地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震94「JR上越線・榎トンネル」

2004年12月28日 19時09分22秒 | 新潟県中越地震
信濃川右岸をのぼり方向に見ていくと、妙見堰を通り過ぎて程なく、上越線は榎(えのき)トンネルにはいる。

 12月末に来て上越線・飯山線、そして上越新幹線が全通した。広範囲にわたって甚大な被害が出た割に2ヶ月あまりでの復旧。工事に携わった方々に感謝である。

 12月19日(日)の段階では、写真の榎トンネルは工事中であった。上越線の回復約一週間前であるから、すでに最終点検の段階だったのであろう。しかし、写真からもわかるが、トンネル内はパイプでしっかりと足場を組んであった。この日も脇に数台の工事関係車両や発電機などがあった。

 しかし、トンネルは本当に大丈夫であったのだろうか?実は、長岡市妙見町と小千谷市浦柄の間の崖崩落は大変なものである。外から崩れている斜面を見ると開通を疑いたくなる。推測するしかないが、トンネルの強度は相当なものなのであろう。並行して走る国道291(旧17号)号が崩れ落ち、復旧のめどが立っていないのと比べると対照的である。何はともあれ、少しずつでも進む交通網の復旧は、地元としてはありがたいことである。

 つい先ほど大きな余震があった。私は二階にいたせいか揺れを大きく感じた。タンス等がかたかた言って揺れている。イヤーな感じである。時折だが最近再び余震を感ずる。震度4→震度3→震度3と長岡はここ一週間ほどの間にしっかりとした揺れを感じている。まだ終わらないのか。せめて年は越さないで欲しい。
また今夜も眠りの浅い夜になりそうだ。

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