ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。920
山野を歩くと時に小さな地形形成の実験場のような風景に出くわす。
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写真はドンデンのアオネバ登山道入口へと向かう道沿いの風景である。採石場から出てきた細かい砂利置き場。礫と言うよりは砂に近い粒径のものが広く取り残されている。時折雨が降ることによって、その真っ平らであったであろう広場が侵食され、小さな流れの跡を残している。
デーヴィスという学者が「地形の浸食輪廻」という説を提唱している。地理学の世界では古典的学説だが、幼年期の段階を彷彿とさせる。水は正直である。地表に降り降りたらまずは低いところ探しをし、たまり、流れる。その流れは固定化され、小さな谷からまずは刻みはじめ、その他にはやがて深く成長する。日本全体は彼の説では壮年期と呼ばれ、まさに変動帯の中にあって起伏の最大期を作り出そうとしている。
自然は面白い。机上の理論では無く、現場に出て初めて想像をたくましくする。植物や昆虫ばかりに目を奪われている地理佐渡であるが、たまにはこうした遊びもしたい。いや、むしろこっちが本業だろうがと、言い聞かせたい(笑)。
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【地形の浸食輪廻・参考サイト】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%BD%A2%E8%BC%AA%E5%BB%BB
ウィキペディア/地形輪廻
http://ebox01.miyazaki-c.ed.jp/cts/develop/work/work33/erosion1.htm
河食による地形=侵食輪廻
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/14165/1/49_p157-167.pdf
PDF 地理学的輪廻説の再考察
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写真撮影:佐渡市ドンデン
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2016年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_920
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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物理学的には、浸食がおこって、当然ですね。
雨量、傾斜角度、表面の硬さなどの要因で、複雑な地形が、形成されるのでしょう。
朝っぱらから、激しい雨音で起こされました。
今日は、どんな、空模様になるのでしょうか。
今朝はしょぼしょぼ雨でキジ観察からラジオ体操はお休みです。
川原の砂浜をみて自然が作る芸術作品を見せて貰いました。
綺麗な砂利は砕石場からのものですね。
海の砂浜とまた違った美観ですね。
何時もお越し頂きコメントや応援を有り難うございま~す。
最近は暑かったり涼しかったり気温の変化が激しのでお互いに体調管理に十分気を付けて過ごしましょ~!
@('_')@自然が作り出す面白い現象ですね。
最初は海辺かと思いましたが山での出会いなのですね。
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!(*^_^*)!
◇ご覧頂いた感想も宜しくお願いしま~す!
素適で楽しい週末を、お過ごし下さ~い!バイ・バ~イ!
写真を撮るようになってから、色々なものに興味をひかれるようになりました。
サイズ感が分からないのですが、川部分で十数センチくらいでしょうかね。
私も山野草も大好きですが、砂場や河原の砂利
の作り出しているしなやかな模様を見るのが
大好きです。ああ、なが~い砂浜も恋しいです。
火星の表面の写真とか…を思い出しました。
今日の予定 恒例の井の頭公園ストリートライブ
疲れからか?声が出ずらい事で中止に成りました
今朝 早朝散歩出掛けました
北風で東京湾は荒れて居た様です
明日はプロ的営業が有る様です
体調には気をつけなくてはネ~
息子 大和ちゃんは移らなかったかな~
明けました。今朝は朝から晴れ上がっ
ています。週末も仕事。この後遅い朝
食ですが、済ませて出勤です。
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■mcnjさんへ。
はい。身の回りに色々ある裸地を観察
しますと、規模は小さいですが様々な
地形のモデルを見ることができます。
それがまた面白いです。
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■つちやさんへ。
久しくこうした風景を紹介していませ
んでしたが、以前は時折したものです。
たまには地理佐渡らしいネタで記事を
出さなくちゃと...
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■多摩NTの住人さんへ。
そうなのです。身の回りの地形とその
形成メカニズムが想像できるのは、こ
うした小さな風景を撮影することで果
たせます。楽しいです。
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■ひろし爺1840さんへ。
はい。今回の写真は海辺では無くて、
ドンデン山へ通ずる山沿いの道ばた
でのことです。採石場で生み出され
た小砂利をためておく広場で見まし
た。
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■koyukoさんへ。
僕はブログのおかげですね。とにかく
色々なものに興味を持って記録してお
く。そして、記事にしておく。結構
手間もかかりますが、長い間に蓄積さ
れたデータは財産です。
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■山ぼうしさんへ。
書かれているとおりです。川になって
いる部分は幅数十センチです。流水と
砂の造形。色々なところで見ますが、
芸術的な世界が待っています。
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■karinさんへ。
越後は梅雨明けしました。是非越後の
浜辺に来てください。寺泊なんかは
砂浜が長いですよ。
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■ディックさんへ。
ありがとうございます。時々こうした
記事を出さなきゃ。なんて思っています。
時間があれば色々な土木現場などを
回りたいのですけどねぇ。
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■yokosuka安人さんへ。
そうでしたか。残念でしたね。
でもファンは暖かくそれを見守り、
応援していることでしょう。
さて、越後は梅雨明け。関東地方
より早くなったようですね。でも、
そちらももうすぐでしょう。
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