
今年最後の栃尾市半蔵金取材を敢行する途上、長岡市郊外で撮影した写真。
朝の冷え込みはそれなりに厳しいものであった。夜間少し降った雪は結晶も
くっきりと見えるもの。だいたい冷え込みの厳しい時に見られるものである。
冷え込みが厳しくとも、天気がよい朝の東山丘陵は美しい。長年の経験で
そのことを知っている。この朝の東山もいつも同様美しい風景を見せていた。
これから日の出を迎えるというその直前の薄明るさの中で、風景はさながら
水墨画を思わせるような雰囲気を漂わせ、シャッターを押さずにはいられな
いような雰囲気を出していた。
【管理人より】
今回は掛け軸のようにトリミングしてみました。実際アップしてみないと
どうなるのかわかりません。サイトをご覧の皆さんで、同様に写真をアップ
することがありましたら、試してみたらいかがでしょう。今回失敗でも、
またチャレンジしてみようと思います。内容によっては面白いものになるか
も知れません。今回はそんな実験の意味も込めて掲載しました。
下のものは今回の写真の元になったものと、同じタイミングで撮影してい
る他のものの一部です。よろしかったら。
写真①(今回のものの元データ)
写真②(日の出間近の空が入ったもの)
写真③(写真①のものに近い別物)
<写真撮影:2005.12.30> 2005年 地理の部屋と佐渡島
日本全国の離島にも単品では素晴らしい素材があると思います。
それを如何に融合して、芸術的な深みを演出できるかが
離島振興の一つの鍵ではないかと思っています。
各島々の素材、その融合、芸術的深み。
一つのカギ。
いかにして離島振興がかなうものか、
今年一年折に触れて考えました。
なかなか良いアイデアが出ません。
離島、中山間部等々、過疎地域として
忘れられているところが実に良いとこ
ろであること。
もう少し焦点が当たっても良いものと
思っています。田舎暮らしと簡単に言
いますが、現実は厳しいものがありま
す。
しかし、そういったところでも充分満
足のいく生活ができるんだという再認
識を..と願います。
自然と共に、身の丈にあった生活。
今はこれへの憧れが自分の関心事の一
つであります。