『レディ・ベス』(石丸@アスカム・二回目)

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花總@ベス
もう可愛い路線は諦めたのかという、
最初から威厳ありまくり路線。

もちろん、最初はああいう衣装なので、
少女に見えなくもないし、それ以上に、
あの衣装を着ても違和感の無い演技。

ただ、男装・特訓シーンは可愛い路線。
流石、元娘役。なんだろう、ツボを押さえた演技。

で、何が威厳を感じさせるのかと思ったら、
それほど高音ではない歌声だから？
聞いていて、高音がツラいなと感じる処が少なく、
全国後半で無理のない発声をしているのかも。


山崎@ロビン
道化というか一つ一つの口調が片言で、
ベスとの出会いシーンがオートマタみたい。
ただ、それが段々エスカレートしていき単なるバカキャラに。

そんなバカキャラ路線なのに、
唄うと歌声は色男。マリウス声というか。

後半は普通にベスの相手役として、
申し分ないだけに、なぜにそういう路線なんだろうか？
これはベスによって変えている？

未来@メアリー
迫力が増えていた。
帝劇では上から目線と感じたが、
全国公演後半で更に、ドスが効いた声に。
完全に地を這うような女王様路線。

話の展開上、２幕後半ではベスと和解するのだが、
あれだけ高圧だったのに、アッサリ折れる感が強い。
病気は人を変えるといった処か。


石丸@アスカム
存在感をアピールというか、省エネな演技。
歌・演技も外さない代わりに大変に安定。

舞台で聞くと、鼻声なイメージがあったが、
今回観ていてそれは感じなかった。実は調子が良かった？


シングルキャストは感想は、コチラに。

二階最後列からの観劇。
帝劇のB席最前くらいの距離感。
帝劇同様、後方から観ていたが、
特に、違いは感じられなかった。

ただ、当日券のみで売り出される、
８席らしく、かなり狭い。