備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『真夏の大運動会』

2010-07-25 23:30:57 | 国内ストプレ
今井。実は主演?普通に歌謡曲や民謡など歌ったりするが、立ち位置はメイン。゛会津磐梯山゛は流石に歌うと一人目立つ。一幕では、縄跳びにも申し訳ない程度に参加。結構、トーク・ショーなど見せる素に近い演技なので、何処までが演技やら。お約束ギャグをスベロウが何しようが、きっちり脚本の場所でこなす。二幕はかなり参加。ただ、『PQ』の時にも感じた他の人との微妙な振りのズレは楽しむところか?基本、後ろのテントから観ている役のため、観客ポジションだが、普通に観客として楽しんでいる模様。さりげなく、クリエ初登場(レミゼイベント除く)

北村。『M・A』のラパン婦人のイメージが強かったが、今回でコブシを効かせる演歌イメージに。貴重なソロが゛会津磐梯山゛って…。ただ、それでも歌うと他の役者とは声量が違うので、『あぁ、ミュージカル女優だなぁ』と感じる。そして、側転まで披露するとは思わなかった。

本間。司会者役のため、ゲスト配置なのに目立ず。それでも、タップでは、軽くステップを踏み、重み(重力)を感じさせないのは流石、ダンス担当役者。

一番の目玉は゛けんばん君・ザ・ミュージカル゛
出演者が今井氏を含め全身白タイツで出てきた時はどうしようかと思ったが、それでも、あの、いかにも日本創作系ミュージカルは一見の価値あり。一応、メイン役だし。ここで笑う人達はかなりの確率で今井氏のファンかと。そして、演技後のゼイゼイ感がものすごい。また、北村さんの白鍵に憧れる黒鍵の歌が、これまた、ミュージカルになっているのが…。最期には、本間氏のソロまでも登場。歌わせるのか、本間氏に。

ノリはマッスル・ミュージカルだが、生で観ると迫力が違う。初日ということで、出演者の関係者が多そうと思わせる客席。そのため、テレビを観ている感覚で思ったことを声出す客が多数。その分、普通に歓声や反応が大きい。
種目リストを見ると、やらなかった演目もあるので、その辺は出演者の状況により日替わりか?
開幕早々に観た方が、失敗は少なそう。中村JAPANの人達はプロなので、あまり差はなさそうだが、役者陣や一般公募陣はどうなることやら。
観客参加型舞台は初めてで、最初は一歩引いて観ていたが、紅白に分かれると妙に対抗意識が出てきて、自然と熱が入るのは製作側の思うツボ?紅白で勝ったチームから先に劇場を出れるという条件が、リアル過ぎて一層、参加に熱が入る。
二重の回転盆を無駄に使用。あのスローな動きの盆に乗って移動する様は、なかなかシュール。

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2 コメント

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運動会 (SH)
2010-09-05 18:55:35
dachoさま、

ご覧になったのですね。で、結局楽しかったみたいですね。よかったよかった。「お約束のギャグを滑ろうが何しようが。」というのに笑い舞いました。スベル今井さん可愛いです。本当はプロとしてはいけないのでしょうけど、、、。こうして今井さんも喜劇のセンスを磨いていかれるのでしょう。か?
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楽しみました(笑) (dacho)
2010-09-07 03:07:56
ストーリーに関しては…でしたが、生で観るとなかなかの迫力でした<マッスルミュージカル

また゛けん盤くん・ザ・ミュージカル゛では、今井氏がオリジナルミュージカルを歌う、貴重な機会だったのかも。

ただ、今後、シェイクスピア等の喜劇に出るには、まだまだセンスを磨かないと。
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