氏を見たのが、初めてで声などを覚えていなかったので、今回はどんな格好をしていても分かった。ただ、鼻声というか四季調というかそんなカンジは始終あり。

 今。ジャベでは初。顔が小さく、猿みたい。ソロもうまいし、ハモリも完璧なのに、特出した所がなかった。声が分からなかったということもあり。自殺後のゴロゴロ転がっていくのが、個人的にツボだった。また、警棒の使い方が滑らか。

 知念。かわいいコゼットというカンジ。高音だけど、頭にくるキンキン声ではなし。時々、キムが頭をよぎる。見てないけど。藤岡。好青年なマリウス。

 徳井。登場時の声がキレイな高音だったので、びっくりした。ただ、あんなにウケに走らなくても。後半はあのしゃがれ声を活かしていた。森クミといると小さく見える。顔は赤い。森。普通にウマい。でも、異様に笑いに走る。

 坂本。2度目。前回はキーが高いカンジがしたが、今回は島田歌穂風で低く。高音時はCDっぽい。オンマイオンを歌った後、コートを立てて走っていく様は好き。

 小鈴。低い。アンジョがこんなに低いとは思わなかった。でも、良い。

 井料。壁抜け男以来、2度目。なんか一人浮いてるカンジ。母国語が日本語じゃないみたい。高音は四季調。かならずコゼッツと複数形。

 ガブローシュ桝井。なぜか流れるように歌う。リトル・コゼット福田。女子、特有な歌い方で普通。 リトル・エポニーヌ 藤井

 グランテール阿部裕。今回、バリケードのシーンで良く目についた役の一人。酔っぱらいなのに、ガブの布団を掛け直したり、一度逃がしたりと、面倒見が良かった。アンジョが撃たれた後に、バリケードに登り撃たれる姿は圧巻。

 クールフェラック 横田大明 ジョリ 岡田
 コンブフェール 上條コウ。工場長。ものすごい低い声で、イヤな雰囲気を出していたが、ヒゲが似合ってた。フイイ 清野
 レーグル 高野。司教様。もう、浪々と歌い上げる。最後の部分なんて、ものすごいエコーがかかってたし。 バベ 若泉 ブリジョン 岸
 プルベール 萬谷法英。旗ふり、オカマの紳士。ぱっと見はわからないけど。 モンパルナス 横沢 クラクスー 小暮 買い入れ屋 桑原 マテロット 高島みほ ファクトリーガール 香山 ジベロット 史桜
 マダム 井上。老婆。何かを振り回しながら、退場というのがスゴかった。 少年1 村井 少年2 浦壁 カツラ屋 今泉 

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