ブログのタイトルを後で考える

長らく使っていたブログのタイトルを2023年3月21日に変更しました。何か思いつけば、新しいタイトルに変更します。

キャブレターの同調

2011年05月03日 | EX-4
 以前、燃費改善作戦ということでエアクリーナーエレメントの交換を行い、燃費が元に戻った。今回は、長年調整されていないであろうキャブレターの同調をとることで、燃費の改善を行いたいと思う。といっても、同調をとったからといってそこまで期待できるわけではないが...。

 長時間アイドリングをさせないといけないため、人気のない場所でやるほうが何かとよい。というわけで、休日の某所を間借りして、作業をした。ここだったら、休日はほとんど人がいない。自宅からバイクを動かす過程が暖気そのものなので、場所に着いたら、暖機運転は同時に終了している。これは、都合が良い。

 早速、タンクを降ろして、バキュームゲージを接続した。部品配置を見れば、1番か2番かわかると思うが、上の画像が1番、下の画像が2番に対応している。





 キャブレターの同調中は、タンクを降ろしてるためガソリンをタンクから供給することはできない。その対策として、ジェットオイラーにガソリンを少し移して、それをフューエルホースに挿してガソリンを供給する。挿さっているドライバーの部分は空気穴になっていて、ガソリンを入れるときにはドライバーを抜いてやる。あとは、キャブレターが吸い込むと、ガソリンが流れていくという寸法だ。



 エンジンは暖まっているから、スタートさせるだけだ。ゲージのレギュレータを調整して負圧を測ってみると、やはり微妙に左右で負圧に違いがある。

EX-4 キャブレター同調 調整中 (Carburetor calibration, adjusting)

 アジャスタをドライバで慎重に回しながら、同調しそうな締め込み具合を探す。注意して調整をしていくと、アイドリングが高くなる点がある。そこをゲージで確かめると、だいたい負圧に差がないところになる。

EX-4 キャブレター同調 調整後 (Carburetor calibration, after adjusting)


 同調をとってみると、ひとまずわかるのはアイドリングが上がるくらいか。現時点でわかるのはそれくらいなもので、素人なのでそれ以外のセンサは作動しないようだ。というわけで、タンクをのけって元に戻した。

 同調後のEX-4の感じだが、加速がよくなったのは体感できる。グーンと加速するところの勢いがよくなっている。なにはともあれ、キャブレターの同調は経年変化で狂ってくるものなので、ここらで調整できたのはよかったと思う。
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現在のEX-4のオドメータ指示

2011年05月03日 | EX-4
 現在、自分のEX-4のオドメータは、30487kmを指示している。実は、この数字は積算の走行距離としては正しくない。自分でもたまにこのことを忘れてしまうことがあある。だからといって、個人取引で譲り受けた車両のため本当の走行距離はわからない。

 事実として分かることは、前の所有者によれば36000km程度のものを購入し、その後、5000km走行したそうな。その時点で、走行距離は41000になっている。しかし、メーターがいたずらにより壊されたため交換しているらしい。自分の手元に来たときに、オドメータは20900kmを指していた。おそらく、自分の元に来たときには、積算走行距離は41000km前後だろう。

 車検証を見るに、走行距離の増え方として、過去2回の車検で1万kmも増えていない。あまり乗られてこなかった車両だと思う。ただ、それ以前はどうなっているかはわからない。

 自分がこのEX-4を手にしてから、驚くべきことに1年間で1万kmも走行した。CB125Tで6000km/年、GPX250R-IIで8000km/年だったので、かなり走りこんでいることがわかる。GPX250R-IIは通学に使用してこの走行距離で、EX-4は今年3月まで通学に使用せずにこの距離だから、自分の中ではかなり走っていることになる。

 さすがに5万kmを超えた車両ということで、いろいろとガタ来ている感がある。例えば、タペットの音が結構うるさくなってきている。そろそろバルブクリアランスの調整が必要かな、という感じがする。あとは、チェーンとスプロケットか。ドライブ側は進行方向に沿って歯が偏摩耗している。チェーンもシールのゴムが痩せており、状態があまりよくない。しかし、1万km走行した割にはマメなチェーンメンテが功を奏してか、まったく伸びることはなかった。1回張り直した位だ。

 というわけで消耗品交換時期に差し掛かっている。しかし、幸いなことに、これで済んでいるのは前所有者がかなり手入れをしていたらおかげだと思う。その証拠は、譲り受けたサービスマニュアルだ。手元にあるサービスマニュアルはバイブルそのもので、キャブのセッティングやメモ書きがページのいたるところに部品番号と共に書かれている。本の状態と相まって、メーカーの指南とユーザーの体験が織り成すよい作品となっている。







 車体も積算走行距離が5万kmを超えて来た。ここから長く維持していくには、こまめな手入れが大切そうだ。走行距離にとらわれず、目の前の車体の情報を元にエンジンオイルに始まり、チェーン、タイヤ、ブレーキ等々、定期的に交換・点検してこれからも整備していこうと思う。
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エアクリ交換で燃費が戻った

2011年05月02日 | EX-4
 「最近燃費が悪い」で、EX-4の燃費が悪いことを書いたが、エアクリーナーエレメントを交換することで燃費が元に戻った。エレメントを交換したといっても、譲り受けたときに装着されていたK&Nのリプレイスメントフィルターを付けただけだ。古いエアクリーナーエレメントは、専用の洗剤で洗ったにも関わらず効果がまったくなかったので、相当汚れが浸透していたのだろう。

 K&Nのフィルターは以前、EX-4につけていたがこいつは純正のフィルターと比べて明らかに吸込みが違う。高速域で吸込み音がわかる。そのせいもあって、燃費が少し悪くなる。当時で24km/l位だった。今回はどんなものになるだろう。少なくとも純正の掃除したエレメントよりマシになればいい。もし、燃費が元に戻るのであれば、新品のエレメントに交換しよう。

 で、ツーリングに出かる機会があったため燃費を測ってみたところ、22-24km/lとおおよそ交換前の燃費程度には戻った。やっぱり前のエレメントの汚れがひどく、詰まっていたのだろう。燃費がとてつもなく悪くなり心配していたところだったので、安心した。

 燃費改善作戦ということで、今度はキャブの同調をとろうと思う。バキュームゲージとホースをどこにしまったか...。
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