備忘録

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『hairspray JR.』

2016-09-18 10:10:57 | 国内ミュージカル
Wikipediaを読んだ方が早い、
ネタバレなあらすじ。
(或いは映画を観た方が早い)

バルティモアに住む女子高生、トレイシー。

変わらない日常を過ごしながら、
唯一の楽しみはテレビの”コーニー
コリンズショー”を友達のペニーと観ること。
そして、出演することを夢見ていた。

そのショーでは、男性アイドルのリンクと、
女性ダンサーのアンバーが踊っており、
アンバーの母親、ヴェルマが、
プロデューサーで番組を仕切っていた。

ある日、番組オーディション
があるという事を知り、会場へ。
しかし、オーディションで求められているのは、
自分のような体型では無かったことを知るトレイシー。

居残り教室で、アフリカ系のCJ
とそのダンスに出会う。
そのダンスを取り入れ、
校内のダンスパーティで披露。
それをコリンズに見いだされ、番組に。
そこで、アンバーよりも目立ち、レギュラーに。

そのまま、ミスターピンキーの
モデルにもなり、周りの目が変わり始める。

そんな、ある日、CJの母親の店に行き、
(名字が違うので、単なるオーナーかも)
テレビで白人と黒人を一緒に映ることを思いつく。
それには反対し、去るリンク。で、失敗し、収監。

そこに、リンクが現れ脱獄するトレイシー。

コーニーコリンズショー、全国生中継の日、
ヴェルマの目を盗んで、収録に進入するトレイシー。
そのまま、踊り、一気に一位に。

しかし、一位になることは重要でない、
と答え、止まらない鼓動を刻み、幕。


女性陣がトレイシーを初めスゴいハマる。
(実際、トレイシーはダブルのちょっと太めな方)
リアルでトレイシー達と近い年代であることを
差し引いて、ソロの延びとかキーの高さが合う。

もちろん、JR版で編曲したり、
マイクの調整もあるのだろうけど。

ただ、母親役になると、台詞廻しに
ムリがある人と、問題ない人に分かれる。
この違いは分からず。

一方、男性陣が。
父親やピンキーになると、ムリが生じる。

また、同級生も、ソロになると、
突き抜ける高音がない。
あと、半音高いと良いのに。

でも、ハモリがきれいに聞こえる。
最初から、主旋律でなく、
ハモリパートを歌ってる?

そんななか、コリンズ役が上手い。
セカンドクレジットなのは、実力?

そして、エドナが色んな意味でオイシ過ぎる。


専門学校公演とはいえ山田演出なので、
普通に金を取れる舞台。(チケット代払ってるけど)
『ウェディングシンガー』系のイメージ。
それに、『メンフィス』的テーマが入る。

特に、顔を塗らずに上演。そのため、服装や台詞から、
黒人と白人の違いを判別。それが、結構、難しい。
やはり、そこは明確な方がわかりやすいかも。


映画とだいたい同じ展開。
それでも、”ドールハウス”の件は分かりづらい。
削った部分が有ったらしいが、そこに入っていたのか。
むしろ、何処を削ったか、曲で確認しないと。

ミュージカル版のアラスジが分かったので、
何語でも良いので、普通のミュージカル版を観てみたい。



で、このエドナをUwe氏がやったのか。
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