備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

Chris Murray&Philipp Polzin Lieder der Hoffnung

2020-06-07 01:58:32 | ライブビューイング(舞台関係)
第一部
”君は友だち”『トイストーリー』
”One Voice”(バリー・マーロー)
”バレットソング”『タイタニック』
”The long and winding road”(ビートルズ)
”Stand up”『ハリエット』(Zodwa Seleleソロ)
"音楽に寄せて"(シューベルト)
”She´s got a way”(ビリー・ジョエル)
”メモリー”『キャッツ』(Zodwa Seleleソロ)
”星は光りぬ”『トスカ』
”ノクターン”(ビリー・ジョエル)(Philipp Polzinのインスト曲)

第二部
”輝く未来”『塔の上のラプンツェル』(with Zodwa Selele)
”Rise up”(アンドラ・デイ)(Zodwa Seleleソロ)
” Ich leb' nur, weil es Dich gibt”『ドラキュラ』
”Bella, komm heim'『美女と野獣』(メンケンじゃないヤツ)
”デスペラード”(イーグルス)
”シスターアクト”『シスターアクト』(Zodwa Seleleソロ)
”お前の中に生きている”『ライオンキング』(Zodwa Seleleソロ)
” Objects In The Rear View Mirror May Appear Closer Than They Are"『ミートローフ』
(”抑えがたき欲望”の原曲)
”ハレルヤ”(レナード・コーエン)
”ユルネバ”『回転木馬』
”ララバイ”(ビリー・ジョエル)



”You've got a friend in me”『Toy stroy』
ダイナミックなハミングをし、
お指パッチンをしながら、陽気に登場。
最初は英語で、2番から独語で。
でまた、英語に戻って最後まで。

ツカミの一曲はディズニーなのか、
と、軽い衝撃を受けつつ、
ハミング辺りに歌い慣れてる感。

ピアニストとの関係?と思いつつ、
そこを匂わすジェスチャーはない。

”One Voice”(Barry Manilow)
英語。
最初はアカペラで。
その声の響きに、
あぁ、この声、この声と。
CDで聞き慣れた声だよ。

途中、突然始まる、MC。
ただし、独語と、完全においときぼり。

サビにかけて、
何故か、人差し指を立てる。
最後のロングトーン。


改めて、MC。
ピアニスト紹介など。
やはり独語なので分からず。
ともかく、謎のモノマネとか、
教会なので、声が響く、響く。

一応、今、歌った2曲を紹介したらしい。

そして、名前を呼ぶ権利を
買った人達の名前を呼ぶのだが、
何故か面白風に読み上げる。
(これは、この後も)

”Barretts Lied”『TITANIC』
独語。
特出は、台詞から歌への切り替え部分。
さらに、本番同様っぽい振り付け。
ん?本役経験者なのか?
イェストン作品で、コレを選曲するとは。

”The long and winding road”(Beatles)
英語。
ストールをおもむろにだして、
それに座りながらバラード熱唱。

大変にスローテンポで、歌うので、
なんかカーペンターズっぽい洋楽の
雰囲気があるんだけど、ビートルズらしい。

ここで、本日のゲスト、
Zodwa Selele登場。
そのまま、退場するホスト。
と、思いきや、謎の行動で、
戻ってくるホスト。

で、歌う前に結構、語るゲスト。
例の、黒人問題について話す。

”Stand up”『ハリエット』
英語。
映画の主題歌で
シンシア・エリヴォが
歌うので有名なこの曲。

結構、低音で歌い始め、
R&Bに渋めに歌っていく。

盛り上げるに欠ける曲なので、
淡々と歌っていくなのだけど、
サピの繰り返しがクセになる。

最後は一気に上がり、
シャウトのような歌い上げ。

ホスト、再登場。
Zodwaを誉めつつ、次曲へ、
途中からピアニストに曲解説を依頼。

"An die Musik"(Schubert)
独語のリート。
巻き舌なラシック。
こういう正統派な曲も歌うのか。


”She´s got a way”(Billy Joel)
英語。
カバーする曲は、
バラードの路線なのか。


MC。
また、名前を呼び始める。
しかし、その声がよい。


”Memory”『Cats』
独語。
再び、Zodwa Seleleソロ。

ともかく、ピアノを溜めて弾く。
これは歌い手に合わせた結果?
それとも、メモリーだから?

途中のシラパブソロは歌わず。
サビの盛り上がりが、ゴスペル風。
高音で引っ張るのでは無い。

うーん、これは本役の歌い方では無いような。

ホスト、再登場。
父親に捧ぐ的なMCを。

”E lucevan le stelle”『Tosca』
伊語?

同じクラシックでも、
さっきとは違い、巻き舌で。
ただ、オペラ曲を歌っても、
高音になると、独特の節回しが出る。


”Nocturne”(Billy Joel)
ピアニストによるインスト曲。

単なるグランドピアノでなく、
チェンバロのような響きがでるピアノなので、
ちょっと、軽いカンジに、夜な夜な響く音色に。

二名ほど、ピアニストから、
名前を読み上げ、突然の休憩。

第二部
休憩開け、3人登場。
謎のエスコートをするホスト。

”I see the light”『Tangled』
Zodwa Seleleとのデュエット。
何故か、英語。

Zodwa@ラプンツェルは、イメージ通り。
間奏中見つめ合うも台詞はなし。

フリンの甘い高音。
って、こんなに高音だっけ、フリンって。

ここで、Zodwaによる、
名前読み上げも。

Zodwaが読み上げる背後で、
何故の奇声を上げるゲスト。

”Rise up”(Andra day)
英語。Zodwa Seleleソロ。

ソウルフルな歌い上げでなく、
声楽的な歌い上げ、と言うのがちょっと意外。
”メモリー”とは逆。

”Ich leb nur well es dich gibt”『Dracula』
独語。
やっと、ミュージカルパートに。
が、ここで、冒頭から二回も歌い直す事案発生。

三度目の正直で、
やっと、普通に歌い出す。
なのに、途中で指を止めるピアニスト。

サビに入ると、役モードに。
そうだよ、本役だよ、ワイルドホーンのドラキュラ。
で、サビの歌い上げで、無駄に延ばす。


”Bella komm heim”
『Die Schone und das Biest』
(メンケンじゃなく、Martin Doepke楽曲)
独語。

歌う前に、謎の寸劇。
出演時の裏話を語ったぽい。

同じメロディー、
同じ歌詞を繰り返すも、
それぞれ歌い方を変える曲。

これは野獣の曲なのか?

”Desperado”(Eagles)
英語。

うーん、やはり、ポップスだと、
この年代の、この世代なのか。

結構、歌い慣れてる感はある。
手とか使って、リズムをとったり。

”Sister act”『Sister act』
独語。Zodwa@デロリス

やっと、コッチもミュージカルパートに。

途中の台詞も感情を籠め、
手の振りを入れる辺り、
本役なんだろうな、という歌い方。

MCの途中でホスト乱入。
マイクを用意し、ピアニスト側へ。

”EL lebt in dir”『Der konig der lowen』
独語。Zodwa@ナラ
ホストがコーラスに。

これも本役かな。
ナラで全く、違和感が無い。

”Objects in the rear view mirror
may appear closer than they are”
『Bat out of hell』
英語。

ん?”抑えがたき欲望”?
と思ったら、ミートローフが、
先にコレを歌っていたっぽい。

そのため、ミュージカル作品的には
『Tdv』でなく、コッチ。

途中、なんか爽やかなアレンジも。

確かに、伯爵というよりは、
コッチの80年代ポップスの方が雰囲気が。
いや、別に、クロロックを”Gier”を歌って貰っても。

繰り返される、タイトル部分のサビだけが
”Gier”と違い、『モラルもルールもまっぴら』
と、つい、歌いたくなってしまうメロディ。

やはり、イメージ的には、
クロロックよりはアブロンシウスなのか。

ここからラストパートに。
Zodwa Seleleも参加。

”Hallelujah”(Leonardo cohen)
英語。
数あるハレルヤから、
この、レナード・コーヘン版。

Zodwa Seleleのリードに、
ホストがコーラスに参加し、
途中からホストのリード。

ただ、ホストが歌い上げ、
ゲストがソウルフルと、
二人の歌い方が異なるので、
なんか独特なハモリに。


”You'll never walk alone”『Carousel』
英語。
ま、〆の定番曲。

ここのホストの歌いだしが
もう、魅惑の低音で、どツボ。

すぐに、何時もの高音になり、
ホストのミュージカル調と、
ゲストが声楽調な歌い上げと、
さっきとは違う、独特なハモリに。

そもそも、これは二人で歌う曲では無い。

アンコール(なのか?)

”Lullaby"(Billy Joel)
英語。
最後はホストのソロ。
最後までこの路線。

〆に相応しく子守歌で、
優しく、ちょっとハスキーに、
それでいて、ウェットに歌う。

ラストは『グッドナイト』という、
流し目の殺し文句。


Chris Murrayのソロコン。

決して、好みな低音ではなく、
どちらかいうと、売りは高音だと思う。
でも、時折、聞かせる魅惑の低音が好み。


そもそも、1stアルバムを布教され、
その存在を知り、うっかり、
バルジャンを観に行き、
(それも二日連続)そこで、
家族ぐるみのファンサ(笑)を受けてから、
地味に追ってはいるものの、
なかなか生で観る機会が無かった。

幸い、CDやらDVDとメディアでは
ちょくちょく、登場しているけど、
今回、貴重なソロコンを聞けると課金。


生で観たのは、あの2回だけで、
舞台のバルジャンは燻し銀だったのに、
オフでは奥さんと幼いお子さんに見せる、
マイホームパパな爽やかな壮年のイメージだった。

が、今回、役に入ってない、
素を観たら、すっかりオヤジ化。

いや、体型は変わってないから、
そこまでのギャップは無いのだが、
もっと若さ溢れる印象だったのに、何時の間に。

確か、このギャップはKevin Tarteの時の既視感に似ている。
(TDVのSDで偶然、観たとき(本番はJanだった)、
ぴょんぴょん跳ねてたのに、
来日コンサートで来たら、
すっかり落ち着いてオヤジ化)


と、体型ギャップではなく、
キャラのギャップに驚いてしまった、
このオンラインコンサート。


あまり、ミュージカル曲はなく、
70、80年代ポップスから、
クラシックまでと幅広い選曲。

普段の客層に合わせているのか、
単に本人が歌いたいだけなのか、
洋楽カバーの路線がちょい、古め。

それでも、オリジナルの人達を、
思い出すことなく、アレンジして、
Chris節に仕上げているな、と思わせる選曲。

歌が上手い人は何を歌っても上手い、
という定説を改めて、見せつけ、
それでいて、MCでは、オヤジ!っと
思わず、ツッコミをいれてしまう。

そんなコンサートをオンラインとはいえ、
聴ける事が出来るとは思わなかった。

惜しむらくは、課金がギリギリになり、
名前を呼んで貰える権利に気づかなかった事か。
折角の機会だったのに、惜しい事をした。

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