備忘録

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本感想

2005-04-26 15:23:39 | 本感想
『十三の冥府』内田康夫
新興宗教に絡む殺人事件の話。
歴史書の真偽についての記事を書くことになった浅見。その歴史書に反論していた人達が不審な死を遂げる。そんななか、その歴史書を書いた宗教団体に疑惑が向けられるが、実行犯と思われる幹部にはアリバイがあった。
アリバイは弱味を握った者を利用しての偽装工作。しかし、以前、この教祖に騙された人が、今も騙され殺された人がいる事を知り、復讐して、了。
ヒロインは弱味を握られた人の娘で大学生。舞台は青森。なんか新興宗教を悪く見てるカンジ。内田氏の小説でここまでの悪人は珍しいかも。教祖に婦女暴行の過去もあり、最近起きた事件を彷彿。本書の方が先だけど。また、犯人は事実を知った者に殺害されるパターン。ただ、今回浅見はその人に真実を語ってなく、教唆にはならないかも。
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