Candle

今日は仕事の後　
神宮寺に行きました
地震の被災地から500km離れている
松本からの祈りです
法要です

お寺の本堂には
ろうそくが並べられていました
ろうそくの炎が
丸木夫妻の原爆の図を照らし
恐ろしい…　悲しい…
とにかく　そこにいないと分からない
ある雰囲気を作っていました

キャンドルジュンさんが
もっと近くで　みなさんで円になって見るといいです
というので一番前で見ました
大きなろうそく　小さなろうそくが
それぞれの揺らめき　
そして独特の光を放っていました
ろうそくを見つめていると
何故だが　ろうそくに吸い込まれそうに
というか　炎のめらめらが僕の目をくらませ
自分が宙に浮くような感覚となりました
幽体離脱のような不思議な感覚に

高橋住職とジュンさんの対談を通して
二人の思想を知りました
そして
同時に自分の思想の愚かさも
思い知らされました

ジュンさんが
地震によって
自然の猛威を常に知らせてくれる環境である
日本の地に誇りを持ちたい
人間の無力さを気づかせてくれる大地に感謝したい
そんな話を聞いたとき
少しハッとした気がした

短い時間でしたが
今日は本当に貴重な時間を
過ごすことができました