イラクでトラックの運転手をしているポール・コンロイ。
ある日彼は何者かに襲われ、気がつくと棺の中に入れられ
どこかに埋められていた。
彼は手元にあるいくつかの道具を使って脱出を試みる。
(Wikipedia)
まず、タイトルがあって、それ終わりでしばらく黒味が続く。
CSで見てたから、「あれ、落ちた!?」と思いき
ロゴマークは載っていたのでこういう演出ね。
しばらくすると、かすかに音楽なのか何かの音が聞こえ
それからまたしばらくすると主人公ポールのうめき声などが聞こえてくる。
それだけでオレの目を奪っていた。
出勤前の身支度中、ドライヤーを止めて、凝視。
と、ライターの音がして、顔をやっと見ることができた。
「手元の道具」とは、ジッポと携帯。
この携帯はポールのではなく犯人が入れたもの。
これでいろんなところに連絡してみるのだが
妻の携帯は留守電、もちろん自宅におらず
ポールの会社に連絡するも軽くあしらわれ
FBIに連絡を取ってみるがこれまた軽いあしらい。
そこへ犯人から連絡が入り、ポールの仲間の女性が
撃ち殺される映像が送られてきて
気力を一瞬無くすも、再起。
そのうち、拉致誘拐担当と連絡が付くが
ポールはなかなか信用できない。
何人救って、何人ダメだったかを聞き出す。
救った人の名前を聞き、何とか信用した様子。
そんなやり取りが続き
上では爆撃が起きたのか、棺の蓋が壊れ始める。
砂が流入してきて、まさに危機迫る。
こんなネタバレよくないよな。
もう見る気無くすよな。
でも、すべて棺桶の中だけの映像なのだ。
もちろん、いろんな角度から撮っているのだが
そういう意味では、アングルの表現がうまくできていたな。
こういうのはきっと映画館で見たほうが良かったのかもしれない。
あと、製作はスペインというところが奇妙奇天烈。
『Buried』が原題。
お試しあれ。