ブログのタイトルを後で考える

長らく使っていたブログのタイトルを2023年3月21日に変更しました。何か思いつけば、新しいタイトルに変更します。

新月発展のために必要なこと

2005年06月26日 | 新月
 新月プロジェクトのリーダであるFuktommyさんも述べていますが、新月プロジェクトは今、大きな岐路に立たされていると考えています。現状の問題を解決し、状況を打破する必要があります。具体的な問題として、ユーザ数が確保できない、新月プロトコルの曖昧さの顕在化、新月プロトコルの実装が少ない、といったことがあります。

 RinGOchは台湾で取り上げられ、議論されているそうです。しかし、新月は、はて...。新月の現状としては、まだまだユーザ数は少ないです。ユーザを確保することが目標の一つと関係者の間で考えられています。

 というわけで、今の新月の問題を少し考え、まとめてみました。

 現状の問題の一つとして、ユーザ数が少ないです。メンバーがかなり固定化されいるという話です。ユーザ数を確保するためには、ユーザが簡単にインストールできて、使える新月プロトコルの実装が必要です。大部分のユーザはWindowsを使っているでしょうから、クリッカブルのアプリケーションにする必要があります。現状の新月プロトコルの実装は、朔がクリッカブルのアプリケーションとしてがんばっています。その点、Seleneはまだまだサポートが不足していたと思っています。

 現在、開発中の十六夜のインストールは、プログラムの開発系の人、サーバ運営者でもない限り、インストールはかなり困難だと考えます。というのは、サーブレットコンテナをインストールして、デプロイ、サーバの稼働をしなければならないからです。マニュアル通りにやっても、こけることが多々あることですから、慣れていな人には厳しいです。そのためにも、十六夜もクリッカブルのアプリケーションにする必要があります。ユーザへの導入コストはできるだけ小さくしなければならないと考えます。

 十六夜の開発で僕ができることといえば、MacOS X、Linux向けのディストリビューションの作成をすることです。それをサポートしたいと思います。サーブレットコンテナ同封のディストリビューションにしたいと思います。十六夜は定評あるサーブレットコンテナを使うことができるので、アプリケーションを堅牢にすることができます。Seleneみたいにスクラッチから書かれていないので、がたがたしていません。個人的に十六夜の登場は、ユーザを確保するための原動力になると考えます。

 そして、現在進められている、新月プロトコルの文書化、技術文書の登場は新月プロトコル実装者へ影響を与えます。明確なプロトコルと、解説文書の登場は、新月プロトコルの実装の登場を促進すると考えます。文書化されることで、開発者が増え、新月の実装が数多く登場し、にぎやかになればそれはよいことです。今行っている文書化の作業は、ユーザ数確保にも影響してくるので、ぬかりがあってはならないと考えます。

 これらの問題はこれから少しずつ解決の方向へ向かうと思います
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