ブログのタイトルを後で考える

長らく使っていたブログのタイトルを2023年3月21日に変更しました。何か思いつけば、新しいタイトルに変更します。

タペット調整が決まらない

2008年05月27日 | CB125T
 エンジンのオーバーホールが終わってから、タペット調整をずっと詰めている状態にある。タペット調整をするためにシリンダーヘッドカバーを何回開けて、クリアランスを調整しただろう。なかなか調整が決まらない。

 ギュルルンとエンジンから音がする問題があったけど、これはカムチェーンが緩いから音がするということがわかった。バルブタイミングは確認したけど、カムスプロケットの位置は問題がなかった。でも、カムチェーンをほんの少しきつく締めて、タペット調整をしても、調整が下手なせいかタペット音が消えない。

 かといって、カムチェーンを自動調整して、タペット調整をしてもタペット音は静かになってくれるけど、ギュルルンという音が出てくる。うーむ、難しいな。片方の問題を解決すると、一方の問題が表面化する。

 カムチェーンをきつく締めた場合、フライホイールを回して圧縮上死点を出すことがとても難しい。というか無理だ。TL/TRマークにうまく合わそうとすると、くるっとフライホイールが回ってしまって、圧縮上死点で固定することができない。どうしたらいいのだろうか。

 カムチェーンを自然に緩めると、圧縮上死点でピストンを固定することができて、タペット調整ができる。でも、ギュルルンと音がするし、きちんとしたカムチェーンの張りでタペット調整をしないといけないから、ジレンマだ。うーん、どうしたものか。

 もう、いっそうのことバイク屋に頼んでしまおうか。でも、似たような結果になったらそれはそれでショックだ。悩ましい。
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エンジンオーバーホール終了と試走インプレ

2008年05月18日 | CB125T
 今日、エンジンオーバーホールの最終工程のタペット調整を終えた。仮組自体は2週間くらい前に終えていて、そのときエンジンがかかることは確認していた。しかし、タペット音がひどくカチカチうるさかったので、タペット調整をする必要があった。今日、なんとか時間が比較的できたのでバルブクリアランスを調整した。

 タペット調整でいつも思うのは、フライホイールを回すときに、圧縮上死点マークをあわせるのが難しいことだ。ゆっくり丁寧に回さないと、圧縮が抜けて、フライホイールが回ってしまう。そんなことで、15分くらいフライホイールを回して、圧縮上死点でピストンを止める作業で時間を取られた。それから、シックネスゲージでバルブクリアランスを調整して、作業を終了した。

 今回、タペット調整を工夫して、タンクを降ろすことなく作業ができた。サービスマニュアルではコイルを外したり、タンクを外したりとあれこれ脱着しなくてはならい。でも、タンクを少しだけ上に持ち上げるだけで、CDIユニットやコイルを外すことなくヘッドカバーを開けることができるのがわかった。何よりも、フューエルチューブを外さないで済むのがいい。

 で、タペット調整を終えて、それからチェーンに注油した。その後、試しに暖機運転をしてみることにした。チョークを目一杯に引いて、2速で数メートル押し掛けでエンジンが回りした。今度はうるさかったタペット音もしなく、ばっちりな気がする。実はタペット調整をするとき、クリアランスを設定してから、1回転回してから再確認するのをすっとばした。いやまぁ、面倒で、回してクリアランスが狂っていたらということで手を抜いた。

 ただ、暖機運転で気になったの点が、回転数が4500rpm程度までしか上昇しないことだ。以前、暖機運転時は5500rpmくらいまでエンジンの回転数が上がっていただけに、その点が気になるといえば気になる。それと、もう一点気がついたことは、エンジンの音がなんか聞いたことがないような音になっていることだ。なんというか、Vツインのエンジンを回しているかのような、ギュルルンという感じの音がする。実はこの音が、CB125T本来の音だったりして、いや、どうなんだか。

 もしかすると、片肺だったりするんじゃないのか、とかいろいろと考えたり、調べたりはしている。でもまぁ、マフラーは両気筒とも暖まっているから、燃焼は問題ないじゃないんだろうか。そもそも片肺だったらアイドリングはしないだろう。

 ものは試し、ということで、大学に日曜日といっても用があるので、エンジンオーバーホール直後のほやほやCB125Tでいってみることにした。実にエンジンがかからなくなって2ヶ月半余り、久しぶりに愛車にまたがれるのは嬉しい。行く直前になって、チェンジペダルを固定するポッチの位置がずれていて、それを調整した。よし、準備万端、これまたエンジンを押し掛けて数分暖機運転をした。

 1速に入れて、恐る恐るクラッチをつないでみた。そうすると、なんというか前と違って半クラッチでも力強く前に進もうとエンジンが回っていることがわかる。んで、2速、3速とギヤを上げてみる。うーむ、なんか懐かしい吹け上がり感だ。でも、信号で止まるとアイドリングが不安定で、止まりそうになる。出発して数分、まだアイドリングを調整するわけにはいかない。

 道が込混んでいることもあって、信号待ちのときにアイドリングを1500rpmに調整してみた。エンジンが回り始めて15分位経ったところだったので、タイミング的には問題はない。アイドリング調整後、エンジンが止まらなくなったので、問題はないだろう。そして、見通しのいい直線道路で60km/hまで回してみた。しかし、なんか音の割には加速が悪いような気がする。クラッチの調整が悪いのかなぁ。チェーンはたるみは規定値内で調整したし、何だろうか。やっぱりエンジン関係のトラブルが発生しているのか。

 ひとまず、トラブルもなく大学に到着できた。それにしても、エンジンからVツインみたいな音なのが気になるなぁ。前はこんな音だったけ?と疑問の念を持つ。

 そして、今に至る訳だけど、まずはエンジンが無事に回りだしたことを喜ぼう。細かい問題点はこれから考えることにする。まずは、ピストンを交換したので慣らし運転を100km程度しよう。
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