備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

The bridge(全国公演 ひたちなか)

2021-04-29 19:16:50 | コンサート感想
出だしは朗読、というか群読。

まずは”ハングリーキャッツ”

と『キャッツ』繋がりだけど、
ミュージカルとは関係ないネコで、
マニアックにセメてくる。

味方氏の語りで始まるけど、
ちょっと、チャミさん風味が。

からの、『ひばり』『オンディーヌ』と、
更にマイナーなフランス文学戯曲。

でも、語り始めれば、
有名な部分なので、
『あ、あの部分かな』と。

両方とも、
少女が主役だけど、
本当に少女が演じる。
(本編が少女では無かったような)

からの、
『夢醒め』『ロボ庭』
というオリジナル2作。

まず『夢醒め』パート。
配達人の台詞を、
味方氏が語るので、お、本役、と。
(CDでしか聞いた事ないか?)

そのまま、遊園地の曲と、
やっと、聞いた事があるかな路線。

なのに、突然、
始まる体を使った
ボディパーカッション。

と、ちょっと度肝を抜かれつつ、
夢醒めメドレーが続くが、
どれも分かる曲なのが、スゴい。

テーマは夢。
夢で始まり夢で終わる。


『ロボ庭』パート。

といっても、『ロボ庭』の
テーマ曲をいきなり唄うだけ。

ただ、それを飯田弟が歌う。
田邉氏の一本調子な歌い方でない、
コンサートの1曲として、
チカラワザで、成立させるウタウマ。

更に、ファミリー向けコーナー。
『アラジン』『リトマ』とメンケンターン。

”新しい世界”
アラジンすら誰なのか分からない。
でも、若さは無いけど、
爽やかさがあるアラジャス。


”アンダーザシー”と
”パートオブユアワールド”
ボーカル男性(味方氏以外)
とボーカル女性は全員。

ここで、手拍子が自然発生。
何、この予習済みな客席。


で、再びマイナーコーナーに。
ファミミュコーナー。

”幕を開ける歌”という、
いかにも、ファミミュっぽい、
メロディーラインを歌い始める味方氏。
そっちがメインなんだろうな、という気も。

その後も、ダンスナンバーが続き、
ちょっと中弛みになるコーナー。

それでも、ジョン万の曲とかは
ソンダンではお馴染みだし、
聞けば、なんか聞いた事が。

ただ、最後が『カモメ』の
”自分を信じて”という、
宮崎氏作曲の楽曲は今風。


ダンスナンバー、コーナー。
このターンはガッツリ、ダンス。

”ラストダンスは私に”
色々なタイプが流れるなか、
中には王道な一曲も。

これが、味方氏と飯田弟との
デュエットで、踊りながら歌う。

味方氏のクラシックダンス(笑)


昭和三部作のコーナー。
3作から1曲ずつ。

しかし、どれも、
三木たかし感が強い。
全部違う作品なのに、
同じ作曲家、というのが分かる。

”いつか”『ノートルダムの鐘』
その流れで、この選曲。
アザトイ。

でも、飯田弟という、
本役に歌われると、
説得されてしまう。


ここから、最近の作品から。

”サークルオブライフ”『LK』
まー、早水さん居るし。
まー、盛り上がる曲だし。


”ブエノスアイレス”『エビータ』
途中のチェ部分も有るのかと、
思ったら、流石に台詞はカット。
いや、曲はそのまま流しながら、か。

実年齢な、等身大な、エビータ。


”儚い喜び”『アイーダ』
まさか、『アイーダ』で
コレを選ぶなんて。

普通なら『星のさだめ』
デュエット部分よりも長い。


”MOTN”『POTO』
清水@ファントム。

スゴいキレイに歌い上げる。
、以上。


"人間に戻りたい"『BB』
ここで、家具役で、味方氏登場。


"自由を求めて"『ウィキッド』
男性二人デュオになり、
歌詞もオリジナルに。

と言っても、語尾が、
女性口調でなく男性口調程度。

飯田弟と笠松氏という、
最後に美味しいペア。

”メモリー”『キャッツ』
早水さんじゃない、
という、そのくらいしか。

”ワン”『コーラスライン』
味方氏のラインダンス…。

アンコール
”ダンシングクイーン”『マンマミーア』
スタンドマイクを使う味方氏の図。


ソンダンシリーズの最新作。

セトリは東京公演と変わらず。
たぶん。

配信を観る限り、
仕事上がりの平日夜では、
眠くなるかな、と思ったら、
二階最後列から観ても楽しめた。

ファミミュの傘ダンスと
ダンスナンバーシーンは、
結構、中弛みが有ったけど。


女優陣は早水さんしか分からず。
他に、可愛い系ヒロイン枠と、
力強いヒロイン枠。

で、ベテラン枠が早水さん。

男性陣は
ベテラン枠に味方氏。
チャミさんと同じ枠だけど、
ナマで観るならコッチだな。

退場の仕方とか、
踊れてるようでズレてたり、
なんか、色々と面白い、
目が離せないモノを観た感(主語略)。

で、シンガー枠が、
飯田氏、弟。

ま、ハズしようが無いけど、
歌うまで、分からないし、
歌っても、分からなかった。
(ロボ庭で判別)

舞台衣装でない、
私服っぽい衣装では、
判別が不可な役者枠。

一応、この公演を買う
決め手だったんだけど。


お試し枠?で、清水氏。
安定のウタウマ枠だし、
怪人は意外だったけど、
意外、という感想しか無い怪人。

ただ、メインで、もっと観たい。


更に、ダンサーだけど、
シンガー枠で笠松氏。

コッチの方が印象は強いか。


ナマで観れば、結構、面白いし、
アジさんなら、ちょっと、リピート検討、演目。
というか、アジさんしか、見てない。
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